調査(笑)
~いいけども~
麦「最近、漫画や小説はファンタジーが売れている。その理由は簡単で、現実のゲーム技術が進歩したからだ。昔は、実際にゲーム機本体に入ってゲームをしたいって思うやつはほとんどいなかったろう。だが、実際にそう感じるぐらいのグラフィックになってきたから、それが反映されているのだろう。また、現実より魔法ありの方が圧倒的に自由度が増すから、作者も困らないんだと思う」
筑「はは~。結構納得できるなぁ。少し前は、SFが流行ってらしいのもそうなのかな?」
麦「おそらく。時代の流れに乗るのは少し癪だが、売れ安いとも言えるが、競争率も半端じゃない」
筑「そういう情報はどっから集めてくるんすか?結構物知りだよね」
麦「色々触れてみるのが一番だが、そういうのを述べている書がいくつかあるからそれを読んで、共通してるところや共感できるところを取り上げて参考にしてる」
筑「面白そうなんで、僕もやってみますかね」
麦「やる気になるのはいいことだが、お前はそういうのは向いてないし、明らかに脱線すると思うから止めとけ」
筑「僕個人の意見にも面白い発見があるかも」
麦「…仕方ないな」
筑「800文字以内を目標に」
麦「原稿用紙二枚分……やる気の無さが少し垣間見えたな」
◇◇◇◇◇
~強アンチ、超ディス~
筑「え~、僕の調べによると何故ファンタジーが今現在ウケるのか。それはおそらく、主人公に人間として大きな欠陥があるからだと思われます」
麦「いきなりディスるねぇ」
筑「そもそも、タイトルもそうですが。明らかに平凡、もしくはそれ以下の地位にいる明らかにイケてない輩がなんらかをきっかけに急に強くなる、もしくは、少しずつ強くなるのがその大きな要因かと。そこで、そこ過程を楽しむのがドM。最強を楽しむがドSに分類されます」
麦「その俺たちの偏見は混ぜなくてもいいんだよ」
筑「その、イケてない主人公にしっかりと感情移入するように、イケてない作者が作品を仕上げることで……」
麦「お前、ファンタジーになんか恨みでもあんの?」
筑「結論として、妄想しやすいから作者も読者も好き。ということなのです」
麦「全世界のファンタジー作家に謝れや」




