白銀の少女と古の紅
「ちょっと植野さん三田くん!?地図持ってて気が付かなかったの!?」
「ごめーん、私この世界の字料理の名前くらいしか読めなくてさ。」
「俺は全く読めねえっ!!だがノリと勢いと気合があれば何とかなるってモンよ!!」
和人達は前衛のこの二人に地図を預けていたのは間違いだったと、今更ながらに気が付いた。そして改めてメアリーとカリラを見る。
「結婚って……女性同士で?」
信じられないといった顔をする和人だが、メアリーはそれを鼻で笑い飛ばした。
「はっ、惚れてしまったものは仕方無いわ、今しがた同性婚も認められておるといったじゃろ。そもそも種族が違うのじゃ、その上で性別など些末な問題じゃと思わぬか?」
「思いますっ!素敵ですっ!素晴らしいですっ!!」
「そうデスっ!愛の前にハ種族も性別も関係ありまセンっ!!!」
「やっぱりか……」
慎太郎の思った通り、腐れ女共が食らい付いた。
「だから慎太郎!和人君!!」
「アナタ達も素直にナッテ!!」
「なんじゃ和人よ、私の誘いに乗らんと思ったら、おんしそっちの手の者じゃったか。」
腐女子ーズの言葉を真に受けたのかふざけているのか、メアリーはニヤニヤと和人を見る。
「違いますよ!!二人とも本当に止めてくれない!?」
「そんな……慎太郎……嘘……ですよね?」
目に涙をいっぱいに溜めながら、ロレインかじわじわと慎太郎から距離を取り始めた。
突如慎太郎が剣を抜き放ち、腐女子ーズに突きつける。その目は完全に据わっていた。
「テメェら……ロレインが真に受けてんだろ……ふざけた妄想で人の恋仲壊そうってのか……?大概にしねぇとぶっ殺……」
「「すみませんでしたぁぁぁぁぁっ!!!」」
誰もが初めて見る慎太郎のガチギレ、即座に土下座する腐女子ーズ、みんなも妄想は人の迷惑にならないように気を付けよう。
その後、頼雅達に取り押さえられた慎太郎を落ち着かせるために、遥は精神安定の歌を丸一曲歌う羽目になった。
慎太郎が落ち着きを取り戻し剣を納めると、腐女子ーズは再び沸き始める。さすがに今度は和人と慎太郎にではない。いずれまたやるだろうが今はしない。メアリーとカリラに対してである。
「それでそれでメアリーさん、カリラさん!!」
「お二人の馴初メなんか聞かセテ貰えマスか!?」
話したくないのか、メアリーはばつの悪そうな顔を背けるが、代わりにカリラが一歩前に出る。
「掻い摘まんで話しても分かって頂けないと思いますので、少々長くなりますが宜しいでしょうか?」
「「是非っ!!」」
二人は期待たっぷりにカリラの次の言葉を待ったが、カリラの口から出た言葉は、二人の期待には添わぬ思いもよらぬ物だった。
「私、罪人なんです。とは言っても、もう632年も前の事なんですけどね。」
「「え……?」」
──────────
私は遠く海の向こう、アードベッグ公国の小さな村に生まれました。
父は冒険者、母は繕いの仕事をしながら豊かでは無いまでも、それでも家族で幸せな生活をしていたと思います。
ある日父は、長期の依頼を受け旅立ちました。
ですが父は予定された依頼の期間を過ぎても戻らず、それでも信じて待ち続けた私と母の元に届いたのは、父の短剣のみでした。
母は悲嘆に暮れ、いつまでも泣き続けていました。子供だった私は、父はいつか戻ると思いながら、ただ泣き続ける母を見ているのが悲しかった事を覚えています。
もともと稼ぎの薄い繕いの仕事も手につかず、とうとう生活に困った私達は、父の弟である叔父を頼り旅に出ました。
旅の果てにたどり着いた叔父は、私達を快く迎えてくれました。
ですが、元々体の弱かった母は、長旅の疲れが祟り、病を患い程無くして亡くなってしまったのです。私に決して諦めず強く生てねと言い残して……
それからというもの、叔父の態度は一変しました。私に暴力を振るい、辛く当たり始めたのです。
今思えば、美しかった母に気があったのでしょう。その母が他界した事で、私には何の価値も失くなってしまったのです。
それでも行く当ての無い私は、叔父の元へ留まるしかありませんでした。
