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剣と魔法と特撮ヒーロー!!  作者: 鮭皮猫乃助
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領主(ロード)

「しかし本当に驚いたよ、ロレインがあんなに強かったなんて。」

「すみません、紋章術を人に知られると色々と面倒なので。」

「そうみたいだね……」


 慎太郎は馬車を振り返る。中ではロレインのスカウトに失敗したクラリスとハンナを、和人達が慰めている筈だ。


「それにそう強くも無いですよ、魔力は無駄に高いですけど、その他は人並みですから。」

―どの口がほざくか……―


 慎太郎とロレインの会話を聞いていた警護の兵士達は一斉に思った。


「でもその紋章術だっけ?あんなのどこで身に付けたんだ?」

「それは……生まれてから少しずつです。私の高過ぎる魔力を抑え込むには紋章を刻むのが一番効率が良かったんですよ。」

「へぇ……」


 少し言い淀んだのは、自分の魔力が母を死に追いやってしまった事に対する自責の念からだろう。それを察した慎太郎はこの話を掘り下げない事にした。


「そういえば紋章は神や精霊を示すって話だけど、この世界の神様って女神様だけじゃなかったの?」

「一般的に女神様と呼ばれているのは統治神エウローラ様です。その他の火や水といった神様もちゃんと存在を信じられていますよ。」

「あの大盾と大盾を使った戦い方は誰かに教わったの?」

「あの戦い方は魔力操作の訓練の一環で身に付いたんです。魔法指導係の先生が私のステータスを最大に活かす訓練を考えた結果、複数の物を同時に念導力で操るという訓練を行っていたんですよ。盾は家を出る時に乳母がこっそりくれたんです。」

「くれたって……あれ総魔導銀(ミスリル)製って美空が言ってたぞ!?相当高価な筈だよね!?」

「父は軍の師団長なんです。多分軍の備品からくすねたんだと思います。」

「くすねたって……軍だろ?警備緩すぎるだろ……」

「まあ乳母は元々資材管理部の人でしたから。」


 そんな会話をしながら歩く二人をチラリと見て、前衛を行きながら大きなあくびをする頼雅に、歌鈴は気の抜けた顔で形ばかりの注意をする。


「ちょっと頼雅、緊張感足んないよ?」

「仕方ねぇだろこんなの。」


 頼雅は涙を拭きながら頭の後ろで手を組んで空を見上げた。


「なあ植野。」

「どしたの?」

「俺ら要んなくね?」

「いんないかもね。」


 二人は軽く振り返り慎太郎と楽しげに話すロレインを見る。


「あのねーちゃん一人でこの依頼足りちまうんじゃねーか?」

「たぶんみんなそう思ってるけど言わないだけだよ。」


 ギガースブラザーズとの戦闘以降、一行の周りには総魔導銀(ミスリル)製の大盾が6枚、ふよふよと浮いていた。

 そしてその大盾は、急にいなくなったかと思うと、倒した魔物を乗せて戻って来るのだ。

 実質頼雅達は護衛を唱いながらも何もしていない。気も抜けるというものだ。


「味方だからまだいいぜ?あれがあの盾はべらせて目の前立ったとこ考えて見ろよ?」

「裏ボス感ハンパ無いね……」

「勝てる気し無ぇわ。」


 そう言うと頼雅はまた大きくあくびをした。


「なあネルソンさん、アルトルージュってあとどんくらいなんだ?」

「ああ、領地としてはもうアルトルージュ領だよ。でも俺達が向かうのは領主館のあるカ……大きな町だから、まあこの調子なら明後日の夕方には着くだろうさ。」


 ロレインの参戦によりクラリスの安全がほぼ確保された事で肩の荷が降りたのか、先頭を行くネルソンは軽い面持ちで答える。

 何か含みのある言い方ではあったが、それには気付かず歌鈴は地図を広げて見た。


「でも前から思ってたけど、アルトルージュ領ってシーロブルト直轄領よりも大きくないですか?」

「そりゃあアルトルージュ伯は最古参だからね、代々王家との繋がりも深く信用も厚いんだ。国内の貴族にも人気で、その上で超が付く有能な方だから安心して広い領地を任せられているんだよ。」

