第4話 不気味な道
2人は不気味な道をしばらく歩いた
風が強く寒さも2人を襲う
女「みんな大丈夫なのかな?」
男1「分からない…だけど…勝手に1人でどこかに行くなんて事…」
女「ないよね」
男2は勝手な行動はあまりしない方だ
男1「それにしても寒いね」
女「こんなに寒いのに外に出ようとは思わないからね」
女「そういえば今は何時だっけ?」
男1「最初に旅館を訪れた時は午前4時で…」
女「あなたが部屋で目を覚ましたのが午前8時で…」
男1「…あれ?……何か忘れているような……」
再び何かを思い出しそうになった
女「何を?」
男1「そういえば…なぜかまた寝ていたんだ」
女「そうなの?」
男1「その時は午前9時だった」
男1「最初はみんなの部屋が分からなくて管理人を探して…」
男1「管理人がいなかったから部屋を1つずつ回って…」
男1「やっと君と出会えた時は午前9時30分だった」
女「確かにそうだったよね」
男1「つまり今は午前12時くらい」
男1「出発する前に忘れ物とか色々とあったからね」
午前12時…
女「それにしてもこの道いったいどこに繋がっているのかな?」
男1「分からない」
女「みんな…」
男1「待って………誰かいる」
2人がみんなを心配しているなか奥に人が見えた
女「え!?」
男1「こっちの道に行こう」
女「誰だろう?」
男1「……それを確かめよう」
女「…分かった」
男1「見失わないようについていこう」
女「あっ…バタン」
転んでしまった
男1「だ、大丈夫?」
女「大丈夫…ただ転んだだけ」
男1「…さっきの人は見失ったけど…ここで少し休む?」
女「…うん」
2人はしばらくここで休む事にした
男1「大丈夫?…寒くない?」
女「…うん…風がやんだから…そんなに寒くはないよ」
男1「そろそろ行こうか」
女「そうだね」
男1「う…後ろ!…」
???「見…つけた」
2人はまた凍りついた
途中で見つけた人は? 2人の前に現れたものとは? 2人は恐怖に近づいていた
第5話 現れたもの