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ゲンガー怪奇譚  作者:
4/4

第1話 「小山家にて」

小山[どうぞ、上がってください]

閑静な住宅街に立ち並ぶごく普通の一軒家、昔ここでゲンガーによる事件など無かったと思わせるほどに....

荒木[普通...ですね]

三田[ですね...もっとなんかあるんじゃないかって..]

小山[あはは、ただの民家ですよ?それに、この家はもう私しか住んでおりません]

三田[え?他の家族は?]

小山[あー、自分が高校生の時突然いなくなっちゃって..]

荒木[突然...?]

小山[いやぁ、学校から帰るのが遅くなってしまった時があって。21時くらいだったかな、帰ってきた時には家はもぬけの殻でした。]

荒木[なるほど....]

三田[ゲンガーの記事とか散々見た後に聞くと..]

荒木[ゲンガーの仕業としか思えなくなっちゃいますよね]

小山[特に荒れた形跡も無かったんですよね]


[ み つ け た ]


!?

三田[え..?いまのみつけた..って誰が言ったんですか?]

小山[い、いや..自分ではないです]

荒木[私も違います..]

ドッ!

天井を突き破り、そこに居たのは..

荒木[なっ...!]

荒木ゲンガー[みーつけた、俺の本体]

荒木と全く同じ姿をしたドッペルゲンガーだ

三田[まずい!]

小山[荒木さん...!]

荒木[万事休す...なんてな?]

荒木ゲンガー[あ?]

荒木[3年前、鹿児島でゲンガーによる事件が起こったのだが....]

荒木ゲンガー[それがどうしたってんだ!]

荒木[その記事はなぁ..こう書いてあるんだよ。”ゲンガーは殺せる”ってな]


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