51話 ヒサの秘密をと冒険の旅の始まり?
明日から朝早いので、投稿どうなるか分からないです_|\○_
ロージナのお茶出しが終わり、続きをシルフィにやってもらいながら、シルフィはやはり王族だなぁと思って寛いでいた。
そしてヒサはシルフィ達にヒサの秘密をシルフィ達に話す事にした。
「シルフィ。俺の事を話そう。」
「宜しいのですか?」
「あぁ。簡単に言えばもう俺からは逃げられない」
「え?そうなのですか?でも!嬉しいですわ!」
「そうか。そう思ってくれると俺も嬉しい。まずスキルからだな。俺は異世界転移時に凄く運が良くないと貰えないスキル、プレミアムスキルを手に入れた。簡単に言えば。鑑定。立体的尚且つ平面的な地図が見える。それと、」
「え?まだあるですか?ヒサ様!」
「まだあるぞ!後は仲間管理システム。これは仲間のステータスを偽装出来たり、忠誠、愛情、友情、が高いほど強さが増す。後は何処にいても常時察知出来る。シルフィは愛情が高まりもう組み込まれた。だからでは無いが俺の話をしている」
「え?トイレにいたりお風呂に入っていたりしても分かっちゃうのですね」
「な、何でトイレと風呂か分からんが、そ、そうだな。何時でもシルフィの健康状態と共に、居場所がわかる。次に大事なユニークスキル命名。これは俺が大切な物、大切な思える人に名前を付けると進化する。ウサミとワカバ。そして緋里に蒼守。そして理沙は、音声案内Q&Aスキルを命名して進化した。色々と教えてくれるし、メニューやインベントリなどを管理もしてくれている。名前の決め方は元の世界の先生の用で姉の様な人だったが、今の理沙は、残念理沙さんだ。」
【残念さんは・・・酷いです。ですが、先生の様な姉になります!】
(そ、そうか……)
ヒサは面倒くなりそうだなと思いながら、理沙に返事した。
「え?ウサちゃんとワカちゃんも進化?私の先祖と同じ?え?ヒサの先生?姉さん?」
「そうだな。基本的には同じだが、俺の命名の進化は一度だけでは無い。まだ分からんがもう一度進化する確率は高い。ワカバはそのままの進化だがウサミは動物からの進化だ。理沙の事を含めて細かい事はおいおい細かく話すよ」
「ご主人様に恩返しするぴょん!そして護るぴょん!」
「ワカちゃん凄いにゃん!」
「フフン!だぴょん!ご主人様は凄いのだぴょん!」
また最近成長したお胸をぷるんとして胸を張った。
「え?ウサちゃんが?え?動物からの進化?えー?」
シルフィには信じられない進化だったのかも知れないが本当だ。
「そうだ。シルフィ。ウサミはかなりの希少種だ。異世界の兎が獣人の人として生まれた新種の進化だ!兎獣人だ。ハイ・エルフと寿命、強さは同格かも知れんな。ワカバもウサミと同じく新しい猫獣人だ」
「ワカバは生まれ変わったんだにゃん!もうサラじゃないにゃん!」
ワカバは只今発展途上なお胸を張っていた。
「ウサちゃんがハイエルフの私と同じと同じ?否、それ以上?ワカちゃんも新しい種族?す、凄いわ!」
「後は緋里と蒼守は意志ある武器だ!成長、進化もする。らしい。」
「意志ある武器?凄いわ!そんな武器、伝説級じゃないの!」
「もしかしたら、それ以上かもな!」
『はい!久二郎様為なら伝説以上の進化してみます!そしていつか・・・お嫁さんです!」
(そ、そうか。が、頑張れよ緋里)
『は、はい!頑張ります!待ってて下さいませ!』
「ご、ご主人様!蒼守が私も緋里に負けないです!フンスッ!そして私もいつかヒサ様の・・・お嫁さんです!って蒼守言ってるぴょん!蒼守うるさいぴょん!ウサミが先ぴょん!」
「そ、そうか。ウサミが先か。ウサミも大変だな。そ、蒼守、が、頑張れ、よ」
「もう!蒼守が頑張ります!待ってて下さいませ!って言ってるぴょん!蒼守あんまりうるさいとご主人様に嫌われちゃうぴょん!あっ!静かになったぴょん!」
「聞き捨てなりませんわ!私が最初にお嫁さんになるのですわ!」
(あちゃー。どんどんやばくなるぞ。これは修羅場なのか?カオスなのか?分からん)
【ヒサ様。私も良き妻になる為頑張りさせて頂きます。お待ち頂けますでしょうか
?】
(理沙もかよ。先生見たいな姉さんはどうした?ふぅ。待っててやるよ。残念娘にはなるなよ。)
【え?そ、それは先生見たいな姉さんなお嫁さんです。ってヒサ様!残念娘って何ですか!】
(ふぅ。話が進まん!無視だ!)
