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Neuroid-ネウロイド-皇国逆襲戦記  作者: 有邪気
第一章「目覚めたミライ」
5/9

先送り

西暦◾︎◾︎◾︎◾︎年◾︎◾︎月◾︎◾︎日

去年のあなたは戦車に潰されて死んだ。

先月のあなたは胸を貫かれて死んだ。

先週のあなたは爆炎でバラバラになって死んだ。

昨日のあなたは子供の身代わりになって死んだ。

今日のあなたは()()()に殺されて死んだ。

あなたが死ぬたび()()()は引き裂ける様に泣いていた。

今の私には全てが冷たくて、何も分からず………

……



◆◆ ◆◆



西暦4819年8月20日

コールドベットルームは飛鳥が大規模と称した通り凄まじく広大で、天井は三メートルも無いが二段に重ねられたカプセル状のベットは幾列もの直線の通路を形成する様に並べられており、入り口から伸びる大きな通路から格子状に並べられて冷眠者の数は百や千では治らない様な数が存在していた。

月兎達はその中から飛鳥に指定された番号のベットを七つだけ取り出し地上へと運び出していた。

「こんなでかいの持ってどうやって階段登るんですかぁ?総帥でもなければ重くて持ち上げも出来ないですよぉ。」

菜々奈は中央路に集められたカプセルベットを見てぼやいていた。

「そもそも運び出すベットの数が私達の人数より多いってどう言う事ですかぁ!」

「大丈夫だよ。さっき降りてきた階段の脇に溝がある。そこに嵌め込めばレールとして機能して後は自動で運出せる。それよりも、バックに詰め込んであったバッテリーをベットに装着するのを忘れるな。」

そう言って飛鳥は黙々と作業を続ける。

カプセルベットは全体的に頭が上に来る様に中身は傾斜がついている。

これは肉体に負担がかからない様にするためだとか。

そしておそらく頭上方向にメインの機械や様々なコードやチューブの接続部となる穴が空いている。

その中でも四角く窪んだ場所がありどうやらそこに件のバッテリーをはめ込む様だ。

「このバッテリーの目的は?」

作業中の月兎が飛鳥に聞くと他の者の作業を確認しつつ答えた。

「このベットは普段電源が入っていない。周りの空気を冷却して極低温を保てば中も同じ様に冷却できるからだ。ただし、冷眠者を目覚めさせる時はそうはいかない。」

「こんなとこで開けても凍ったままだろうしなぁ。」

影太の答えに飛鳥は頷く。

「その通り。ベット内でいくら温めて冷眠者を覚醒させても意味がない。それどころか普通に凍りついて凍死する。」

「こわっ!」

「菜々奈は寒いの苦手だもんなぁ?」

「危なっ!参謀長が余計なことしなきゃ大丈夫ですよ……もう。」

影太は菜々奈に悪意たっぷりの笑顔でまた防寒着のスイッチを切ろうとしていた。

危険を感じた菜々奈は素早く月兎の後ろに隠れて難を逃れた。

「話を続けるぞ?このバッテリーは電源だ。運びながらカプセル内の温度を保ち、かつ適正な手順で冷眠者を解凍させるために使用される。」

「成る程……。」

「飛鳥ランク4研究員〜!作業と準備終わったよぉ〜。」

直実が出入り口付近から声を上げて知らせた。

「ご苦労。ではベットを順にレールにはめていこう。菜々奈君と直実研究員は先に行ってベットを受け取り、適当に並べて置いてくれ。」

「はい!」

「りょ〜かぁ〜い。」

菜々奈と直実の両名はそれぞれ返事をして階段を登っていった。

ベットを入ってきた入り口前の階段の下に運ぶ。

よく見ると飛鳥がさっき言った様に、階段の両脇には金属で作られたギザギザとした窪みがあり、ベットのスイッチを押すとレール用の歯車が出てきて、ベットが嵌り込む様であった。

