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剣と魔法と特撮ヒーロー!!  作者: 鮭皮猫乃助
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王都に帰ろう

「ん……んぁ……」


 意識を取り戻した和人が目を開けると、視界の半分が柔らかい布に埋まっている。もう半分は宿屋の壁。

 どうやらうつ伏せでベッドに寝かされているらしい。

 和人は身を起こそうと両手を付く。


「イケません和人君!!マダ動かないデ下サイ!!」


 突如響いた声に反射的に身をよじって振り向いた和人の目に飛び込んできた衝撃の光景!!



 鼻息を荒く目を血走らせたエイミが和人のパンツを下ろそうとしていた!!


「きゃああああぁぁぁぁぁッ!!!???」


 女の子のような悲鳴をあげ和人はパンツを引っ張りながら後ずさる。


「ああん……動かないデッテ言ったノニィ……」

「何してるのエイミ!?犯罪だよ!?」


  涙目の和人にエイミは悪びれもしない素敵な笑顔を向ける。


「イエ、和人君の容態も落ち着いたノデ、昨日おぞましいモノを見た口直し二、気が付かない内にヤオイ穴の有無の確認をしようと思っただけデス。」

「だからそんな穴無いよっ!!」


 和人はそのまま下半身をシーツでぐるぐる巻きにした。


「エイミは僕に気があるって言ったよね!?そんな相手にこうゆう事をするの!?」

「気が無イ相手にするヨリは健全ダト思いますヨ?」

「正論ぽく聞こえるけど犯罪だからね!?」


 エイミの変態性がもはや止まる事を知らない。


「ちょっと!今の悲鳴は何!?」


 勢いよく扉を開けて遥、慎太郎、美空が部屋の中へ入ってきた。そして腰にシーツをぐるぐると巻き付けた和人を見て、大体の事を察すると三人揃ってエイミに心底残念な目を向けた。


