表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで骸骨になって気ままに遊びます  作者: マサロキ
仲間を探しに森の中へ!
18/39

??????視点

今回は誰かさんの視点です。

 さて、やっとあいつは本格的に従魔を探し始めたな。しかも、ちょうど今のタイミングはあいつがいる時間だな。さて、これからどうなるかな?


 自己紹介をしておこう。俺はこの世界の管理AIの1つ(ひとり)のシャーディーだ。死と混沌を司っている。俺の仕事は基本的にイベントなどのストーリー作成、不死者のデザインを決めたり、時々掲示板を見ながら、おもしろそうなことをしていそうなやつを探している。で、最近、やっとおもしろそうなやつがいたんだよな。プレイヤーネーム:ダイキ。進化できるようになっているのに全く進化する様子がない魔物プレイヤーだ。このゲームには、進化というシステムがあり、これはほぼ全ての種族は進化が可能になっている。人間も一応進化する。一回だけだが。しかし、魔物はレベル10を刻むごとに進化できる。これが人類プレイヤーとの違いだな。人類は一回しかできないが、魔物は10を刻めば何回でも進化できる。まぁ今のところのレベルキャップは60なんだがな。次のイベントの後のメンテナンスで70まで解放される。まぁまだ30にもなってるプレイヤーはいないけどな。


 さて、そんな面白いやつの観察もいいが、きちんと仕事もしないとな。1週間後に始まるイベントだが...どうしようか。どういうイベントにしようかなぁ。......あ!そうだ、確か今の人外種族のプレイヤーは全体の3割程度だが、残念ながら、魔物のプレイヤーは今のところたった2人だ。1人はさっき名前をあげたダイキ。もう1人は...あぁ、ちょうど今掲示板で報告されてるやつだ。プレイヤーネーム:源大牙。種族が小鬼(ゴブリン)の超戦闘狂(バトルジャンキー)だな。確か戦と勝利の女神のレイブのお気に入りだったな。よし、それぞれにゴッドクエストとして今回のイベントのボスをやってもらおう。

 今回のイベントは新しく実装されるシステムのランダムダンジョンのオープンテストだ。そして、あの2人にそれぞれダンジョンを作ってもらって、そこのボスをやってもらおう。じゃあ、早速メッセージを送ろう。内容は...こんなんでいっか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プレイヤーネーム:ダイキ様へ


 この度は今作を購入し、遊んでくださって誠にありがとうござます。

今回、このメッセージをお送りさせていただいた理由ですが、次回のイベントで新実装のランダムダンジョンのオープンテストとなっております。

ここからが本題なのですが、今回のイベントをゴッドクエストとして、ダンジョンのボスをやっていただきたいのです。やるのはダンジョンのボスだけではなく、ダンジョンの作成も含まれます。ダンジョンの作成はDP(ダンジョンポイント)を使用し、作成する形になっております。ボスも自由に選べます。

もちろん今回はゴッドクエストとして受けていただく形になるので、当然報酬も用意しております。

今回のダンジョンは、攻略されることを前提に考えなくても結構です。むしろ絶対に攻略させない勢いでも問題はございません。なお、一度も攻略されなかった場合、特別な報酬が与えられます。

参加なさる場合は下記のyesを、参加しない場合はnoをタップしてください。


 yes/no


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ダイキの方はこれでいいとして、源大牙の方はどうしようか...よし、レイブに丸投げしよう!

「もしもし?レイブか?実は今度のイベントで...ああ、そういうことだ。やってくれるか?よし、じゃあよろしく」

これで面倒なことは押し付けられたな。さて、じゃあちゃったと他のダンジョンを作成していきますか。

さて、今回はやっと見ていたやつの正体がわかりましたね。これが以降にどんな結果になるでしょうね?楽しみです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