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VRMMOで骸骨になって気ままに遊びます  作者: マサロキ
ダンジョン作成
30/39

白月の実力

今回は白月メインの戦闘回です。白月はどういう風に育てようかな?

まずは白月のステータスでも見てみるか。どんな感じだろうな。


名前:白月 性別:雌 種族(レイス):白銀狼(王族)lv1 職業(ジョブ):白銀狼lv1 主:ダイキ

スキル:風魔法 自然魔法 無魔法 疾走 悪路登坂 爪 牙


ふむふむ、魔法が多いな。それに見たことない魔法もある。まぁ試してみればわかることかな。


「行くよ、白月。レベル上げだ」

「きゃん!」


さて、まずは索敵だ。心眼を起動して周囲を探ると。

...お、いたいた。猪だ。


「行くぞ、白月。まずは一人で戦って見てくれ。危なくなったら助けるから」

「きゃん」


白月は1鳴きすると、スキルの疾走と悪路登坂を併用して猪に接近して行く。


「ぶもぉ!」


あと少して攻撃が届くときに向うも気がついたようだ。しかし、明らかに白月の方が早い。白月はスキルの爪で攻撃した。


「ぶもぉぉ!」


白月の爪は深々と猪の横っ腹に突き刺さり、HPを三分の一ぐらい減らした。白月は攻撃した後すぐに離脱し、風魔法のウインドボールと無魔法のマジックボールを放ち猪のHPをさらに減らした。残りは半分ぐらい。おそらくすぐ終わるだろう。

猪が自身のスキルの突進を使用し、白月に突っ込んで行ったが...何もないところで勝手に転んで少しHPを減らした。

あれはおそらく自然魔法で作った蔓だろう。脚に蔓を絡ませて転ばせたんだろう。賢いな、白月。そして、相手が無様に転がっているところを見逃すほど白月は甘くないようだ。今度は無魔法のマジックソードを爪に発動してさらに爪のスキルでさらに攻撃力を上げて飛びかかった。


「ぶぁぁあぁ!」


猪のHPは0になった。


====================

《戦闘に勝利しました》

《白月の種族レベルが上がりました。lv1→2》

《白月の職業レベルが上がりました。lv1→2》

《白月は新たにスキル:奇襲を習得しました》

====================


「ふむ、どうやら一人でも問題ないようだな。しかし、これではボスなどを相手にしたときは心配だ。もう少しレベル上げるか」


俺は足元まで駆け寄ってきた白月を抱き上げ、頭を撫でて上げた。とても気持ち良さそうだった。可愛い。


「さて、もうちょっとレベル上げするよ。とりあえずレベル5ぐらいを目指そうか」

「きゃんきゃん!」


====================

《戦闘に勝利しました》

《心眼のレベルが上がりました。lv6→8》

《白月の種族レベルが上がりました。lv2→6》

《白月の職業レベルが上がりました。lv2→6》

《白月は新たにスキル:魔力操作を習得しました》

====================


とりあえずlv6までレベル上げした。ついでに魔力の操作方法も教えたら魔力操作のスキルも習得した。これでもし躱されても問題ないかな。

 さて、ちょっと面白そうなこと思いついたからこの前もらった魔法の本読ませてみよう。俺は読み聞かせして文字を覚えてもらってそれで一から読んでもらう。これでどうなるかな?