来る日も…来る日も…奴隷のような扱いを受け、激しい暴力に堪えていましたが、村の人は誰も助けてはくれず、見て見ぬ振りをしていました。
それでも母の最後の言葉を胸に数年間堪え続けた私は、いつしか髪の色が抜け落ち今のこの色になっていたんです。
そんな生活が続き私の歳が14を数えた頃、水に写った自分の顔に、母の面影を見るようになりました。
亡くなった母に会えた様な気がして嬉しく思っていた矢先の事でした。
叔父は私の純血を奪ったのです………
その日から叔父は毎晩の様に私を犯しました、だからといって奴隷の様な扱いも、激しい暴力も治まる事はありませんでした。
娼婦の様に求められ、奴隷の様に虐げられる毎日、そんな日々に堪えきれなくなった私は、いつものように私の胸に顔を埋めてきた叔父の無防備な背中に、枕の下に隠していた父の形見の短剣を突き立てたのです。
何度も……何度も…何度も!何度も何度も何度も!!
どれ程の時が過ぎたのかは分かりません。
気が付くと、私は血塗れになり動かなくなった叔父を前に震えていました。
しばらくそのまま恨みがましい叔父の目を見つめていると、不思議と冷静になっていきました。いえ、もしかするとより深い混乱に沈んでいったのかもしれません。
私は思ったのです、このままでは村の掟で私は縛り首になると……ならばどうすればいい?
そう……みんないなくなればいい……どうせ誰も私を助けてくれなかった薄情な人達だ……みんないなくなってしまえばいい!!
村の明かりが消え果てた深夜、村の全ての家の扉が開かぬように細工をして、私は村に火を放ち逃げ出しました。
真っ暗な森の中を、月明かりだけを頼りに私は必死に逃げ続けました。
そして苦しくなって倒れ込んだ時に、初めて気が付いたのです。
月明かりに照らされた自分の体が、叔父の血を浴びて真っ赤になっていた事に……
これだけ血の匂いをさせていれば、いずれ野犬や狼が嗅ぎ付けて私は食い殺されるだろう。
私は月を見上げてただ泣いていました。
その時でした、涙に滲む月を背にして、この世の者とは思えない美しい女性が降りてきたのです。
そうです、これが主様との出会いでした。
最初は可哀想な私を迎えに来てくれた天使様かと思いました。
でも、その深紅に輝く瞳とうっすらと笑う口元から覗く牙が、そうでは無い事を告げていました。
それでも獣などではなく、この美しい存在に殺されるのならば、私の人生も少しは良い終わり方になったかもしれない、そう思い私は全てを覚悟したのです。
目の前に降り立ったその女性は、値踏みをするように私を見るとこう言いました。
「おんし、とても良い顔をしておるな。全てを失い、全てを諦め、全てに絶望したとても美しい顔じゃ。気に入ったぞ、おんしに二つの道を選ばせてやろう。一つはその絶望のまま私に食われ、私の血肉となって永遠を生きるか、もう一つは今までの命をここで終えたとして、新しき命として私と生きるかじゃ。」
そう言って差し出された手を、私は迷わず握りました。
そうして私は主様の下で使用人として働く事になりました。奇しくも叔父の下で虐げられて来た日々がここで役にたったのです。
それからは毎日が夢の様でした。
綺麗な服が着れて、柔らかい寝具で寝ることができて、美味しい物が食べれて、でも魔獣のお肉だと聞かされた時はとても驚きましたのですけどね。
何か分からないことがあっても主様は決して怒ることはなく、とても丁寧に教えて下さいました。
そんな日々の中、私は主様とずっと一緒にいたい、命の限り主様と共に在り続けたいと強く願う様になっていたのです。
そして十数年が経ち私の歳が40になる頃、あまりにも容姿の変わらない私を不思議に思った主様が、懇意にしていた人間の伝をたどい教会に頼んで私を鑑定すると、この不老のスキルが芽生えていたことが判ったのです。
もしかすると、何者にも負けない純粋で強い想いこそが、ユニークスキルとなって表れるのかもしれませんね。
私も喜びましたが、主様は私以上にとても喜んで下さいました。
これでいつまでも共にいられると……
でもそう喜べたのも束の間でした。
スキルが譲渡できるのはご存知ですよね?
