日が沈むまでと沈んだあと
連続投稿です。今回はだいたい会話だけです。ご了承ください。ちなみにあと一回ぐらい挟んだら皆んな大好き掲示板回です。楽しみに待っててね。
あと、だいたい朝の6時と夜の19時に投稿するので気長に待っててください。
急いで洞窟に戻ったら、結構ギリギリで洞窟についた。そして、日の光に焼かれる前にさっそと洞窟の奥へと向かう。
洞窟の奥でツキノワさんに相談をしに行った。その内容は
「なにぃ?スケルトンの死体を使わせてほしいだぁ?なんのために使うんだ?」
「はい。とりあえず、自分の武器の作成をしたいと考えています。使ってもよろしいですか?」
「その武器は人間相手にも使うのか?」
「はい。そのつもりです」
「そうか......よし、いいだろう。魔骨を使わせてやる」
「ありがと「ただし!」うございます?」
「俺がそばにいることが条件だ。俺が近くにいない時は諦めな」
「はい。わかりました。それでは、魔骨が保管してある場所ってどこですか?」
「こっちだついてこい」
そういうとツキノワさんは洞窟の奥へと進んで行った。...壁を通り抜けて。慌ててツキノワさんのあとを追いかけていくと壁を見事に通り向けた。その先には。
《ダイキは隠しエリア《スケルトンの墓場》を発見した》《初発見者報酬でSPを50獲得》
50!!一気に桁おかしくね?俺が混乱しているとツキノワさんが
「ここは名前の通りスケルトン達の墓場だ。俺の生前の同胞達のスケルトンの魔骨もある。こいつをお前さんに託すから、できればあのクソ野郎を殺してくれ」
《シークレットクエスト《亡国の騎士団長の願い》このクエストは一回拒否すると二度と受けることはできません》
「わかりました。いつになるかわかりませんが、必ずやその願いを叶えます」
考える必要なんてない。この人に俺は恩がある。この人の願いを叶えてやりたい。だからこそ悩む必要なぞなかった。
「そうか、受けてくれるか。やつは今は|《カリディスト公国》ってところの王様だ。相手が相手だからいつになってもいいが、自分の言ったことは絶対に違えるなよ?」
「もちろんです。それで、ここにある魔骨は使ってもよろしいでしょうか?」
「ああ、それは勝手に使ってくれても構わない。なんなら外に出しても構わない」
「いいんで...いえ、わかりました。ありがとうございます」
「おう。気にすんな」
そういうとツキノワさんは来た道を帰って言った。
さて、まずは気持ちを切り替えて、まずは武器を作るためのスキルを取得しよう。必要なのは《細工》と《皮職人》だ。両方とも生産スキルだな。俺が取得するにはどっちも2SPが必要だ。しかし、問題はない。なぜならさっき50SPほどもらったからだ。さて、さっさと取得しよう。そう考えながら俺はスキル一覧を開くと、一番上に見慣れないスキルが見えた。
《英骨作成》
英雄の魂を魔骨に定着させ、英骨を作成するのに必要なスキル。英雄に認められると取得可能 必要SP25
《骨芸》
骨を特殊な加工するために必要なスキル。様々な形に帰る他、自身が所有する魔法属性を付与することができる。 必要SP25
マジで?絶対これ取らせるき満々じゃん。いいだろう、その思惑に乗ってやろうじゃないか!
《スキル:英骨作成を取得しました》
《スキル:骨芸を取得しました》
よし、早速作ろう!の前に、ここに来ることでこのスキルを習得条件を達成できたということは、この骨の中に英雄の骨があるのだろう。この推定10万は超えるであろう骨の中からいくつあるかもわからない骨を探すことになった。ゲーム内時間で半日かけて探した。結果が
《鑑定のレベルが上がりました。1→10》
《スキル:集中を取得しました》
《集中のレベルが上がりました。0→6》
《英雄の骨》
英雄の魂が宿った骨。これを扱うには特殊な技術、もしくは才能が必要だ。
《英傑の骨》
英傑の魂が宿った骨。英雄ほど強力ではないがそれ相応にも特殊な技術が必要だ。
目当てのものが7本、予想外なものが10本手に入った。よし、まずは生産だ。けどいきなり英雄の骨や英傑の骨を使うと失敗する確率がたかそうだからまずはそこらへんの魔骨で練習しよう。
そしてその日はひたすら魔骨で短剣や籠手、鎧など作成してログアウトした。
読んでいただきありがとうございます。今回はスキルだけがレベルアップしていたのでスキルだけ載せていきます。
《スキル:鑑定1→10Lv、棒術Lv1、考古学Lv0、言語学Lv1、錬金術Lv0、暗殺術Lv0、索敵Lv1、集中Lv6、英骨作成Lv0
、骨芸Lv0》
次回はしばらくの相棒作成回です。その次は掲示板回を予定しています。