====================

《白月は新たにスキル:言語学を習得しました》

《白月は新たにスキル:付与術を習得しました》

《白月は新たにスキル:知力強化を習得しました》

《白月は新たに称号(タイトル):賢狼を取得しました》

====================


ふむ。とりあえず検証はできたかな。しかし、称号も取得するなんてな。びっくりだ。まぁ確かに白月は賢いからな。しょうがないか。


「白月。話せるか?」

「はい、話せますよ。お父様」


一瞬固まった。今なんて言った?お父様?俺は白月のお父さんになったのか?どうしてそうなった。


「ど、どうして俺がお父さんなんだ?」

「だって、お父様は私を育ててくれたではありませんか。それにお母様はお父様と親しそうに話していたと記憶しています」

「まぁ、確かに親しそうに話したりはしたけど。まぁ、面倒だしいいか。さて、白月。まずは君のレベルを10まで上げるのが目標だ。わかったか?」

「はい。わかりました。お父様」


よし、じゃあボス行くか。付与術を覚えてさらに知力強化で付与術も強化されているから、その強化された付与術を自分にかければボスとも戦えるだろう。


「じゃ行くよ、白月。ついてきてね」

「はい。わかりました」


「ここだ」

「ここは...なんか不思議な場所ですね。明らかに人為的に作られたような広場です」

「まぁ確かにな。まぁ、別になんの問題もないから別にいいけどな」

「それもそうですね」

「ああ。さて、白月。ここに出てくる魔物は今まで戦ってきた猪の親玉だ。当然ほかの猪より強いし、三びきの子豚...じゃなくて取り巻きもいる。そこで、俺は取り巻きを片付けるから、白月にはその親玉を任せたい」

「わかりました。けれど、全部私一人でやらなくても良いのですか?これは私の戦闘訓練でしょう?」

「まぁ、そうだな。だが、俺の見立てではまだ白月にボス一体と取り巻き三体の相手はきつい。だから、まずは戦っていないボスと戦い、その後に取り巻きを少しずつ増やす。最終的に四対1になる。そこまで行くとボスなどは簡単に倒せるだろう」

「なるほど。わかりました。徐々に慣らして行くのですね」

「まぁ、そうだな。じゃ、行くか」

「はい!」


俺と白月はその岩で囲まれた広場に入った。すると、どからともなく大きい猪と小さい猪が三びき現れた。


「よし、じゃあ予定通りに、俺が取り巻き三匹やるからボスは任せたぞ」

「はい。お任せ下さい」


俺は刀を構え、三匹の中心に着地するように跳躍した。そして着地と同時にマジックソードを刀に付与。魔力操作で刀身を伸ばして三匹まとめて脚をなぎ払って転ばせた。その後、一匹ずつ猪の心臓に刀をさしてとどめをさした。さて、白月の方でも見てみるか。


「やぁ!」

「ブモォォ!」


ふむ、なかなかいい勝負をしているな。白月は爪と牙を併用し、さらに付与術を自分にかけているからか魔力が結構消費している。しかし、ボスのHPはすでに三分の一ぐらいまで低下している。これは勝てるかな?


「これで、終わりです!」

「ブマァァ!」


どうやら白月の爪攻撃がクリティカル判定になったらしい。それでボスのHPは消え去った。


====================

《戦闘に勝利しました》

《剣術のレベルが上がりました。lv5→6》

《無魔法のレベルが上がりました。lv6→7》

《これまでの行動からスキル:跳躍を習得しました》

《白月の種族レベルが上がりました。lv6→8》

《白月の職業レベルが上がりました。lv6→8》

《白月は新たに称号:下克上を習得しました》

====================


ふむ。さすがにボスか。たった一回の戦闘でレベルが2も上がるなんて。それに新しい称号ももらったか。下克上の効果は?ふむふむ。自分より高いレベルと戦う時にステータス上昇か。便利だな。


「お疲れ様、白月。大丈夫だったかい?」

「はぁはぁ、大丈夫です。すみません、結構時間かかってしまいました」

「いやいや、最初にしては上出来だよ。これから周回するから休んで体力と魔力回復したらまたボス行こうか」

「はい、わかりました。それで、次がボスと取り巻き一匹ですよね?」

「いや、まずはボス相手に何度もやろう。できれば今日中にボス相手なら息切れしないで勝てるといいね」

「わかりました。頑張ります」

「よし、じゃあ体力と魔力が回復したら言ってね。俺はそれまで素振りとかしてるから」

「はい、わかりました」


さて、素振りでもして時間潰すか。できれば今日中にlv10と進化ぐらいはさせたいかな。俺自身の進化は...まぁ面白そうなのあったらかな。

さて、久々のスキルなどのレベルアップです。つまり、レベルアップしたやつを書かないといけません。とても面倒です。

ダイキ:心眼lv6→8 剣術lv5→6 無魔法lv6→7

白月:種族(レイス)lv1→8 職業(ジョブ)lv1→8 風魔法new 自然魔法new 無魔法new 疾走new 悪路登坂new 爪new 牙new 奇襲new 魔力操作new 言語学new 付与術new 知力強化new

称号(タイトル):賢狼new白月 下克上new白月

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