教会から私の不老のスキルの存在を知らされたアードベッグ大公が、私にスキルを献上しろと迫ってきたのです。
当然私達は断りました。すると今度は私を拉致しようと刺客を差し向けて来たのです。
次々と送られてくる刺客を主様は私を護るためにことごとく撃退しました。
元々人間と友好的に接していたためお兄様の怒りを買っていた主様でしたが、人間である私を護るために人間と戦った事が最後の一手となって、主様はお兄様と訣別なさってしまったのです。
そしてお兄様の助力が得られなくなった私達に、アードベッグ大公は遂に一個師団を差し向けて来たのです。
主様はお一人であらば難なくしのげた筈ですのに、私を護るために国を捨て逃げる決断をなさって下さいました。
「おんしがいてくれるならば、私は他に何も望まぬ。共に逃げよう、たとえ遠く地の果てであろうとも、おんしの生きる場所こそが私の国じゃ。」
そう仰って下さった事、今でもその言葉は、私の心に深く刻まれた大切な宝物の一つです。
そして私達はアードベッグ公国を捨て、今のシーロブルト王国、その当時は小国であったグレンリベット王国の森に隠れ住む事になりました。
え?ドラマチックな逃走劇は無かったのかですって?ふふっ、残念ながら主様に抱かれて空を飛んでひとっ飛びです。
そうして静かに暮らす中、私は買い物に出かけた町で、アードベッグ公国に魔王ティアマトが現れた事を知りました。
大公は私を追うどころではなくなっていたのでしょうね。結果私達はアードベッグを捨てて正解だったのです。その事を主様に話しましたら、
「ざまぁないわ!私から大切なものを奪おうとした報いじゃ!」
と大笑いなされ、つられて私も久しぶりに大笑いしたものです。
ですが同時に、主様は悩んでおられました。主様は種族柄どうしても定期的に人の血を飲まねばなりません。今ではコップに注いだ私の血を飲んで貰っていますが、当時同じことをしたら貧血で倒れてしまいまして……
なので主様は月に一度程度でしたが、人を襲い血を飲んでおられました。それでも瞬く間に吸血鬼の噂は広まったのです。
なので町に買い物に行けるのは私だけでした。幻術で牙を隠し、目の色を変えても主様はどうしても目立ってしまいますから。
それに加えティアマトの影響で活性化する魔物、日々私の身を案じて悩む主様を見て、私が申し訳無く思い続けていたある日の事、更には魔王スルトまでが顕現したのです。
世界が混沌としてゆく中、私達の家の扉を叩く者が現れました。その人こそ時の勇者に選ばれた初代シーロブルト国王、当時まだグレンリベット王家の第一王子だったウォルター・グレンリベット様だったのです。
ウォルター様は敵意が無い事を示すため、主様に剣を鞘ごと渡し言いました。
「お願いだ、魔王を倒すためその力を貸して欲しい。それまでその者の身の安全は我が国で全力で護り通す。そして魔王を倒した暁には、そなた達が堂々と、そして平穏に暮らせる土地を与えることを我が名に誓おう。」
「よかろう、手を貸してやる……じゃがその誓い、一言でも違えてみよ!その時は魔王に成り代わり、私がこの国を草の根も残らぬ程に滅ぼしてくれるわ!!」
今思えば、お二人とも藁にもすがる思いだったのでしょう。そう言って主様はその申し出を承諾しました。
そして私の身はグレンリベット家の預かりとなり、旅立つ主様達を見送ったのです。
それからの私は、ただ祈り続ける毎日でした。
たとえ主様が不死に近い再生力を持っていても、魔王には存在を根幹から滅ぼす力があると言われていましたから……
それから4年後、遂に魔王ティアマトが倒されたという吉報が世界を駆け巡りました。
え?そこに至るまでの話は無いのかですって?
