女神降臨
説明文が多いです。
喋れる人がいないから仕方ないね。ちゃんと読めばええと思"う"よ"ぉ↑
んで、冒頭に戻る。
知らない天井だ、って、某主人公みたいな事言ってる場合じゃッ、って痛い痛い痛い痛い!!! なんだこれ、体中が完全に悲鳴上げてる。
あぁ、徐々に思い出してきた。なんかクッソ眩しい光浴びて、目を開けたらトラックに、って、俺一応生きてるのか。完全に不幸中の幸いか?
これ俺が言うと完全に皮肉にしかならないな。
トラックに轢かれたのに生きてる、って事はここは病院か?
あぁ~、天蓋付きのベッドにジャンデリア、茶色く両開きのドア、それに真っ赤な、黄色くお花と、菱形模様などの装飾が成されている絨毯。
凄いな、お城みたいな病院だな~、 ってそんなわけねーだろ。
それにしてもこのベッド無駄に広くない?何人寝るの?8人くらいは余裕でいけそうだな。
などと、色々無駄な事を考えているのには理由が有り、まず、体を動かすのは精々体を傾ける程度が、限界であり。それにすら激痛が走る。
それに、いまだに全く事情を把握できておらず。今分かるのは富○フラッシュ!!を食らいトラックに撥ねられ、今はお城みたいな所にいる。以上。
こんな状況で幾ら、何を考えたところで何も解決はしないので、大人しく寝るか、と裕也がそんなことを考えたとき。茶色く両開きのドアからノックの音が飛び込んだ。
ドアのノックは聞こえたが正直、睡魔と激痛で、返事をする気力のなかった裕也は特に何をするでもなく。相手の様子をただ伺うことだけを考えた。
ノックをした本人も返事をしない、か、できない状態だと言う事を了解してるようで、「入るぞ。」と凛、とした、その一言で、とても澄んでいて、それでも力強い。聞いただけで金色をイメージできるような、そんな声が裕也の耳に入る。
声を掛けられて、数秒後にゆっくりとドアが開かれる。
丁度そのときに、窓からドアへと向けて、夕日が射し込む。
彼女の持つ黄金の髪と、夕日の光、彼女から裕也へ向けて後光が射し込んでいる。裕也は睡魔と闘いながら、そこで唯一思ったことがある。
━━━━ああ、女神みたいだ。
今日の一文
ノックの音が飛びこんだ。(誰にも会えない顔なのに、もう何だよ、どちら様?)