ケース2 「とあるに一家に現れた」
???[なるほど...それでゲンガーが教室に現れたと..]
???[はい、そうなんですよ]
???[似たような話、聞いたことあります。確か..]
謎の男は昔の記憶を呼び起こす
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これは小山一家のケースである
小山優成[おねーちゃん!]
小山愛莉[なぁに優成]
優成[あのねあのね!今日幼稚園のリレー大会で1位取ったんだよ!!!!]
愛莉[そうなの!凄いじゃない!!]
2人が2階の部屋で談笑していると、下から母親の声がした
愛美[2人ともー!ご飯よー!]
愛莉[はーい!今行く!!]
2人が階段を降りる
寛文[おお2人とも]
愛莉[お父さん久しぶりに帰ってきたんだね!]
優成[お父さん久しぶり!]
愛美[今日のご飯はお父さんの大好きな唐揚げよー]
いただきまーす!!!
食事中、不意に寛文が話し出す
寛文[そういえば今日の昼、愛莉が1人で和室に居たけど、何してたんだ?]
愛莉[え?私学校行ってたよ?]
和室にはペット監視用のカメラが設置されていた
寛文[え?いや...これみろよ..]
履歴に残っていた映像を見ると、確かに愛美の姿があった、時刻は12:50分となっている
愛莉[確かに私だけど....この時間は学校に..]
優成[このおねーちゃん、顔見せてないね]
愛美[そうねぇ...本当に帰宅してないの?]
愛莉[うん...なにこれまじで..]
寛文[まさか...いや、なわけないよな]
愛莉[ん?]
寛文[ドッペルゲンガー...って聞いたことあるか?]
優成[幼稚園の怖い話で聞いたことあるよ!]
愛美[まさかこの愛莉がドッペルゲンガーだって言うの...?]
寛文[違うならなんなんだこれは...]
....
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愛莉は自室のベッドに居た
...(ドッペルゲンガー...本当だとしたら)
ドンドンドンドンドン!!!
!?!?
愛莉[え?え?え?]
突如自室のクローゼットから叩くような音がした..
愛莉[...みてみるか...]
ドアを開けると...
愛莉[だれも...いない?]
愛莉は誰も居ないことを確認し安堵していた
愛莉[もー....なんもないじゃん...寝るかあ]
愛莉は後ろを向いた
ゲンガー[やぁ、死ね]
キャーーーー
ーー
ー
ー
ー
..
..
.
.
優成[おねえちゃん!?]
!?
優成の目に映るのは、愛莉な無惨な死体と突っ立っているもう1人の愛莉だった
愛莉ゲンガー[きみはこの女の弟か..君のゲンガーもいつか来るかもね?]
愛莉ゲンガーはそういい去っていった...
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???[優成....小山優成って...]
???[三田さん、あなたの元同級生です]
三田[.....あのクラスを巻き込むゲンガー...]
???[あのクラスだけの話では無いかもしれませんよ、実はまだ記事があるんです...]
男はそういい別の記事を広げた