申し訳ございません、私はただ祈っていただけですので……
それから更に2年の月日が流れ、遂に魔王スルトを封印を果たしたウォルター様達が凱旋なされたのです。
ウォルター様の一団に主様の姿を認めた私は、思わず主従の立場も忘れ抱き付き泣いていました。
主様はそんな私の髪を撫でながら仰って下さったのです。
「ずっと会いたかったぞカリラ、どれ程この日を待ちわびたことか……じゃがこれで私達を阻む物はのうなった。これからは使用人ではなく、私の伴侶として側にいてくれぬか?」
私の為にここまでして戴いた主様を拒む理由などどこにございましょう? 勿論私は主様の求婚を快諾し、王位を継承されたウォルター様は魔王討伐の多大なる貢献者として、主様と私の婚儀を国を挙げて祝って下さったのです。
──────────
「そして今に至ります。」
カリラがそう話を結んだ時、当然の如く和人達は大号泣していた。そして残念な物を見る目を照れて真っ赤になっているメアリーに向ける。
「………何じゃ?」
『何でそんな風になっちゃったんですか?』
「どういう意味じゃ………」
目の前のメアリーと話の中のメアリーでは、同一人物と思えない程にキャラが違っていた。
はっきり言って話の中のメアリーが男前過ぎる。
「みんな!明日は精一杯頑張って最高のステージにしよう!!カリラさんの為に!!」
「遥よ、頑張るのは結構じゃが依頼主は私じゃぞ……」
「あばばばばばばばば………」
引き吊った笑顔のメアリーに顔面を鷲掴みにされた遥が、その身を宙に浮かせた時だった。
「美空、バイ◯ソード貸して。さっきメアリーさんに言われて気付いたけど、それに増幅組み込むの忘れてたわ。」
作業台の前で何やらごちゃごちゃやっていた理亜が、美空に向かって手を差し出した。
カリラの話を聞いていなかったのか、その顔には涙の跡すら全く伺えない。
「ちょっと理亜!?今のカリラさんの話聞いて無かったの!?」
「そうデス!!何でそんなに平然とシテられるんデスか!?」
腐女子ーズが非難するように詰め寄るが、逆に信じられないといった表情を理亜は浮かべた。
「いや、確かにカリラさんの子供の頃の話は胸糞だったけどさ、メアリーさんと国王が会った辺りからは建国史に書かれてるわよ?カリラさんが祈っていた辺りの事なんかも全部。少しは本読んだら?」
『え?』
「まー確かに私もさ、まさか本人が生きてるなんて思わなかったから気付かなかったんだけどさ。子供にも人気な有名な話なんだわ。」
「すみません……私も読んでいましたがド忘れしてました……」
―微妙にダメなんだよなこの天才……―
恥ずかしそうに顔を覆いながら理亜にバイ◯ソードを手渡す美空を見て、和人達はそう思ったのだが、この中でこの世界の文字を完璧に読めるのは美空と理亜だけである。全員もっと勉強しろ。
ちなみに話ができるのは異世界人のボーナスの様なもので、何か不思議な力で翻訳されているらしいというご都合設定。ならば読み書きも何とかしてくれと和人達は思ったものだが、神はそこまで甘くなかったようだ。
この微妙な雰囲気を掻き消すかのようにメアリーが大きな溜め息をついた。