【ひ、ヒサ様ーっ!また無視(泣)】
「みんな落ち着け!今度はメニューとインベントリだ。確かメニューはマップ、仲間システムやインベントリ、ステータス操作と管理の設定だな。インベントリは、無限収納、時間停止、時間進行インベントリ内操作だ。あと解体かな。これらは殆ど理沙が管理しているけどな」
「ヒサ様凄すぎますわ!本当に使徒様では無いですわよね?」
「ん?使徒じゃない。運が良かっただけだ。」
「そうですの。でもやはりヒサ様が運命の人ですわ!」
「ありがとう。シルフィ」
「うふふっ♪私こそありがとうございますわ。うふふっ♪♪」
「う、ウサミも運命の人だもん!あの時助けてもらえてまた会えたの、運命の人だもん!」
「わ、ワカバも助けられる運命の人だにゃ!」
ウサミは何となく分かるが、ワカバよ、助けられる運命の人、って何か変くない、助けてもらい出会った運命の人、じゃないかっと思うヒサだった。
「分かったよ!みんな、シルフィもウサミとワカバも運命の人だよ!緋里も蒼守も後は理沙も運命の出会いだよ!」
『久二郎様!嬉しゅう御座います。今後もどうぞ宜しくお願い致します!』
緋里が嬉しそうに返答するが、理沙は、
【ヒサ様理沙はとても嬉しく思います。ですが!後は、は余分です!】
「ウサミ、嬉しいぴょん!」
「ワカバも嬉しいにゃん!」
「少し納得いかないけど、でも私も嬉しいですわ!これからも宜しくお願いしますわ!」
「蒼守も、嬉しいです!今後もウサちゃん友共宜しくお願いしますって言ってるぴょん!」
「あぁ!みんな宜しく頼むよ!でだ、これからなんだが、俺達、冒険に出ようと思う。折角力も金も魔法もスキルもある。この不思議な世界を旅をしたい。と俺は思っている」
「私は全然大丈夫ですわ。この世界がどの様に変わったか知りたいですし、ヒサ様の思うままにして下さいませ!」
「ウサミも冒険したいぴょん!ご主人様の思うままに!ぴょん!」
「わ、ワカバもご主人様と冒険したいにゃん!ご主人様の思うままににゃ!」
(最近ウサミの語尾が不自然になりがちだな。実はもう言わなくても良いのじゃないか。まいっか)
「みんなありがとう!まだ直ぐでは無いけど、近い内に冒険に出るぞ!」
「はいぴょん!「はいにゃん!「はいですわ!」」」
ヒサ達の本当の冒険がここからやっと始まるのだった。
そして冒険の末いずれ分かる何かが世界を、否、宇宙を………
それはまだまだ先の話である。
ん?誰がいつもヒサの事を語ってる?覗き見?ん?儂?ん?儂は宇宙神じゃよ。さらばじゃ。
ふぉっふぉっふぉっふぉ。
謎の爺さん宇宙神は謎の意味深長な言葉を残して去った。
お読み頂きありがとうございますm(_ _)m