ベットをレールにはめて階段脇のスイッチを入れると歯車が動かされて登り始めた。

全員で手分けしてコールドベットを一つ二つとセットしていき、計七人分のコールドベットを地上に向けて送り出した。

ゴロゴロと歯車が回る音が階段の狭い空間鳴り響きながら行く手を阻む様に登って行く姿はなんとも言えない異様さを漂わせている。

中の凍った人間が入っているのもあってゆっくりしか進まない為自然と後からついていく下に残った者たちの歩みもゆっくりとしたものになる。

暇暇を持て余し口笛を吹いていた影太はふと気になったことを飛鳥に聞いた。

「なぁなぁ、岡村さん岡村さん!」

そう呼ばれた飛鳥はとても不愉快そうな表情になり訂正を要求した。

「確かに私の名前は飛鳥・岡村=Dysonだが、私をその名で呼ぶな。呼ぶ時は飛鳥かダイソンで呼べ。」

「分かりました。じゃあ岡村さん!」

「貴様ぁ……」

飛鳥は悪意100%の笑顔で自分を岡村と呼ぶ影太に顔を引きつらせ、低い声で怒りを示した。

右手は白衣の襟の胸の中にあるかちゃかちゃと金属音がするナニカを握って取り出そうとしていた。

「落ち着いてください、飛鳥さん!」

「いや、取り敢えず一旦殺しておこう。大丈夫、脳がぐちゃぐちゃになっても蘇生できる異常物体がある。」

「怒ると影太の思う壺です。コイツの悪意ある言動は基本無視しないとキリが無いですよ。」

飛鳥は盛大に舌打ちをし右手に掴んでいた武器から手を離した。

影太は飛鳥の蝋梅を見てニヤついていたが、しつこく飛鳥を揶揄おうと口を開いた為月兎に頭を小突かれて頭を抱えて黙り込んだ。

小突かれた瞬間ゴンという衝撃音と共に頭が下方向に吹き飛んで腰から上が折れ曲がってしまった。

月兎が軽く拳を動かしただけでハンマーで殴られた様な痛みが影太を襲った。

「んぉお゛〜〜……。」

一方飛鳥は気を落ち着ける為何度も深く深呼吸していた。

「すぅーーーはぁああ〜〜……本当に腹立たしいやつだ。」

しかしまだ気が晴れない様子で眉間の皺は深く刻まれたままである。

月兎は気を紛らわせる為、コールドスリープから解凍させる七人についての疑問を質問した。

「そう言えば飛鳥さん、あれだけいた冷眠者の中でなぜこの七人だけを解凍させることに?」

「ん?あぁ…。」

飛鳥は目の前でゆっくり登って行くカプセルベットの最後尾を見て物思いにふける様に口を開いた。

「まず手をつけなかったあの膨大な残りの冷眠者、約八万名だが、彼らは議論の余地がなく危険な性質の持ち主であるからだ。」

「危険とは例えば?」

「力のコントロールが効かない強力な念動力者とか、心優しいが触れる物質すべてをニトログリセリンに変化させる爆弾人間の少女、人工物という括りに収まる物体全てに感染して風化させるウィルスの感染源などなど、放置しておけばそれこそ世界を滅ぼす。彼らは超水爆にも匹敵する危険存在だ。」

「超水爆……。」

「ヒュー!やっばいねぃ。」

ただの核兵器ならさほど危険はないだろう。

それらは厳重に管理されており、自分の意思で爆発する事はできない。

しかし、もし核兵器にも意思があれば?

自分の意思で世界を飛び回り勝手気儘に爆発しまくれば?

その様な存在に一般人が権利を与え普通の人間と同じように暮らしてを取り合う事を人間が心の底から望むだろうか?

それらの存在が人類に許容範囲に収まる様な事は決してないだろう。

地下のコールドベットルームに眠る八万人の人間達はその様な存在ばかりなのだという。

「殺すのは忍びない。でも放置もできない。故に…」

「眠らせる…か?どうせ目覚めないんだ、殺してるのと変わらんだろうに。ぷっ…ククククク!」

影太は飛鳥が語った日本グリスの(カルマ)を皮肉って笑った。

殺したくないから殺さない。

殺人は汚れた野蛮な行為だから。

でも生きていられては目障りです。

だったら眠らせて仕舞えばいい。

二度と目覚めない様に…。

臭い物に蓋をする人間の逃避行動の象徴の様に思え影太にはそれが可笑しくてしようがなかった。

そんな影太を見て飛鳥はまたイラついたが冷静に反論した。

「ふん!言っとくがなぁ、我々が異常性質を持った者達や超能力者達を殺さずにおくのは自費や情けの類では断じてない。それらの者達を不用意に殺すと異常性だけが独立して残り制御不能に陥ったり、死に際や死後に強力な力の奔流が起こり大破壊や物理法則そのものが崩壊する可能性があるからだ。貴様も自分の指が百本に裂けたり手足の位置が逆になったりする所を見てみたいか?」

などと飛鳥は普通の人間が聞いたらトンチンカンな例えを出したが恐らく過去にあった実例に基づくものなのだろう。

横で聞いていた月兎も心当たりがあったのか過去を思い出してうんうんと頷いていた。

影太の方は飛鳥の言葉の勢いと凄まじい説得力で流石にドン引きして顔が引きつるもすぐに立ち直り月兎に寄りかかり適当な軽口で誤魔化した。

「まあ彼らも長い眠りの中できっと素晴らしい夢を見ているに違いない!逆に、逆にだぞ?逆に起こすのは可哀想ってもんだよ。な?な?」

「俺にふるなよ。」

月兎はめんどくなり、わざとらしく同意を求め肩を組んできた影太の手を振り払いばっさり切り捨てた。

「じゃあ飛鳥さん、彼ら七人には何故目覚めさせるんですか?」

「簡単だ彼らは法則を変える様な力を持っていないからだ。本来なら最低限の監視だけで収容の必要性さえないかもしれない様なな…。彼らは皆共通した同じベクトルの力を持っている。」