「じゃから私は話したくなかったんじゃよ。今更自分で話さんでもこの国の大概の者は知っておるし、過去の自分を知られるのも恥ずかしいし、カリラの過去の話は何度思い出しても胸糞悪いしの。」
「主様とウォルター様達の冒険譚はお芝居の演目にもなっておりますよ?ご覧になられた事は御座いませんか?」
「「あ……」」
「どうやらお二人も私の事を言えたものでは無いみたいですね……」
ゆかりとエイミはサークから帰省後、葵とその劇を観に行っていたのだ。
葵は終始感動し、観劇後も冷め遣らぬ興奮で二人に語りかけていたのだが、二人は終始イケメンソフトマッチョ達のアツい絡み合いを観てにへらにへらしていただけであり、観劇後は、葵とは違う冷め遣らぬ興奮をぶつけあっていたのである。
しかもその劇は言うまでもなく勇者が主役であり、カリラの話は一言も出てこない。二人は勇者のパーティーの紅一点である、メアリー役の女優をむしろ邪魔とさえ思っていたのである。つまり内容はほとんど入っていない。
美空と理亜のジト目から逃れる様に明後日の方向へ顔を向けるゆかりとエイミを見て、何となく二人の事情を察した和人は、呆れながらも気になっていたことをメアリーに訊ねた。
「ところでメアリーさん、何でカリラさんを助けようと思ってんですか?」
「ほんの気まぐれじゃよ。おんしらで言えばペットを飼う様な、犬猫を拾うのと差して変わらぬ感覚じゃ。役に立たねば食えばいいと軽い気持ちでの。」
「軽くないですよそれ……」
「ところがの、これが良う働くのじゃ。」
青冷める和人だったがメアリーはここ一番の最高の笑顔を見せた。
そのスキルでもなく、魔力が込められたわけでもない素の笑顔に、遥一筋である筈の和人の心が跳ね上がる様な、締め付けられる様な、もう何と言って分からない程にときめいてしまった。
「その小さな体でパタパタと一生懸命に働く姿が妙に愛らしくての、しかも炊事、洗濯、掃除全てが今までのメイド達よりも遥かに手際が良い。分からぬ事があれば素直に聞いてくるし、呑み込みもとても早い。思わぬ拾い物をしたと思ったものじゃがその理由を聞いた時は憤慨したものじゃ。その叔父は既に死んでいると聞いて、随分と微妙な気分になったがの。それから私は自然とカリラを重用しての、いつの間にか隣にいるのが当たり前になっておったのじゃ。」
そう懐かしそうに語りながらメアリーはカリラに歩み寄り、肩を抱き寄せ頬を擦り合わせた。
「今では掛け替えの無い大切な私の半身じゃよ。カリラのいない世界など考えられぬ。」
そこには600年以上の時をもって育まれた愛と絆が感じられた。それはとても純粋で美しくて、腐女子ーズでなくても和人達はとても羨ましいと思った。
≪次回予告≫
~♪(略)
カリラとメアリーが平穏を手にいれるまでの物語。
まるで姫と騎士の物語の様なカリラの過去を聞いた遥は歌う歌の方向性を決める。
「うん、和人の言う通りアツい特ソンは止めとくよ。」
胸を撫で下ろしたのも束の間、和人に新たなる問題が振りかかる。
「あら、どうかなさいましたか?」
魂の抜けた和人、逃げ出す美空達、関係無しに工房に籠る理亜。
そんな中、メアリーとロレインの、空前絶後の戦いの幕が切って落とされる。
「さすがは魔王を討伐せしめた英傑です!!」
【次回】秘められし輝き
「単なるサービスよ。」