第6話 男の運命
男1「もう駄目だ」
???「どうして人の部屋に入っているの?」
男1「あれ?」
???「ここは私の部屋よ」
男1「もしかしてここの宿泊客ですか?」
宿泊客「それ以外にあるの?」
男1「あ…すいませんでした」
ここは301号室だったのだ
宿泊客「さっき待ってって助けを求めたのに逃げるから…」
宿泊客は少し怪我をしていた
怪我の手当てをしながら話した
男1「すいませんでした」
男1「化け物かと思って…」
宿泊客「化け物?」
宿泊客「私が化け物だと言うの?…酷い人ね」
男1「いえ違います…吹雪でよく見えなかったのです」
宿泊客「この子は良いの?」
ガチャ……バタン
女「………」
後から部屋に入ってきた
男1「あ…ごめん……」
女「………」
宿泊客「見捨てられて怒ってるのよ」
男1「あなたが化け物だと思った理由は…」
今までの事を宿泊客に話した
男1「………という事です」
宿泊客「なるほど…君の友達とここの支配人と…」
宿泊客「私がいなくなったから化け物がいると思ったのね」
宿泊客は色々と理解してくれたようだ
持ち物を見たところ探検家のように見える
工具らしきものが多く置いてある
男1「そういえば今は…午後1時か……」
午後1時…
宿泊客「さぁ行くわよ」
女「え?」
男1「どこにですか?」
宿泊客「君たちの友達と支配人を探しに行くのよ」
男1「わ…分かりました」
宿泊客「こうして待っているより探しにいった方が…」
宿泊客「良いでしょ?」
女「そうですね」
男1「よし…探しに行こう」
女「そうだね」
ガチャ…バタン
3人は部屋を出た
男1「あの……念のために鍵は閉めておいた方が…」
宿泊客「そうね…でも私が鍵を何かで落としたら…」
宿泊客「役にたつ物が使えなくなるわ」
男1「そうですか…」
男1の人はたくさんの工具の事だろうと思った
宿泊客「さぁ行こう」
全員「ツタッツタッツタッツタッ」
ガチャ…ガチャガチャ
ガチャガチャ…カチャン
勝手に鍵がしまった
次回予告
なぜ鍵が勝手にかかったのか? 男の消えた記憶は?
残った謎の答えは?
第7話 一方通行の道