「「「エイミ…………」」」

「…………てへペロッ♪」


 エイミは自分の額を軽く小突き首をすくめ、舌を出してウインクした。

 中身はどうしようもない変態だが、見た目は完璧に整っているので悔しいほどに似合ってしまう。

 三人はなんとなく敗北感を感じつつも和人に向けて安堵の表情を向けた。


「よかった……もう大丈夫なんだね?」

「背骨にヒビが入ってあばらも五本折れてたんです、本当に心配しましたよ……」

「さすがエイミだな。救い様のない超クソド変態でも回復魔法の腕だけは、回復魔法の腕だけは確かだ。」


 親友の寝込みを襲おうとしたエイミに慎太郎は笑顔で辛辣な言葉を投げつけた。


「慎太郎君、いくら何デモ酷過ぎまセンか!?何で二回言ったんデスか!?」

「すまんエイミ、日本語で言ってくれ。」

「エ?日本語デスよ!?」

「すまんエイミ、日本語で言ってくれ。」

「慎太郎君が私の言葉を理解シテくれまセン!?」

「それで和人、体はどうだ?無理そうなら出発は延期するが……」

「遂に流されマシタ!?」


 泣きながら頭を抱えるエイミを全員でスルーして、和人は背中を曲げ伸ばしたり捻ってみる。


「うん、大丈夫そう。予定通り明日出発でいいよ。ありがとうエイミ、おかげでなんともないよ。」


 その言葉を聞いたエイミは花が咲くような笑顔を浮かべた。


「その一言ダケで報われマス!やっぱり和人君大好ぐべぇッ!?」


 和人に抱きつこうとしたエイミの顔面が、美空がまいるーむから取り出した鉄箱にめり込んだ。


「とは言え今日1日は安静です。お腹すいてますよね?」


 美空が取り出した物はおかもちだった。


「また何でこんな物作ってんの……」

「雰囲気って大事じゃないですか。」


 そう言いながら美空はおかもちの蓋を開けた。その瞬間和人の鼻腔をくすぐる懐かしい香り。

 美空はトレイに乗った温玉月見うどんを取り出した。エイミがぶつかった衝撃で少しこぼれているのはご愛敬だ。


「私的今回の旅のメインターゲットです。」


 そう言って美空は手に持った鰹節の香りを深く吸い込んだ。


 そう、ここサークの町こそがこの世界における鰹節の一大生産地なのである。海が解放され連日の大漁続きもあり、生産と流通が再開されたのだ。

 美空はサメ退治の報酬として、倉庫に眠っていた五年熟成の高級鰹節をごっそりとゲットしたのである。


「俺達はもう食ったから遠慮しないで食えよ。」

「え?私治療シテたので食べてまセンよ?」

「ここで食べる必用ないでしょ、あんたは食堂。」

「それでは和人君、器は後で取りに来ますのでごゆっくり♪」


 三人は変態(エイミ)を押し出すように出ていった。

 一人になった和人は改めてうどんの香りを胸一杯に吸い込み、スープを一口すすった。

 久しぶりの故郷の味に溜め息と共に涙が滲む。


「父さんと母さん、今頃どうしてるかな……」


 少しセンチになった気持ちと共に、和人は一気に麺をすすり込んだ。

 和人を思いやった美空が柔らかめに茹でた麺は、程よい噛み応えを残しするりと喉の奥へ滑り込んで行く。


「美味しいなぁ……」

 ―ふむ…中々に味わい深いな……―


 ふいにスルトの声が和人の頭に響いた。


「え!?スルト味わかるの?」


 和人は驚いて思わず口に出して言った。和人の頭の中でスルトの楽しそうな声が響く。


 ―我がお前に憑依している理由を忘れたか?…物見遊山…暇潰しだ…特にお前達の世界の料理は面白いからな…食事の際は感覚を共有している…―

 ―そうだったんだ……―


 和人は心で会話しながら黄身を崩して絡めた麺をすすった。


 ―ある程度お前の魔力を操作することも出来る…感謝せよ…あの時我が魔力障壁を展開せねば…あの水弾はお前の体を貫いていた…―

「え"……」


 スルトから明かされた恐ろしい真実に、和人は思わす箸を落とした。


 ―ちなみにスルトから見て、あのペンギンはどれくらいの強さなの?―


 和人は青ざめた顔で箸を拾う。


 ―あれが魔族であれば…我は必ず結界を担う一角に据えるであろうな…―


 ジャック・ザ・クリッパー、まさかの魔王軍幹部クラス。


 ―………もう二度と会いたくない………―


 和人は残りのうどんを黙々とすすり込むと、頭からシーツを被って眠りについた。


 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


「皆様本当にお世話になりました。またいつでもこの町に来てくだされ。」


 そう言ってマルベスは慎太郎の手を両手で握りしめながら、何度も頭を下げた。

 慎太郎達が王都に帰ると聞き付けた大勢の町の人達が町門に集まっていた。

 聖女様コールに遥は虚無の瞳を携えた笑顔で手を振り、凪晴がおっぱいで心を一つにした町の仲間との別れを惜しんでいると、冒険者ギルドの受付嬢が息を切らせながら走ってきた。


「よかった……間に合いました……」

「何かあったんですか?」


 慎太郎は息を整える受付嬢に近寄り尋ねた。


「すみません、実は昨日の未明に護送待ちだったガイラスが脱獄したんです。皆様の実力ならば問題ないとは思ったのですが、一応お耳に入れておこうと思いまして……」

 ―聞きたくなかった……どう考えてもフラグじゃん……―


 慎太郎達は皆、固い表情に暗い目をして微笑んだ。


「そ、それじゃあ俺達はそろそろ出発します。皆さんもお元気で。」


 慎太郎達は何度も振り返り手を振りながらサークの町を後にした。


「はぁ……またあの虫の荒野通るのか……」

「苦手な物はしょうがないよ、お互い頑張ろう?」


 深くため息をついた葵を遥が励ましている。

 そしてしばらく順調に進み続けた頃、少しだけ神妙な面持ちで美空が口を開いた。


「慎太郎君、少し警戒して行きましょう。やはりガイラスが気になります。」

「何でだ?特に警戒する相手でもないだろ?」


 慎太郎はあの夜、和人達にフルボッコにされたガイラスを思い出す。


「ガイラスには弟がいるんです。死霊術師(ネクロマンサー)ザイラス、出来損ないの兄とは違い、帝立魔法学院を首席で卒業し、そのまま研究者として学院に残りましたが、不死の研究に手を染め、罪の無い人達を30人程、人道を外れた実験台にした事で魔導師協会を追放された金貨120枚の賞金首です。今回のガイラスの脱獄はこのザイラスが手引きしたと考えられます。」

「確かに……警戒した方が良さそうだな……」


 美空に言われた事で慎太郎は自分が今異常な事態に置かれていることに気付いた。


「何でだよ?今んとこ何もねえじゃねえか?」


 お気楽な声を出す頼雅に慎太郎は厳しい目を向けた。


「何も無さ過ぎるんだよ。今のところ俺達は一度も魔物に遭遇してない。」


 その言葉に皆は異常に気付き、細心の警戒を持って歩を進めていった。

 そして、川の近くにたどり着いた時それは起こった。まるでサークへの退路を絶つかのように、一斉に土中からゾンビにスケルトン、そしてゴーレムの軍団が這い出してきたのである。


