合作(笑)
~何でやった?~
麦「筑摩。お前さ、バトルものいけるよな?」
筑「はい。むしろ好きっすね」
麦「最近思い付いた、電脳世界で戦うSF系って面白そうじゃね?」
筑「設定がもうカッコいいんだけど(笑)」
麦「サイバーテロとかのウイルスを敵に見立てて、主人公はそれを倒すセキュリティソフト、みたいな」
筑「今流行りの擬人化要素。いいね(笑)」
麦「二人で書いてみないか?」
筑「ちょ、紙とペン持ってきますね…」
十数分後。
筑「主人公はこんな感じかな?」
麦「おま、画面越しでも分かる絵のクオリティ!!すげぇな!」
筑「ヒロインはこうで…」
麦「天才かww」
筑「何で笑ってんの?」
麦「あんまりにも上手すぎてつい、なww」
筑「敵キャラはこんな風で…」
麦「何か、違うな…」
筑「どの辺が?」
麦「角生えてるけど、あえてそこは電脳世界に似合わないガイコツ的な方がギャップとか良いんじゃ?」
筑「はいはい。なるほど。描き直してきまーす」
麦「おい、待て!おい!!」
数分後。
筑「できた~。電気と残像を扱う感じにしてみました」
麦「…お前。漫画家目指せよ……」
筑「面倒臭いんで。特に背景とか」
麦「ま、まぁ、いいわ。ノリノリみたいだし、合作としてこの作品を仕上げ…」
筑「保留で」
麦「え?」
筑「この間投稿したのが一次審査通ったみたいなんで。加筆しとこうかなぁと」
麦「そ、それは大事だもんな。頑張れよ」
筑「はーい」
麦「(あいつん家炎上しねぇかな)」