第9話 小屋と何か
3人はしばらく歩き、
別れ道で誰かが通った右の方に進んだ
男1「あっちの方をまっすぐに降りれば…」
男1「温泉にいけるのですか?」
宿泊客「そうだよ」
女「こっちの道は通ったことありますか?」
宿泊客「こっちは通ってないけど……」
男1「けど…?何かあるのですか?」
宿泊客「うん、実は旅館の宿泊の予約をした後に…」
宿泊客「たまたま見つけたんだけど、この道ね…」
宿泊客「行方不明の人が出た噂の家があるの」
女「えっ、怖い」
男1「うぅ…今からそこに行くのですか…」
宿泊客「きっと大丈夫よ」
宿泊客「何が起きても3人寄れば文殊の知恵じゃない」
男1「はぐれたらどうするのですか?」
宿泊客「えっ、それは、まぁ別に良いじゃない」
宿泊客「そんな事言わずに早くみんなを助けて…」
宿泊客「早く帰れば良いでしょ」
男1「うまくいけば良いけど……」
男1「それにしてもあの道具箱は何に使えるのかな?」
3人はまた別れ道に来た
宿泊客「左か右……どっちに進む?」
女「右にしようかな?」
男1「左からの方がいい気がするけどな」
男1「右は旅館側だし、左は少し下りだと思うから…」
男1「下から調べて上に行く方が楽でしょ?」
宿泊客「私もそれに賛成」
女「分かった、下からに見ていこうね」
宿泊客「なら左から行くよ」
男1「ん?」
一瞬何かが右の方で見えた気がしたが気のせいだと思った
少し歩くと目の前に木造の小屋が見えてきた
男1「この小屋は…何の小屋なのでしょうか?」
女「物置小屋かな?」
宿泊客「とりあえず中に入らない?」
男1「でも鍵とかかかって…」
ガチャガチャ…
男1「…いるよね」
女「開くかと思ったけど開かないね」
次回予告
果たして小屋の中に入れるのか?そして3人はみんなを救えるのか?
第10話 恐怖の始まり