「くそっ!!やっぱり来たか!!」


 警戒していた慎太郎達は瞬時に戦闘体制を整えるが、その数を見渡して愕然とする。その数ざっと百以上。


「数が多すぎるわ!美空!!」

「皆さん、急いで橋を渡って下さい!!」


 美空は理亜からナパームを受け取りゾンビ達の群れに打ち込んだ。

 炎の海に飲み込まれたゾンビやスケルトンが崩れ落ちてゆく中、ゴーレム達はその炎を物ともせず迫って来る。

 慎太郎達が次々と橋を渡って行くが、やはり遥は動くことが出来ないでいた。


「遥!ゆっくりでいいから進んで!その間僕が食い止めるから!!」


 和人は遥を無理矢理橋に押し込むとゴーレム達に向き直った。


「ストーンウォール!!」


 和人はゴーレムの進行を阻止するべく、ストーンウォールで辺りを囲った。

 これで少しは時間が稼げる、そう思ったのも束の間、そのストーンウォールでさえもゴーレムへと姿を変えてゆく。


「くそっ!!」


 和人は烈火剣を二刀に構えた。

 遥は少しずつ歩こうとはしていた。しかし先に慎太郎達が駆け抜けた頼り無い吊り橋は大きくぐらぐらと揺れて、遥は殆んど前に進むことが出来ない。


「はぁっ……はぁっ……」


 遥の呼吸が深く荒くなり動悸が激しくなる。目に涙が滲み目眩がし始める。


「遥!!」


 橋を渡り終えたゆかりが振り返り、遥の高所恐怖症を思い出して駆け出した。


「うあぁぁぁぁ……!あああぁぁぁぁっ!!!」


 遥は完全にパニックに陥り、ぼろぼろ泣きながら橋板にしがみついてしまった。


「遥!!しっかりして!!私に乗って!!」


 駆け寄ったゆかりが遥を抱き起こし、その背に遥を背負うと、橋の揺れなど感じさせない速さで駆け出した。


「和人君も早く!!」


 ゴーレムを烈火剣と魔法で牽制しながらゆっくりと橋を進んでいた和人は、二人が渡り終えたのを確認すると、橋の揺れに阻まれながらも、牽制を止め早足に駆け出した。

 ゴーレム達もその背中を追い、わらわらと橋に侵入してくる。

 そして和人が橋を渡り終えかけたその時、遂に頼り無く吊り橋を支えていた縄が切れ、辛うじて形を保っていた吊り橋は、ゴーレムの重さに耐えきれず落ちてしまった。


「和人!!」


 差し出した慎太郎の手は和人の手に触れることなく空を切る。


「和人おおおぉぉぉぉぉっ!!!」

「ぶはっ……みんな行って!!!」


 それだけ言い残し和人はゴーレム達と共に川の流れに呑み込まれていった。


「あ"あ"あ"………かず…と………」


 ゆかりの背の上で今だ呼吸の儘ならない遥は、ぼろぼろ泣きながら流されてゆく和人を見詰めた。

 慎太郎は大地に拳を激しく打ち付け血が滲むほど奥歯を噛み締める。


「みんな行くぞ………」


 絞り出すようにそう言うと、涙を浮かべながら立ち上がった。


「慎太郎君……」

「和人は行けと言った、ならば俺はあいつを信じて先に進む。」


 悲しみと抗議の籠った美空の視線に対し、慎太郎はそう言って足を踏み出した。


 ──────────


 誰も一言も発することなく歩みを進める中、遥のすすり泣く声だけが響き続ける。


「山崎、あいつはお前を守るために戦ったんだ、それなのにいつまでもお前が泣いてちゃダメだろ?」


 そんな遥を頼雅が優しく励ます。


「でも…あだじの……ぜい…で…かずと…が……」


 今だ呼吸を戻すことが出来ぬまま、遥は泣きじゃくりながら自分を責める。


「あいつなら大丈夫だ。きっとすぐに追い付いてくる。この俺が信じてるのに幼なじみのお前が信じねえでどうすんだよ?」

「うん………」


 頼雅の真っ直ぐな優しさを受けて遥は少しずつ呼吸を取り戻し始めた。


 ―遥の呼吸が戻ったら歌って貰って一気に荒野を抜けよう、少しでも見通しの良い草原に野営を組んだら和人の捜索チームを組もう。―


 慎太郎はそう考えていた。

 つまりは警戒しきれていなかったのである。

 突如として足元の土が盛り上がり、ゴーレムとなって慎太郎に絡み付いた。


「しまっ……!?」


 驚いた慎太郎が瞬時に状況を確認しようと周囲を見回すと、悟や英一、それにゆかりといった前中衛組は皆ゴーレムに纏わり付かれていた。

 無事なのは後衛組と遥と話していた頼雅だけである。


「くそっ!!動け…動けぇっ!!」