「それって…」

「予知能力とかか?」

「……!?正解だ。正確には未来知覚者と言われている。」

飛鳥は影太がズバリ言い当てたので驚きのあまり一瞬息を詰まらせた。

当の影太は別に他意が無かったのか驚いた様な顔をした飛鳥を見て首を傾げていた。

影太はいつも軽口で適当なことを言うし仲間内でも直ぐに虐めやセクハラパワハラをする為、月兎以外の誰からも尊敬も信頼もされていないが“組織”の参謀長としての頭脳は伊達ではない。

「何故、予知能力があると冷眠させられるんだ?予知能力はグリスにとって役に立つ事にもなるんじゃ…。」

「月兎ぉ。事はそう単純じゃないのよぉ〜。」

そう言って月兎の肩を叩く影太は自分が分かっているからとわざとらしくしたり顔でニヤついていた。

そんな二人を横目に飛鳥は説明を続けた。

「まず前提として、彼らはそれぞれ別々の時代に生まれた未来知覚者であり七人とも予言の的中率は百パーセントだった。そして、彼らの言った事知覚した未来は彼ら自身が未来で必ず経験するものである。」

「やつらのいう事に嘘がなければ、言ったことがそのまま予知能力者の前で現実になるってか?」

「その通りだ。実際は自白剤を投与した上で脳波のチェックも行われる為虚言を話す事はできない。」

「えっぐぃね〜♪」

「………。」

飛鳥は頭脳明晰な影太を一瞬一目置きかけていたが、人の不幸を堂々と笑い嬉しそうに聞いていると先ほどの鋭い回答も台無しになった。

その為再びその目は白いものとなり、飛鳥は月兎に向けてのみ説明を続けるよう意識した。

そして更に詳しい話によれば、未来予知に際してその言動や予知の内容は時期や場所がバラバラな上に本人の主観でしか語られない為、()()()が来るまで実際に当たるかどうかを確かめる術が無いのだとか。

それでも信憑性の極めて高い未来の情報を更に正確なものとすべく、本人が従順であるか否かに関わらず投薬と脳波の診断は欠かさないそうだ。

冷酷で人の信頼を踏みにじる行為と言える。

月兎の目つきは変わらないものの目の奥で憤りが燻り始めていた。

「さて、その前提条件で仮に彼らがある未来を予測したとする。それは決して起こってはならない未来でグリスが背負う任務が失敗した未来だ。どんな未来かは、月兎、もう分かるな?」

「絶対に起こしてはならない絶望的未来……世界の滅亡か?」

「その通りだ。コールドスリープされた未来知覚者は全員が世界滅亡を予知した者たちだ。彼らは必ず世界の終わりを未来で経験する事になる。」

「だから世界滅亡を経験できない様に眠らせれば目覚めるまでは世界が終わらないという理屈か?ふざけてる…!」

月兎は表情を変えていない。

しかし憤りが燃え上がり爆発し、寒々しい場の空気が更にに張り詰めたものとなった。

他者の勝手な都合で個人の自由を奪った挙句、永劫の眠りにつかせて家族どころか自分の知る者のいない未来に彼らを要らない物の様に送りつけたのだ。

彼らが目覚めた時にどれだけの悲しみと絶望を負うと、恐らくは全てを理解した上で…。

「だが月兎、絶対起こる厄災を少ない犠牲で遠ざける手段があればそれに手を出すのは責められる事じゃないぜ?」

影太は月兎の肩を叩き、引きつった顔で宥めるように言った。

だが、月兎は影太の手を跳ね除けより強い語気で反論した。

「何故過去のグリスが予知能力者の意見を聞いていたのか、それは予見した未来を少なからず捻じ曲げる事が出来るからじゃないのか?最低でも対応はしていた筈だ。」

「確かに予知した未来は放置すれば必ず起こるがテロや人災の類であれば未来の変更が行えたというデータがあるな…。天変地異の類は難しいが、予知された被害を抑える事は可能だった。」

