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考察(笑)

～方向性～

麦「漫画とかの人気投票を見てて思うんだ。やっぱり読者が若いからか、爽やかなイケメン、もしくは、腹黒イケメン的な細身の若いキャラが上位を占めている気がする。もっと、いぶし銀のおっさんや、ゴリマッチョな熱血キャラとか評価されてもいいと思うんだけどなぁ」

筑「しょうがないっすよ。時代のニーズに応えつつ、ストーリーを仕上げるのが作家の仕事なんですから」

麦「それを言ったら何も言えないんだけど…」

筑「だったら、麦さん自身がそれを武器にした人になればいいんじゃないっすか？」

麦「武器に…！」

筑「新たなジャンル開拓みたいで、僕は面白そうだと思いますよ」

麦「筑摩…お前、良いこと言うなぁ」

筑「タイトルも、そういうのが好きな人が食いつきそうなヤツにすれば」

麦「なるほど！やってみるぜ！！」

筑「(逆にムキムキ系美少女とかウケんのかな…？)」

◇◇◇◇◇

～ブチギレ～

筑「ふざけんなよ！！確かにマニアックだとは思ってたけどこんなにも批判されるのかよ！？」

麦「(こいつ自身も色々と挑戦してんのかな？)」

筑「色々考えて登場させたムキムキだけど弱気の美少女を出したのに…！」

麦「ムキムキで弱気…？実際に強いの？」

筑「実際には弱いです」

麦「筋肉生かせぇ！！見た目と中身のギャップが巡り巡って相殺されてんだよ！！」

筑「何でなんすかね？」

麦「筋肉がいらねぇんだよ！それか、チート能力積んでこい！！」

筑「でも…」

麦「お前の言ってたニーズに応えきれてねぇって気付け！！」

筑「だけど…」

麦「しつけぇぇ！！」