「へえ、貴族にも人気だなんて意外だな。貴族ってのは無駄に見栄はってお互いに蹴落とし合ってるもんだとばかり思ってたわ。」


 あまりにも直球な頼雅の言葉にネルソンは大笑いした。


「はははははっ!まあ他の貴族同士ではそうかも知れないな。でもあの方に挑もうなんて考える貴族はおそらく誰もいないよ、間違いなく返り討ちにされるからね。」

「へえ、凄い人なんですね。」

「ああ、凄い方だよ。眉目秀麗、頭脳明晰、そして戦に出れば一騎当千の活躍を見せる正に文武両道、才色兼備を地で行く方だ。」


 ネルソンの言葉にはまたどこか含みがあったが、やはり二人は気付かなかった。


「四文字熟語のオンパレードで大絶賛だな。ならうちの先生と比べてどうなんだ?」


 軽い気持ちで聞いた頼雅だったが、ネルソンは不意に立ち止まりしばらくの間思い悩む動きをすると、涙を滲ませた形相で振り返った。


「頼雅っ!お前は夜空に輝く星々に価値を付け、それを比較する事が出来るのかッ!?」

「わ、悪かったよネルソンさん。要は比べられないくらいどっちも素晴らしいんだな?」

「そうだッ!!」


 ネルソンの勢いに飲まれ三人の間に暫しの沈黙が訪れる。


「や~~い、引っ掛かったぁ~~。」

「むぅ~~っ!むぅ~~~~っ!!」

「はははははっ。」


 見ると楽しげに笑う慎太郎の胸を、頬を膨らませたロレインがポクポク叩いていた。


「分かりやすいイチャつき方してんなぁ……」

「あの人がさっきの最終兵器(リーサルウェポン)とは思えないね……」


 旅は何も危なげ無く順調だった。


 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


 明後日、順調に進んだ一同はネルソンの見込みよりも早く、昼過ぎには大きな町門前にたどり着いた。

 ネルソンが入門手続きをとっているとクラリスが馬車から顔を出した。


「皆さん、まずは冒険者ギルドに向かって賞金首討伐の報告をしましょう。少しでも早く民を安心させてあげたいですから。」

「分かりました。じゃあみんないこうか。」


 ネルソンに続き歩き出した一同だが、美空には一抹の不安があった。ロレインの極大魔法によって灰と化したギガースブラザーズは魔石しか残らなかったのだ。はっきりとした証明部位が残っているならともかく、魔石のみでの証明は難しい。出来なくもないが時間がかかるのだ。


「ま、急いでお金が欲しい訳でも無いですしね……」


 美空も理亜も魔道具研究でかなりの金を浪費しているがとくに金に困っていない、料理のレシピや発明品で稼いでいるからだ。

 とくに最近開発したばかりのモンハン玉セットは、冒険者達の間で物凄い勢いで普及しているし、理亜が魔道具工房を掃除するために作った魔動掃除機(サイクロン式)は、既にシーロブルト王都の一般家庭にまで普及している。ついでに美空が趣味で作ったチェーンソーもだ。

