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神秘の剣  作者: クマの子
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長達への謁見

初めての創作物なので至らぬところもあるかと思いますが楽しんでいただければ幸いです。

京都に着いた3人はとある雑木林にある祠の前に居た。森田が祠に置いてある丸い石に手をかざすとそこら石像が消えて下に続く階段が現れた。「退魔の剣か神秘の剣が発行する通行許可証を所持しているものがさっきの石に触れると仕掛けが動いて入口が現れる。さあなかに入るぞ。」呆気にとられる蒼太を置いて鈴音はさっさと階段を降っていってしまった。慌てて蒼太後を追うと階段を降りようとしたはずなのにいつの間にかホテルのエントランスホールの様な場所に立っていた。「ようこそいらっしゃいました。私は雪村零(ユキムラレイ)と申します。歓迎しますよ新たな青龍の契約者よ。」電動車椅子に乗った綺麗な白髪を持つ美人が蒼太にに話しかけてきた。「お母様!」鈴音が声を上げるとその女性に駆け寄った。「まったく…あなたは何歳になっても甘えん坊ですね。龍海に迷惑はかけていませんか?」「だ…大丈夫…」「はぁ…申し訳ありませんでしたね龍海…」「いや、別に問題ないぞ。それより真司が付いて行きたがっていたが流石に俺が東京から離れるのにアイツまで居なくなるのは問題だからな申し訳ないが置いてきた。だから後で電話でもしてやってくれ。かなり寂しそうに鈴音のことも送り出してたからな!」「親子揃って…まぁ後で電話くらいはしてやろうかね。」「そうしてやってくれ。」「白雪も鈴音のお世話ありがとうね。」零が言うと白雪が現れて「鈴音のことは零の代わりにしっかり守っているから安心しておくれ。」「すまないね…感謝しているよ。」「今更何を言ってるのかしら?私とあなたの仲でしょう。」「それもそうね。で、本題だけどまだ他の長達は到着していないけどもうじき到着すると思うから待合室で待っていて頂戴。」「分かった。それじゃあ蒼太は付いてこい。鈴音は久しぶりなんだからお母さんと一緒に居ると良い。」

蒼太が森田についていき待合室で待つこと30分、用意ができたので5霊獣の間に2人で来るようにと伝えられた。大きな扉の前に立つと龍海が大きな声で「木の派閥の長、森田龍海並びに同派閥所属和泉蒼太入ります。」と言うと大きな扉が開き、中には大きな円卓とそこに豪華な椅子が5つと一番手前に豪華ではないが立派な椅子が1つ置かれておりそのうち4つの椅子には既に誰かが座っていた。2人が入ると扉は締り森田がここで止まれと言うと空いている豪華な椅子に座った。1番奥の席に座る端正な顔立ちをした20代後半くらいの男が「よくぞ参った。取り敢えずそこの椅子に座りたまえ。まずは俺達の自己紹介をしよう。俺は土の長、真道光(シンドウヒカリ)だ。」と言い続いてその横に座る同じく20代後半くらいかそれより下くらいの男が「次は私だね〜!私は火の長、鳳灰炎(オオトリカイエン)だよ〜。よろしくね〜」と言うと真道が「鳳さん…もう少し真面目にしてくれないですかね?」「えっ?無理!」「まぁもう諦めてますけど…次は老師。」続いて鳳とは反対側の真道の横にいた大柄で髭が目に付く70代くらいの男が名乗った。「儂の番か。儂は水の長清水玄正(シミズゲンセイ)と申す。以後お見知りおきくだされ。」「最後は私か。私は金の長金原麗華(カネハラレイカ)と言う。よろしく頼む。」スラッとした体型をしており長い黒髪をポニーテールにしている20代半ばくらいの女性が最後に名乗った。「今から私達は君が青龍の力を継承するに足るか否かを判断する。ついてきたまえ。」真道がそう言うと彼の背後の壁が開き道が現れた。5人の長と蒼太達はその先に進む。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。是非続きも読んでいただけると幸いです。感想もお待ちしています。

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