表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
噂の恐怖  作者: マリオ
第1章 噂の館
7/15

第7話 一方通行の道 

男1「それは何ですか?」

少し引きながら言った

宿泊客「これ?……これはもしもの時の道具よ」

宿泊客「きっと役にたつわ」

今から遺跡の探検に行くような雰囲気だ

女「また外に出るのね」

ガラガラ……ガチャン

旅館をでるとすぐさま来た道を確認した

男1「道は……無いか」

宿泊客「何?」

男1「何でもないです」

宿泊客は気がついていないのか知らないのか

という反応だった

男1「そういえば…先程は何をしていたんですか?」

女「確かに、私も思います」

宿泊客「実はここの近くに凄く良い温泉が有るのよ」

宿泊客「かなり人気が高い温泉だから…」

宿泊客「1度来てみたかったのよ」

宿泊客「下からも行けるけど下の方には…」

宿泊客「泊まれる所がなくてこの小さな山の…」

宿泊客「旅館に止まることにしたの」

宿泊客「温泉は下の方とここのちょうど…」

宿泊客「間くらいの所にあるの」

宿泊客「でもあくまで山だから険しくて…」

宿泊客「途中で怪我をするほど大変なのよ」

男1「帰り道よりは少し遠くなるけど…」

男1「そこからなら帰れるかもしれない」

早く山を降りる事を第一に考えたが

下がどんな場所なのかは知らない

宿泊客「あなたたちは何のためにここに来たの?」

男1「それは…」

女「あれ?」

男1の人の声をまた遮られた

しかし、最初に遮られた時の事は分からないままだった

女「そういえば最初にあそこで見たのは誰だったの?」

男1「あ!…確かに誰かいたよね」

宿泊客「誰の事?」

女「実は皆を探しに来たときに誰かを見つけて…」

女「後を追っていたら何かにつまずいて…」

女「見失いましたが、確かに誰かがいました」

宿泊客「その人が誰か分からないけど…」

宿泊客「実は温泉に寄った時に………」


午前10時30分頃…

宿泊客「ここが温泉か……」

老人「珍しいな、山の方から来るなんて」

宿泊客「どうしてですか?」

老人「わざわざ上の方まで登ってこっちに来たのか?」

宿泊客「そうですが……1度旅館に泊まって来ました」

老人「旅館?……確かあそこの旅館の支配人は…」

老人「いなくなったんじゃなかったっけな…」

宿泊客「え?……でもいますよ」

老人「そうか…なら新しく来たんじゃな」

宿泊客「よく温泉には来るのですか?」

老人「ああ…来るよ」

宿泊客「上の方に山を登る人はいるのですか?」

老人「いるけど………1日に3人ほどだな」

老人「旅館の方まで行く人はいないよ」

老人「そういえば……やっぱりおかしいな…」

宿泊客「何がですか?」

老人「ようく考えたら旅館の前の道は…」

老人「こっちの道しかないはずだ」

老人「噂だと「一方通行の道」と呼ばれていたな」

男1はその話しを聞き何かぴんときたものがあった

次回予告

通って来た道は何だったのか? 老人の握る鍵とは?

第8話 支配人の謎

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