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拡張現実(VR)少女  作者: 翠川 水月
ep.1
11/14

最強って何?

「ええ、あなた達に話があるのよ」

夕楽と夜倉は何を話されるか分からない状態だった

それもその筈、まだ知らないのだから

そして...年谷サイド

年谷の目の前を通り過ぎる朝垣と二人

「...!あ、」

階段を降りて下校途中だった

「朝垣さん!!」

「...?」

「少し、時間良い?」

「はい...」

「あなた達、いや、朝垣さんに話があるんだけど...そこに居る昼馬さんもね?」

朝垣が居る階段の隣には保健室がある

先生に怒られ、拗ねる昼馬は壁の影に隠れていた

そして朝垣、昼馬の二人が揃って声を合わせるように問う

「...話?」

「そう、あなた達にね。あなた(モブ)は席を外して貰える?」

モブは静かに頷き席を外す


そして...夏林サイド

『春風さん景頭さん、話があります。』

......そして杏子、年谷、夏林の三人が声を揃えて説明をする

「「「話、とは...まだ明かされて無い真実。亦凡学園に最高、そして最強のクリスタルがあるのよ

それは...表沙汰にはならず、永久に隠蔽されている。衛護されている。

その秘密の水晶体(クリスタル)を......それを見つけて欲しい」」」

素朴な願いだった

表沙汰にはなっていないこの事実を何故この三人が知ってるのかは謎だが

どうやら探さないといけないらしい


『...分かった』

『分かりました...』

『じゃ...夏林、場所を調べてくれる?』

『了解です』

そして今、この学園の高等部に転校した景頭はそこに向かってゆく

そう、まだ景頭を含め朝垣、昼馬、夕楽、夜倉が高校生になる前の話である。


「分かったかしら?夕楽さん、夜倉さん?」

「それが...ここに?」

眠そうな夜倉が杏子の質疑に答える

「ええ、とりあえず向かうわよ」


「分かった?二人とも」

「分かった...けど...」

「それを私らが探せって?」

「ええ、学園室に向かうよ」

真面目な朝垣と天真爛漫の昼馬

日照りを避ける夕楽と夜行性の夜倉

その四人が一つの室内に集められる...

「着いたようね、蓮」

「ええ、周期院さん」

丁度ドアの前で合流した6人

学園室で何を話されるのか何が起きるのか...まだ分からない

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