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悪役令嬢の母は娘をモブにして乙女ゲームの余波を生きる  作者: 二木公子
番外編

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お茶会の後1

 王妃様のお茶会から屋敷へ帰ると、夫だけでなく、アルフレッドとアルフレッドの父母であるハルクタルム伯爵夫妻もわたくしを迎えてくださいました。


 本日の王妃様の話によって、わたくしどもの取るべき動きが変わる可能性があるためです。

 急ぎがあってはいけない、とわたくしの帰りを待っていてくださったそうでございます。ありがたいことです。



 わたくしは晩餐を取りながら、本日のお茶の席で王妃様とお話したことを皆様に共有いたしました。


 少しの話し合いの結果、わたくしどもの方針は、昨夜話し合った結果と変わりなく進めていくことと成りました。


 ハロルド殿下を王、または太子に上げるのでございます。


 王に推すか、太子に推すかは、エリザベスちゃんの意向によるところでございます。

 エリザベスちゃんが将来どうしたいのか。これをエリザベスちゃんに聞かなければ明確な道筋は出ません。

 これはアルフレッドもハルクタルム夫妻もご承知くださっております。


 どちらにせよ、ハロルド殿下をお支えすることには変わりません。ですからハロルド殿下との面会は手続き上どうしても必要となるのです。ここは王妃様からの連絡を待つこととなりました。


 そして今後のために今できることは、同じ意思を持った方とつながっていくことでございます。味方を増やすのでございます。


 ただ、これはとても難しくあります。と言いますのも、家として動く方、個人として動く方、各家で意見が別れるところが多そうなのです。

 これについては多くの方のとたくさんお話しをしていくことが必要不可欠かと存じます。

 お話しをして、わたくしどもとご意見が一致するようなら繋がりをさらに強く、わたくしどもの正義に耳を傾けてくださるようなら引き込むのです。

 時間も労力もかかることでございますが、やらなければならないことでもございます。


 しかし、この難しさに輪をかけるような事件も起きたそうでございます。


お読みいただきありがとうございます。

誤字報告ありがとうございます。


前回投稿から間があいてしまってごめんなさい。

今後も投稿が不安定になると思います。

ですが必ず完結させます。

時間がかかってしまうかもしれませが、この物語は完結させるために書き始めた物です。

頑張って続けますのでよろしくお願いします。


◆お茶会の後の晩餐での会話その1

アーサー:随分時間がかかったね。お疲れ様。


セシリア:えぇ。お待たせいたしました。


イザベラ:それでどうだった?


セシリア:王妃様からのお話はエリザベスちゃんの婚約についてでございました。


アーサー:なんだ、まだ諦めてなかったのか。エドワード殿下には嫁がせたくないなぁ。


セシリア:[横目](後で話しすることにましょう)


ハルクタルム伯爵:それで?


セシリア:立太子式も、例のご令嬢により陛下が籠絡されていることも事実であるとおっしゃっておりました。


アーサー:そうか。

イザベラ:あの女の言葉は戯言じゃなかったのね…。

伯爵:立太子式もあるのだな。


イザベラ:王妃様のご様子は?いかがだった?


セシリア:大変なご負担がかかっていらっしゃるご様子でございました。


イザベラ:やっぱりね。無理ないわ。この二ヶ月で息子の横領、血統を重んじなければならない子息たちが一妻多夫宣言、息子の失態が原因の盗賊。そんな中に立太子式が進められて、夫が息子の婚約者に手を出す。こんなこと、歴史のどこを見てもないわよ。


伯爵:立太子式は確実に男爵令嬢の意思が入っているのだろう…。


イザベラ:そうでしょうね。


アーサー:立太子式は延ばせるなら伸ばしたいね。


伯爵:しかし立太子式は、どんなに早くても今から二ヶ月はかかるだろう?


イザベラ:そうね。今の時点で告知がないのに、二ヶ月後に開催っていうのは早すぎるけどね。けれど二ヶ月ではこちらも何もできないわ。


セシリア:えぇ、味方を確認するのには時間がかかりそうでございます。それにたった二ヶ月後に、彼ご令嬢が表裏に権力者となってしまうのは恐ろしく思います。


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