飛鳥は月兎の意見を補足した。

それに頷き月兎はさらに畳み掛けた。

「であるならば世界の滅亡とやらも対策を講じれば“世界の危機”程度に抑える事はできた筈だ。第一、予知内容が変えられるのなら永遠に眠らせてる途中で世界滅亡が起こるという可能性も否定できないではないか!世界の滅亡から人類を守ると標榜する者たちが恐怖で目が曇っていては話にならん。過去のグリス(やつら)は自身の恐怖と対峙できずに世界の危機から目をそらし逃げた臆病者だ!」

「………お、おう。」

影太は怒りを露わにした月兎に何も言えずに腰が引けていた。

冷酷で人の信頼を踏みにじるだけでない、他者との関わりすら断ち切り置き去りにする残酷なグリスの判断に怒ったのではない。

月兎はグリス自身らの恐怖による勝手なエゴで不必要な手段で取り返しのつかない犠牲を強いた愚かさに激怒していた。

飛鳥は月兎の意見にある程度満足していたのか何度も頷きながらパチパチと拍手していた。

「流石は星岡月兎だ。しかし少し感情的にすぎるな。やはり龍牙の子だな。冷静さを欠いては長としての役目を果たせんぞ?」

「大丈夫です。未熟な身ではありますが弁えているつもりです。心は燃えていても思考は鈍らせないように尽くします。」

「そうか…。」

「ちょっと待て、それって世界滅亡に俺たちが主体的に対処しろって事か?」

影太はハッとして飛鳥に詰め寄った。

だが飛鳥はこれをあっさり否定する。

「そうじゃない、君達は素晴らしい組織だが超常存在に対処するノウハウが無い。最終的な認可と責任を取ってくれればそれで良い。」

「は?なんで?そんだけ?」

影太はきょとんとしていた。

てっきり自分達の“組織”の戦力を怪物退治や世界救済に割かねばならないと思ったからである。

「この組織の目的は超常的存在から世界や人類を守ることだ。その為に日々新たな案件を調査して世界を左右する重要な決断をし続ける幹部が必要だ。だがここの奴らは長く堕落した救済活動を続けていた結果、上役として当然するべき予算の適切な分配や危機的状況における最終的な決済と判断など、たったそれだけの事すら出来ないくらいに堕落して腐っていたんだ。だから俺はこの組織の首をすげ替えるべく裏切り、君達にここの運営を託したんだ。」

「えぇ〜〜。」

要は尻拭いである。

影太は凄まじく嫌そうな顔をしていたが、実際にグリスの制圧を提案し指揮した手前何も言えなくなっていた。

「ど、どうするよ月兎?」

なので肝心なとこは月兎に振った。

“組織”を立ち上げたのは影太である。

しかし、自分は参謀長としてのみ組織を動かし月兎を頭に据えたのは影太自身に人望がないと言うのもあるが、こういう重要な指針を決める際の支柱として月兎の方が遥かに説得力と風格があると言うのも彼の中で大きな部分を占めているのだろう。

そして影太が信じるその男は組んでいた腕を解き気難しい顔を崩さず再び口を開く。

「出来る事は全てやろう。取るべき責務も可能な任務も残さず実行する。我々は何も変わらない。我々は日本を救うのだ。その道すがら世界を救う事が必要なら躊躇する必要はない。我々はこれまで通り為すべきことを為すだけである。まずは目の前の予知能力者達を救うのだ。」

影太はその言葉を聞き改めて実感する。

唯一自分よりも強いこの男こそ、曲がらぬ信念で自分を従えて見せたこの男こそが“組織”の頭に据えるのに相応しいと。

月兎の言葉が終わると同時に、並んで登っていたカプセルベットの最後尾が地上まで登りきった。

他のベットは既に別室に移送され始めていた。

月兎と目があった菜々奈が慌ただしく涙目で助けを求めた。

「総統!遅いですよ〜。これめちゃくちゃ重いんですから怪力の総統が早く手伝ってくださいよー!」

月兎はカプセルベットの先頭に風のような速さで駆けつけて移送を手伝い始めた。

余りに速かった為、菜々奈が月兎を見失い辺りを見回していると後ろから声が上がりびっくりして飛び上がった。

「あれ?総統!どこ?」

「どこに運べばいい?」

「うわ!うしろぉ!?」

菜々奈がびっくりして腰を抜かしている間に移送の準備を終えた直実が小走りでベットの場所まで戻ってきた。

「こっちこっちぃ!そこそこ急いでぇベットのバッテリーが切れたら解凍作業が中断して冷眠者の生存率が急激に下がっちゃう!」

直実は平然と怖いことを言いながら月兎に凄まじく重いベットを運ばせて、近くの解凍作業を行う部屋に案内した。

全員が揃い作業が佳境に入った事で一気に慌ただしくなった。

月兎と他の者達は協力しながら七つのベットを部屋に運び込み電源をつなぐ作業に入った。

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