帰国
こん作品はTwitter上にて設定が面白いと言われて書き出した物語です。
なお内容はフィクションですのでツッコミは無しでお願いいたします。
ドラマのシナリオを読んでいる感覚でよろしくお願いします。
この世の楽園。
北の国が、戦争で国を離れた難民達を呼び戻す為に作った言葉。
この帰国事業は1950年から1984年まで48年に渡って継続された。
その結果、幸せになったのかどうかは定かでは無い、しかし累計93000人の移民が渡ったのは事実である。
それから37年後、世界は未曾有の危機に襲われていた。
中国が発祥の地とされる新型インフルエンザ。
自然の摂理か、はたまた人の手による産物なのかは不明のまま。
瞬く間に世界に広がっていった、そうそれはかつての黒死病のように。
各国が躊躇う中で唯一、北の国だけがいち早く、鎖国の様に国境を閉鎖した。
その後に行った北の国の会見では。
「我が国において、新型インフルエンザの患者は発生しておらず患者数はゼロである」
そう発表してから、貝のように口を閉じている。
はじめちまったよ!
途中の作品達、まっててくれ!
これの次に書くからねえ!