 ギルドに到着したネルソンは慎太郎達を外に待たせ、魔石をまいるーむに収めた美空を伴い受付に向かう。


「いらっしゃいませ、本日はどういったご用件でしょうか?」

「ギガースブラザーズの討伐証明をお願いしたい。」


 笑顔の素敵な受付嬢が好みだったのか、ネルソンはいつもよりキリッとした顔で答えた。


「かしこまりました。それでは討伐証明となる部位などの提示をお願いします。」

「美空、頼む。」

「はい、色々あって魔石しか残らなかったのですがどのくらい時間かかりますかね?」


 そう言いながら美空はカウンターに子供の頭程の魔石を二つゴトリと置く。

 受付嬢は美空が稀な空間魔法の持ち主である事と、出された魔石の大きさに驚きながらも丁寧に魔石を確認する。


「確かにこの大きさであればギガースブラザーズかもしれませんが、これから解析に回して……おそらく三日はかかるかと思います。」

「良かった、滞在中に済みそうですね。」

「お待ちください。」


 美空がほっと息をついた時不意に後ろから声がかかり、粗野なギルドホームには場違いな少女が従者と共に近付いてきた。クラリスである。


「その魔石が賞金首、ギガースブラザーズの物であることは私が保証しましょう。」

「あなたは?」


 受付嬢は突如表れた場違いな少女に訝しげな顔を向ける。


「この方はクラリス・エル・ステラ・シーロブルト第一王女殿下にあらせられます。こちらがその証しになります。」


 そう言いながらハンナは王族の証である、炎に鎖が絡んだ紋章の刻まれた短剣を差し出した。


「お、お、王女殿下!?暫しお待ちくださいませ!!」


 受付嬢は勢いよく立ち上がると、カウンターの奥の階段をわたわたとかけ上がっていった。

 その背中を見送ったクラリスは、意外そうな顔を向けている美空にニコリと笑顔を向ける。


「王族足るもの、使えるものは何でも使うしたたかさがないといけないとお父様に言われておりまして。」

「いいですね、そういった考え大好きですよ。」


 クラリスに対する美空の好感度が上がったところで、ガタイの良い生え際が少し後退した大柄なおっさんがドタドタと階段をかけ下りて来た。


「これは王女殿下!この様なむさ苦しいところによくぞおいで下さいました!私は当ギルドを任されておりますビーダーと申します!」

「あなたの様な立場あるお方が私のような小娘に礼儀など結構です。どうぞ面を上げて下さいませ。」


 それを見ていた美空はますますクラリスが好きになった。


―どうやらこの方は守るべき価値のある方のようですね。―


 旅行気分でこの依頼を受けていた美空は、ここで初めて真摯に依頼に向き合う事にした。

 まあロレインがいればほぼ必要無いのだが、心構えは大事である。


「私はメアリー様の招待を受けこちらに参りました。そしてその道中、冬眠し損ねたギガースブラザーズと遭遇し、護衛の者達が討伐したのです。私としては少しでも早く民を安心させたいのですが、私の証言では証明には足りないでしょうか?」


 クラリスの憂いを帯びた眼差しに、ビーダーは涙を滲ませる。


「滅相も御座いません!!これ以上の証明は無いと思われます!!ケリン!今すぐ賞金をご用意して差し上げろ!!」

「はい!すぐにご用意致します!!」


 民草を思うクラリスに心打たれたのか、ギルマスと受付嬢は猛然と手続きを開始した。

 クラリスは美空に向かって指で小さな丸を作って見せる。


―へぇ、しっかりと敬愛されてるんですねぇ……―


 王族というだけでもこの程度の対応はされるかも知れないが、目の前の二人は心からの対応をしている事が見て取れた。シーロブルト国王が善政を敷き、国民に慕われている証拠である。


