旅の始まり 4
ようやく落ち着いたところ、長老は今日の用事を説明始めた。
「お前たちの知ったとおり、今まで、村はずっと外と通じない、谷向こう行きの橋が落ちたから、そのせいで、皆いろいろの不便なじゃのーー」
「ん、その通りだ」
思わす頷いた。
確かに、この筋肉を世の中の人々に見させることが出来ないなんて、筋肉に対して、世界に対して、どっちも大損した。
「それでどうした?」
「実は、この橋は最近、ついに直したのじゃ」
「......マジが」
あまりの出来事、腕筋も思わずワクワクするぜ~~
「しかし、ここで問題じゃが、外の世界は随分と変わったの、外の旅人に聞いた話によるとーー」
とある旅人がそう言った。
「ある旅人はそう言った、今、村外の世界は、魔法を流行してるじゃ」
「ま、ほ、う?」
何それ?おいしい?きんにくじゃない?
意味分からないなのに、隣のナナ聞いたら。
「魔法で、素敵じゃないか?」
なんか、嬉のような。
「魔法で、いろいろ欲しい物で出来るじゃない~~!可愛い服とか、甘いものとか」
どうしてが知らないが、彼女は小さい時から、魔法のような非現実的な物を憧れている、それはあっちの気持ち。
それに対してこっちにはーー
「あまり興味ないな......」
いまいち気分が乗らない。
当然な事、魔法何て、信用できないな、普通はそう思うだろ、何せ非現実的魔法だぞ、それは、現実的な筋肉を精錬する俺のような着実、かつ堅実な人には、理解できない物。
俺として、たとえ服が欲しいとしても、かっこいい服なら、この胸筋で十分だ。
そう、胸筋よ、俺にとって贅沢過ぎな胸筋よ。
感傷の一時なのに、ナナはまだ怨嗟している。
「甘いもの何で、まったく足りないよ、まったく」
「甘いもので、あるじゃない?」
彼女に何がよく言ってないと。
「ほら、最近あなたの腹筋も隨分甘いーー」
ボガッ!
「何が言いた?」
「なにも......」
腹筋が折れた(物理的)。
長老は引き続き言いました。
「魔法の話しじゃ、それだけで問題無いじゃが、別の旅人には、少々違う話に聞きじゃ」
違う話?
「ある旅人言うだ、また、全く異な事じゃ」
とある旅人がそう言った。
「外の世界は今筋肉を景仰して、生活がすべて筋肉と外せないじゃ、朝食は胸筋を訓練して、昼食は腹筋、夕食は背筋、それはも日常な事じゃの」
聞いてると、ナナはますます不愉快になった。
「ハッ?わけがわからない,冗談にも程がある」
どうやら気分が不愉快のようだ、でも今はこんな細かい事を気にする時ではない、なぜならーー
「なんと!朝食が胸筋、昼食で腹筋、夕食で背筋、寝る前にまた6バック夜食をーー」
「誰も6バック言いでないよっ!」
夢にも思わない現実が、現実になった瞬間を。
嬉しい事なのに、突然長老は心配する表情が。
「じゃが、外の変化大き過ぎ、わしは村民が適応することができるかを心配じゃ」
そして、何か決断した表情を。
「だから、あなた達が村の人々のために、外の世界に、見に行くのじゃ!」
「な、なに」
あまりの出来事、思わすビックリした、それに俺だけでなくて、ナナも衝撃と感じた
「私と、その筋肉馬鹿に、外の、外のーー」
どうやら驚きのあまりに、話を上手くできない、よし、彼女の代わりに言いてやる!
「外の、筋肉え?」
「誰も筋肉なんて言ってない!」
コッ!
「そうじゃ!筋肉じゃ!」
「ボケでるのが、ジジイ!」
事を聞いた後、家に帰って、明日の出発のために用意する。