名付けとレベル上げ
今回は名前決めだけですので、短めです。ご了承ください。
さて、とりあえずまずはこいつの名前を決めないと。だが、その前にフェンリルの体をどうにかしよう。
まぁやることは変わらないけど。死霊魔法の中にあるとある能力を使う。その能力の名前は|《腐敗無効》だ。これを使って死体の腐敗を止め、インベントリの中に保存しておく。そして、いつか拠点を入手した時、そこの庭にこいつの墓を立てるためだ。こいつは、出会ってまもない俺を盟友と言った。あいつは短期間の間に俺を認めてくれた。だから、あいつに対しては対等がいいから、きちんと墓を作ってやりたい。
「てことで、|《腐敗無効》」
これでよし。インベントリにあいつの体を収納する。
あとは...あいつが残したやつの名付けだ。きちんと決めないと、あいつに怒られそうだ。
さーて、どういう名前にしようかな?こいつの外見から考えよう。安直だと言われそうだけど、そんな意見は存在しない。
こいつ...面倒だな。名前決まるまでは狼でいいか。狼の外見はサラサラの毛並みに、瞳の色は綺麗な翡翠色。毛の色は種族名に白銀とつくが、狼が特殊なのか王族だからなのかわからないが、少し青が入っている。本当に少しだけ入っているが、とても綺麗な色だ。表し方が思いつかん。
「さて、外見はこんなところだな。名前は...よし、月って白色だよな。よし、今日からお前の名前は白月だ。安直かな?まぁいいか。俺にネーミングセンスなんて求める方が悪いのだ。
《従魔の名前を白月で決定しますか?》
はいっと。
《従魔の名前が白月に決定されました。これによって、特殊スキルの対象者の名前を白月に変更します》
よし、これでこいつの名前は白月になった。さて、と。
まずはレベルあげかな?確か従魔が進化するとスキルを1つ選択することができるらしい。さっさとレベルをあげて、進化させよう。けど...
「くぅ...くぅ...」
白月はまで寝ているか。少しそっとしておこう。ゆっくり抱えて、この前ログアウトした洞窟に行こう。なるべく騒ぎを起こさないようにしよう。
無事、洞窟についた。さて、俺も少し休憩しよう。さっきから休憩ができてなかったからな。
そうだ。ちょっと相棒を改造しよう。この前、刀を握ってしまったせいで、少し違和感があって、なんかいやだ。てことで、まずは相棒をインベントリから取り出します。今までの感謝をしながら、分解する。これで、英雄の骨が4本。英傑の骨が6本。さて、これを刀に改造しよう。刀身は英雄の骨を2本。柄に英傑の骨を1本。鍔は...面倒だから、なしでいいや。さて、これをつなぎ合わせて、刀身を研いで...完成。
《英雄の骨刀》 《レア度:D》 《品質:伝説》
英雄の骨と英傑の骨で作られた刀。英雄の力を受け継ぐ刀。骨でできているが、よく切れ、折れにくい。英雄の力を受け継いでいるため、砕かれにくい。使用者の意思によって、全く切れない峰打ち用の刀にもなる不思議な刀。
能力:英雄の鼓舞 自身のパーティー、もしくわレイドの全員に大幅なステータス上昇効果。
英雄の一撃:全身の力を振り絞り渾身の一撃を叩き込む技。使用後、自分は15分間全てのステータスを最低にする。
戦闘時、ステータスを大幅に上昇。
所持者のMPの最大値を大幅に上昇。
魔石生成
破壊不可
所有者固定
うん。使ってる素材は変わらないから、能力も変わらないね。さて、では白月が起きるまでは少し素振りでもして新しい刀を慣らしておこうかな。
10分ほどたったけど、未だに起きる気配はなし...と。さて、どうしようか。慣らしは終わったし...そうだ!最近見てなかった掲示板を見よう。何か面白そうなことがありそうだ。
なんか、変なスケルトンにPKされたって話が出てるな。どうやらそいつは盟友を殺したやつで間違いなさそうだ。さて、できれば殺したいな。まぁ無理だから、機会があったらやろう。他には?...特には話題はないな。強いてゆうなら次のイベントはダンジョン攻略だっていう情報があるぐらいか。まぁ知っているが。
さて、掲示板も見終わったな。素振りとか技の鍛錬でもするか。
さて、ついでに新しい武器ができました。
次回はダイキが運営する道場で教えられる流派の気練流の技一覧を出すつもりです。