「お待たせしました、ギガースブラザーズセット討伐の賞金、金貨1000枚になります。ところでそちらの魔石は買い取り致しますか?」

「いえ、結構です。迅速な対応ありがとうございました。」


 なんとなくファストフード店の様な感覚を感じながら、美空はまいるーむに魔石と賞金をしまい込んだ。


「それでは参りましょうか、皆様、お仕事頑張ってくださいませ。」

「勿体無きお言葉、どうぞお気をつけ下さいませ!」


 軽く会釈をしたクラリスに対し、ギルド職員達はクラリスがホールを出るまで深々と頭を下げていた。


「ここからは私も歩きます、町と民を見てみたいので。」

「かしこまりました。」

「それでは皆様、領主館はあちらですので参りましょう。」


 ハンナを伴い歩き出したクラリスを、一同は素早く囲うような陣形を組んで歩き出す。

 町は王都と遜色無いほど賑わっていて、道行く人達も皆穏やかな顔をしている。これだけでも領主の有能さが伺えた。


「凄いな……ここがとても地方都市とはおもえないや……」


 町を見渡して和人はため息をもらした。


「本当だね、それにいろんな美味しそうな匂いがするよ……」

「そういや魔王って食糧難に関係するって聞いたけど、この国ってそんな感じ全くねえよな。」


 鼻をヒクつかせながらだらしない顔をする歌鈴の言葉に、頼雅はぼんやりと呟いた。

 その言葉が耳に届いたクラリスは苦笑を浮かべる。


「皮肉な事なのですが、それは我が国に封印されている魔王スルトのお陰なんです。魔王が存在する土地は他の魔王の影響を受けにくいのですよ。」

『へぇ……』

―そうなの?スルト。―

―魔王同士でも色々と取り決めがあるのだ…それよりなるべく話しかけるな…我の存在が気付かれるやも知れぬ……―

―え?どう言うことなのスルト?ねえ、スルトってば?―


 和人は何度かスルトに呼び掛けたが、スルトはそれっきり押し黙ってしまった。


「見えました、あそこが領主館です。」


 そうこうしてるうちに領主館についたらしく、和人はクラリスの指差した方を見る。

 そこには壁に囲まれた広大な土地に、三棟の立派な建物が並んでいた。いたのだが───


「何か思ったより小さいな。」

「ああ、確かにデカいんだけど、直轄領以上の土地任されている貴族の館としては小せえ気がするな。」


 凪晴と頼雅が声を落としたりせず素直な感想を述べた。


「メアリー様は貴族としての体面はあまり気にされない方なんです。これでも大きすぎるくらいだとおっしゃってましたから。そういったところも人気の一つなのですけどね。」


 クラリスそう言ってネルソンに目配せをすると、ネルソンは門に吊り下げられた鐘の紐を引いた。

 軽快な音が鳴り響き、程無くして年の頃は20くらいだろうか、銀髪の優しそうなメイドが静かに姿を現した。


「お待ちしておりましたクラリス様、お連れの方々もお疲れ様でございます。私、当家のメイド長を任せられておりますカリラと申します。」


 そう言って深々と頭を下げるカリラにクラリスは微笑みかけた。


「お久しぶりですねカリラ。とは言っても、()()()()()()()()それ程でも無いかも知れませんが。」

「ふふっ、お戯れを……それではどうぞお入りくださいませ。お連れの方々もご遠慮なさらず、馬車はあちらへお願い致します。」


 クラリスの謎の言葉にカリラはクスリと笑うと、一同を屋敷の中へと促した。

 カリラの後に付き従いながら行く屋敷の中は隅々まで清掃が行き届いており、派手さは無いが趣味の良い調度品が嫌味の無い程に飾られている。

 少し進んで通された大きな扉の部屋は応接室らしく、客人用らしき長いソファーと、大きなテーブルを挟んで主の物らしきソファーが置かれていた。


「こちらに掛けてお待ちください、間もなく主がいらしますので。」


 カリラに促されクラリスはソファーに座るが、和人達はその場に片膝を付き顔を伏して待機した。


「久しいの、クラリス。よう来てくれた。」

『えっ!?』


 部屋には和人達が入ってきた扉しかない、しかし開いた音はしなかった。誰かが隣を通った気配もなかった。

 和人達は思わず主の許しも無しに顔を上げ、そして息を飲んで固まった。

 いつの間にか目の前のソファーには、絶世の美女が肘掛けにしなだれるように座っていた。

 透明感すら感じる軽やかでしなやかな長い金髪、晴れた空に浮かぶ雲の様に光を反射する程白い肌、抜群のプロポーションに純白のドレスに纏い、彫刻の様に整った顔には真珠の様な目とルビーの様な紅い瞳。


 バァァァァンッ!!


 和人達が見とれていると不意に銃声が鳴り響き、目の前の美女の眉間に穴が空いた。

 和人達が我に帰り振り向くと、青ざめた美空が震える手で銃を構えていた。


「下がれみんな!そいつは吸血鬼(バンパイア)だ!!」


 和人達は一斉に飛び退いて武器を構えたが、目の前のソファーではクラリスが肩を揺らして笑っていた。


「ぷっはははははははははっ!!永いことこの遊びをしているが出会い頭に眉間を射抜かれたのは初めてじゃ!良い判断じゃぞ、そこな娘よ。他の者達も中々の反応じゃ。」


 高笑いを上げながら美女は埃でも払うかの様に眉間を撫でると、嘘の様に穴が消えていた。払えば足跡が消える美空の比ではない。

 そこでクラリスにハンナ、ネルソン達が大声で笑い出した。

 訳が解らず呆然とする和人達に、クラリスは涙を拭きながら振り返って言った。


「うふふふっ、皆様、私達はメアリー様が人間だとは一度も言って無い筈ですよ?」

『えぇぇぇぇぇぇっ!?』


 領主が吸血鬼(バンパイア)、そんなこと普通に考えれば思い浮かぶ事では無い。驚いた和人達はもう一度目の前の美女に目を向けた。


「それでは名乗らせて貰おうかの。」


 立ち上がった美女の姿が霧の様に欠き消えてゆく。そして再び姿を現した時には、鳩尾まで大胆に開いた宵闇色のナイトドレスに裏地が深紅の漆黒のマント、そしてやはり漆黒のシルクハットを頭に乗せたいかにも吸血鬼(バンパイア)といった姿に変わっていた。


「おんし達の思う吸血鬼(バンパイア)はこの様な感じかえ?私が吸血鬼の盟主(バンパイアロード)にしてここアルトルージュの領主(ロード)、メアリー・ルロワ・アルトルージュじゃ。歓迎するぞ?異世界の勇者達よ。」


 メアリーはニカッと笑い、白い牙を覗かせながらウインクした。

≪次回予告≫


~♪(略)


和人達の前に現れた領主、メアリー・ルロワ・アルトルージュ。その正体はなんと吸血鬼!?

その衝撃的な事実に和人達が困惑する中、たった一人立ち向かった凪晴が、メアリーの手によって倒れてしまう。


「これぞ剛の者の死に顔、実にいい顔をしておる……実に穏やかな、そして凛然とした美しい顔だ……」


そしてクラリスの口から語られるシーロブルト王国とメアリーとの関係、己の中に渦巻く負の感情に、和人は先のスルトの言葉を改めて心に刻んでいると、全てを見透かす様なメアリーの視線が和人に向けられた!


―まさか気付かれた!?―


奔放すぎるメアリー翻弄されながらも、和人達は吸血鬼の真実に迫る!


【次回】吸血鬼の真実


「ならば男の場合は童貞の血が一番美味いということでしょうか?」

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