第5話 現れたもの
男1「う…後ろ!」
???「見…つけた」
女「きゃー」
男1「早く逃げよう」
???「待って…」
女「タッタッタッタッ……」
男1「タッタッタッタッ……」
しばらく来た道を走りながら戻った
男1「大丈夫?」
少し遅れる女の人に声をかけた
女「大丈夫」
女「きゃ…バタン…待って」
また転んでしまった
男1「早く戻ろう」
男1「一旦旅館に戻って……ってあれ?」
男1は女の人が転んだのに気がつかず
置いてきてしまった
男1「どこだ?…どこにいる!?」
男1「………」
男1「まずい…引き返そう」
もう一度下った
男1「タッタッタッタッ」
男1「あっ見つけた……こっち……」
誰か人を見つけた
男1「ち…違う!」
しかし女の人ではなかった
???「待って…こっちに…来て」
男1「旅館に逃げよう」
男1「タッタッタッタッ…」
男1「やっと着いた」
旅館に戻った
男1「ど、どこか開いている部屋は……有った」
1つの部屋を見つけ、その中に入った
男1「ガチャ…バタン」
男1「鍵もかけておこう」
男1「ガチャ」
男1「…みんなは大丈夫かな?…」
男1「もし今のが…あの……噂の……だったら…」
男1「自分は何の事を言っているんだ?」
突然でた自分の言葉に驚いた
男1「もし…みんなが死んでしまっていたら……」
男1「いやそんな事を考えるのはやめよう…」
男1「きっと大丈夫だ」
男1「でもさっきのは……もういないかな?」
男1「いや……化け物なんているはずがない…」
男1「きっとそうだ…だからみんなも無事なはずだ」
男1「すぐに出よう」
ガチャガチャ
鍵のかかったドアノブを開けようとしている
男1「!?」
ガチャガチャガチャ
男1「ま…まずい……どうして居場所が…」
???「開けて……」
ガチャガチャ
男1「だめだ……怖くて力が…」
鍵をかけていながらも扉を引いている
男1「…鍵をかけたから大丈夫だった」
???「開けなさい……」
ガチャガチャガチャ
???「早く……」
ガチャガチャガチャガチャ
男1「まさか…鍵まで開けたりしないよね?……」
???「早く開けて!!!………」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
………………………
男1「……いなくなったか?」
男1「こ…怖かった………」
男1「もう大丈夫だ」
ガチャガチャ……カチャン
鍵が開いてしまった
男1「え!?」
ガチャ
男1「あ……開いた!?……」
キーーー
男1「か…か…鍵が……開いてしまった!!!」
???「やっと…たどり…着いた……」
男1は身の危険を感じた
次回予告
男の人の運命は? 果たして生き残れるのか? それとも…
第6話 男の運命