 慎太郎達は必死にもがくもゴーレムは既にコンクリートのように固まって身動きひとつ出来ない。


「いやぁ~、無事テストを攻略してくれて安心しました。あの程度で死ぬ様なら試験体として必用ありませんからね。」


 岩山の影から慎太郎達を嘲笑うかのように手を叩きながら、道化師のような出立ちで、人を見下した表情をした青年が姿を現した。

 それに続きミイラがローブを纏ったかのような人物が現れる。人形使いガイラスだ。


「異世界からの旅人達よ、先日は我が愚兄がお世話になりました。僕は(ちまた)では死霊使い(ネクロマンサー)ザイラスと呼ばれている者です、以後お見知り置きを。」

「弟よ…少しは兄を敬ってくれ……」


 ザイラスは正に慇懃無礼といった風情で深々と頭を下げるザイラスに、ガイラスが悲しげな目を向ける。


「見知る気なんかありませんよ、私達はあなたを倒して先に進みます。」


 美空は纏わり着いたゴーレムを砂塵に帰しながらザイラスに言い放った。

 それを見たザイラスは目を丸くしながら喜びの声をあげる。


「ほほう、あなたは錬金術師(アルケミスト)なのですか!?異世界人というだけでも貴重なサンプルだというのにこれは運が良い!!ゴーレムが駄目ならばこれならばどうでしょう?」


 ザイラスが指を鳴らすと美空を取り囲むかの如く、大地の中から一斉にアンデッドが這い出してきた。


「なんの!魔術○の赤(マジ○ャンズ○ッド)!!」

 バアアアアァァァァーーーーーン!!!!!


 ポーズをつけて呼び出したマギーさんが一瞬にしてアンデッドを焼き払う!!


「何と!召喚獣まで!?素晴らしい!!」

「なによ……これ……」

「力が……抜ける……」


 更に喜びを露にするザイラスと対照的に、ゴーレムに貼り付かれた慎太郎達がぐったりと顔色を青くしてゆく。

 異変を察した美空はゴーレムを鑑定して焦りの色を見せた。


「このゴーレム、素材に泥悪魔(マッドデーモン)を使ってる!?そうか、そこの変態(ガイラス)にこれ程の数のゴーレムを操る魔力は無い。この特製ゴーレムでこの辺りの魔物を食い尽くし、集めた魔力でこの数のゴーレムを操っているのか!!」

「人を変態呼ばわりするな!!」


 この話の流れの中で割と冷静にツッコミを入れたガイラスをよそに、ザイラスは嬉しさのあまり蕩けそうな表情を浮かべる。


「概ね正解です。ああ……本当に素晴らしい!!その若さで鑑定まで使えてかなり頭も切れるようだ。あなたはサンプルにするにはとても惜しいです、数年に一度役に立つか立たないかの我が兄よりも確実に有能な上に見目麗しい!!どうです、僕の助手になりませんか?厚遇しますよ?」


 ただ涙を流すガイラスを余所に真剣な目で誘うザイラスに対し、美空は唾を吐き捨てた。


「ピエロはピエロらしく玉乗りでもしてやがれ!!」

「そうですか……実に残念です。ならば後でじっくりと説得することにしましょう。眠れる(スリーピング)美女(ビューティー)。」

「ぷくぴー……」


 ザイラスも鑑定を使えたらしく、美空は最大の弱点である睡眠魔法を受けて一瞬で眠りに落ちた。倒れた美空の体を泥人形(マッドゴーレム)が覆い尽くしてゆく。

 その間、遥達を守り戦っていた頼雅だが、エモノである日本刀は固いゴーレムに有効ではなく、その攻撃が体を掠める度に体力と魔力が削れていくのを感じていた。


「くそっ!!このままじゃやられちまう……!!」


 遥も魔法で応戦していたが、頑強なゴーレムに有効打を決めることが出来ずにいた。

 力を失ってゆく慎太郎達、ザイラスの魔法で眠りに落ちた美空、追い詰められつつある自分達、そして自分が動けなかったせいで川に流されてしまった和人。

 止まった筈の涙が再び溢れてくる。

 諦めかけてうつ向いた時、自分の纏っている紅蓮のマントが目に止まった。

 遥はマントの襟を握り締め、藁にもすがる思いで祈った。


 ―お願い……助けて!!黒騎士様!!!―


 その時、荒野に美しい笛の音が響き渡った………

まあ作者とこの駄文とは全く関係ないですが、打首獄門同好会のアルバムが発売されました。

やたらとカッコいい曲調に油断してると笑ってしまう歌詞、還暦を迎えているベースのジュンコさんをみんなで応援しよう!

Yes!MAX! 岩下の!新生姜!!

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