表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/21

#55 逃げきれないのなら、 仕方なく——狩人に縋るしかない。

「あなたとなら……僕は一晩中でも遊べますよ。

でも、こんなふうに負け続けて……。

いったい、いつになったら終わるんですか?」


困惑し始めた少年は、つい問いかけてしまう。


そして、彼が返した言葉は——


「手首が折れるまでだ」


その一言で、少年は確信した。


——いま、この指先は、

ほんの少し伸ばせば届く距離にある。

あの温もりに触れられるところまで来ている、と。


「この一手で……最後にしましょうね」


長く渇望しすぎて忘れていた感情が揺らぎ、

吐息の端が震えた。


「……どうか、僕に確信をください。

あなたが勝つってことを」


#55


逃げきれないのなら、

せめて——狩人にすがるしかない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