題名(笑)
~作者名~
筑「前に合作しようって言ってたじゃないですか。それで、もし、二人でやるときのペンネーム考えてきたんすよ」
麦「ぉお!どんな感じだ?」
筑「ムギチクでどすか?」
麦「……なんだよそれ…。右乳首の略称みたいじゃねぇか」
筑「あれぇ?結構響き的に好きなんだけどなぁ」
麦「いや全っ然響いてこないから」
筑「じゃあ麦さんが考えてよ」
麦「普通にイニシャルでいいんじゃないか?」
筑「逃げてんじゃねぇよ」
麦「最初の文字はお前に譲ってやるから」
筑「オッケイ!」
麦「(あ、良いんだ)」
◇◇◇◇◇
~タイトル~
麦「で、肝心のタイトルはどうする?」
筑「短くズバッとしてるか、逆に長くて面白そうにするか、だね」
麦「そうだな。漫画に多い一単語、ラノベに多い一文。どっちもいいけどシリアスな電脳世界には簡潔な方が似合ってると思うんだが…」
筑「じゃあ、それでいいっすよ」
麦「(もうちょっと話し合う気はないのか?)まぁ、それでいくとしたらどういうタイトルにする?」
筑「プラズマ、サンダー、エレクトとかを文字って…」
麦「(なんか嫌な予感がするだけど…)」
筑「『コード、ペインデクト』とか」
麦「か…か、カッコいい!!」
筑「じゃ、決定で」
◇◇◇◇◇
~振り回され過ぎ~
麦「俺がペインデクトの世界観とか大まかなストーリーを考えるから、お前はキャラとバトルシーンとか考えてくれ」
筑「前々から気になったんっすけど、物語を作るときってどういう手順でやってる?」
麦「普通に世界→国→人物→ストーリーみたいな」
筑「えぇ!?マジっすか!?僕は人物→ストーリー→世界なんでよく分かんないなぁ」
麦「登場人物に合わせて世界を変えるお前の技量半端ないわ。最大でどれぐらい世界変わったことあんの?」
筑「戦国時代からゲームの世界、かな?」
麦「俺が主人公なら物語の枠をぶち破ってお前のことぶん殴るわ」
◇◇◇◇◇
~作者名2~
麦「筑摩!!すでにTMさんっていう小説家二人いるぞ!!」
筑「えぇ!?」
麦「正直、俺も良いのが思い付かない。ここは俺とお前の二人の考えた名前をくっ付けるってのはどうだ?」
筑「僕はやっぱり尊敬の意味が籠ったのがいいっすね」
麦「俺はニックネーム好きなんだよなぁ。だから、こっそり忍ばせる感じで」
筑「例えば、麦さんが『小麦』。僕が『筑摩様』だったら。この二つを組み合わせて作者名ってことでいいんですか?」
麦「そう、だな。あまりにも噛み合わなかったら……それはそれでアリか。強烈な名前になれば何だって良いんだよ!」
筑「オッケイ!!」
三十分後。
麦「ネット、辞典…ありとあらゆるものを使ったぜ!」
筑「僕も中々の出来ですよ(笑)あ、前に言った通り僕が先、麦さんが後っすよ」
麦「分かった」
筑「じゃ、麦さん。僕は漢字で『筑摩産』で」
麦「おう。俺は『麦芽玄米』で」
筑「これを組み合わせたら…」
『筑摩産麦芽玄米』
麦・筑「(とてつもなく噛み合って、とんでもないビッグバン起きたっ!!!)」