表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/56

朔翡翠

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アイテム名:朔翡翠(さくひすい)


種別:ユニークアイテム


分類:鎧


所持者:クラウン・チェーシャル・キャッツ


スキル:《月下》《放射》《分散》《魔力増幅》《魔力操作補助》《食魔の加護》


希少価値:★★★★★★★


使用素材:月放銀(げっぽうぎん)魔力鉱(ミスリル)+ヒルシュフェルスホルンの皮+シュトロームシュッペカルプェンの顔料+エロズィオンエールバウムの顔料


強化推移:現在無し


概要:月放銀と呼ばれる帝国の北方に聳える霊峰リンドウの頂上のみでごく僅かに採掘される金属が使用された黒と深緑色に染められた鎧。


月放銀が自然環境で生成されるには特殊な条件が必要であり、絶対零度の極寒の中で数万年という年月を月の光に曝され続けた銀鉱石が変質する。


その結果、鉱石としての硬度は銀であるにも関わらず遥かに凌ぎ、加えてあらゆる物理的衝撃を多方面へ放射、分散する性質が備わっている。が、何故そのような性質を持つに至ったかは判明していない。


この月放銀を利用した朔翡翠(さくひすい)も当然その性質を有しており、外部に加えられた物理的衝撃は内側まで届く事は殆ど無く、生半な攻撃ではダメージを受ける事はない。


更に朔翡翠(さくひすい)には魔力鉱(ミスリル)も少量ながら混ぜられており、これはクラウンから預かっていた魔力鉱(ミスリル)で数多の武器作りをした際にどうしても発生してしまう破片や研磨後の粉塵を掻き集め、不純物を可能性な限り取り除いた物が使用されている。


ノーマン曰く──

『あんな超希少鉱石を無駄にするだなんて俺にゃぁ出来ねぇっ!! 欠片だろうが粉塵だろうが意地でも全部使い切ってこそプロってもんだろっ!!』

とモーガンに力説しながら二人で夜通し工房を這いずり回っていたという。


因みに朔翡翠(さくひすい)を製作する際にどうしても燻んでしまう月光の様な銀色は、以前クラウンが討伐した魔物、シュトロームシュッペカルプェンの鱗を材料にした顔料とエロズィオンエールバウムの木材を炭化させた物と葉をすり潰して作られた顔料を使用し黒く染色している。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