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筋肉を使う者  作者: 鉄人(笑)
4/13

旅の始まり 4

ようやく落ち着いたところ、長老は今日の用事を説明始めた。

「お前たちの知ったとおり、今まで、村はずっと外と通じない、谷向こう行きの橋が落ちたから、そのせいで、皆いろいろの不便なじゃのーー」

「ん、その通りだ」

思わす頷いた。

確かに、この筋肉を世の中の人々に見させることが出来ないなんて、筋肉に対して、世界に対して、どっちも大損した。

「それでどうした?」

「実は、この橋は最近、ついに直したのじゃ」

「......マジが」

あまりの出来事、腕筋も思わずワクワクするぜ~~

「しかし、ここで問題じゃが、外の世界は随分と変わったの、外の旅人に聞いた話によるとーー」


とある旅人がそう言った。


「ある旅人はそう言った、今、村外の世界は、魔法を流行してるじゃ」

「ま、ほ、う?」

何それ?おいしい?きんにくじゃない?

意味分からないなのに、隣のナナ聞いたら。

「魔法で、素敵じゃないか?」

なんか、嬉のような。

「魔法で、いろいろ欲しい物で出来るじゃない~~!可愛い服とか、甘いものとか」

どうしてが知らないが、彼女は小さい時から、魔法のような非現実的な物を憧れている、それはあっちの気持ち。

それに対してこっちにはーー

「あまり興味ないな......」

いまいち気分が乗らない。

当然な事、魔法何て、信用できないな、普通はそう思うだろ、何せ非現実的魔法だぞ、それは、現実的な筋肉を精錬する俺のような着実、かつ堅実な人には、理解できない物。

俺として、たとえ服が欲しいとしても、かっこいい服なら、この胸筋で十分だ。


そう、胸筋よ、俺にとって贅沢過ぎな胸筋よ。


感傷の一時なのに、ナナはまだ怨嗟している。

「甘いもの何で、まったく足りないよ、まったく」

「甘いもので、あるじゃない?」

彼女に何がよく言ってないと。

「ほら、最近あなたの腹筋も隨分甘いーー」

ボガッ!

「何が言いた?」

「なにも......」

腹筋が折れた(物理的)。


長老は引き続き言いました。

「魔法の話しじゃ、それだけで問題無いじゃが、別の旅人には、少々違う話に聞きじゃ」

違う話?

「ある旅人言うだ、また、全く異な事じゃ」


とある旅人がそう言った。


「外の世界は今筋肉を景仰して、生活がすべて筋肉と外せないじゃ、朝食は胸筋を訓練して、昼食は腹筋、夕食は背筋、それはも日常な事じゃの」

聞いてると、ナナはますます不愉快になった。

「ハッ?わけがわからない,冗談にも程がある」

どうやら気分が不愉快のようだ、でも今はこんな細かい事を気にする時ではない、なぜならーー

「なんと!朝食が胸筋、昼食で腹筋、夕食で背筋、寝る前にまた6バック夜食をーー」

「誰も6バック言いでないよっ!」

夢にも思わない現実が、現実になった瞬間を。


嬉しい事なのに、突然長老は心配する表情が。

「じゃが、外の変化大き過ぎ、わしは村民が適応することができるかを心配じゃ」

そして、何か決断した表情を。

「だから、あなた達が村の人々のために、外の世界に、見に行くのじゃ!」

「な、なに」

あまりの出来事、思わすビックリした、それに俺だけでなくて、ナナも衝撃と感じた

「私と、その筋肉馬鹿に、外の、外のーー」

どうやら驚きのあまりに、話を上手くできない、よし、彼女の代わりに言いてやる!

「外の、筋肉え?」

「誰も筋肉なんて言ってない!」

コッ!

「そうじゃ!筋肉じゃ!」

「ボケでるのが、ジジイ!」


事を聞いた後、家に帰って、明日の出発のために用意する。


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