面白い物語の書き方
貴方にとって面白い物語って何ですか?
私は貴方の事を知りません。
だって貴方とは趣味や嗜好、性格や年齢など全く似てないでしょう。
それに貴方の実力はプロかも知れないし、始めたての初心者かも知れません。
そんな貴方に私が伝えられる言葉はただ一つ。
【貴方の好きな物語を書いて下さい】
逆に【貴方の嫌いな物語は書かないで下さい】
読者が好きなジャンル? ランキング上位の作品から予想? 有名な小説家の作品を読む?
賞や書籍化を狙うのであれば必要では有りますが、果たしてそれは全員に言える言葉でしょうか?
私は五年以上小説を読んでいません。
単純に頭が悪い訳ではありません。学力は低いですが……。
そんな私が執筆した【紅き瞳のイミ】を読んでみて下さい。
噓だと疑う方が何割りかいるかと思います。
私の物語の書き方は邪道なので仕方がありません。
さて私の物語は面白いですか? 面白くないならブラウザバックして下さい。
面白いと思った方に質問です。
【私は好きな物語を書いています。貴方にとって面白い物語って何ですか?】
他人の物語と似ている作品ですか?
それでは貴方のオリジナリティは全く感じられませんよ。
貴方の好きな物語を書いて下さい。
沢山の読者が面白くなくても、貴方の好きな物語は貴方にとって面白い物語でしょう?
だって読者なんて他人なんですよ。
でも貴方は違う。貴方は唯一貴方の好きな物語を書く事を許された読者です。
その物語の設定資料は貴方が管理し、調整や改造などが色々出来ます。
他人はそれが出来ません。
但し一部の設定資料は必ず盗まれてしまいます。
それは完全一致ではない限り、盗作ではありません。
貴方の一部の設定資料から生まれた劣化品でしかないからです。
別にそれを超える作品なんて、貴方が書く必要はありません。
それで落ち込む必要はありません。
ですが貴方がその作品を削除した時、初めてその作品が他人の手に渡ります。
その覚悟は貴方にありますか?




