80羽 休憩所その16
ハス喫茶にいるハスキーたちにおやつを与え、一匹ずつわしゃわしゃし終え、しばらくお前たちには会えそうにない。代わりに違う人が面倒を見てくれるか安心したまえ。
春陽の育て親が亡くなり、春陽は葬式すら出られなかったのは辛かっただろう。陽空と破島が話していた内容、そして破島がまさか春陽と冬月の父親と連絡をとっていたとは思いもよらなかったことだ。
破島が言っていた言葉、清掃したということは一体何を示しているのかが疑問となる。一体何を清掃したのか後々にわかるとして、あのお方の息子、藤太郎はやはり再発したということで間違いはなかった。
しかしなぜ岩渕賢介の前では、元気で振る舞い、その一方純連と想の前だとぐったりしている。その差はなんだろうか。
それにしても…それにしてもだ。
なあに夕哉と春陽をいちゃつかさせてるんだって言いたいぐらいだ。僕は真昼と春陽がうまくいくようにしているものの、なぜこうなっている。
ここは真昼にも頑張ってもらいたいところだが、春陽が出した結論で、春陽と一緒にいるのはなんと夕哉なのだ。
春陽を完全に守ってもらわなければ、僕は多分、いや必ず暴走するかもしれん。
それから春陽のあの言葉、妙に引っかかる。夕哉に告げた言葉が悪い方向性に向かっているのではないかと感じた。
77羽の最初のほうにあったが、春陽が一人の時、純連と連絡をとっていたのはどういうことだ。こちら側には情報が入っていないから、もやもやしてしまう。
失礼した。僕はシルバーウルフのボスをやっている雪こと銀雪昼であり、春陽が幼少期の時。あだ名が白髪お兄ちゃんと呼ばれていた者と言えばわかるか。
もうすぐで春陽があの人との取引が開始となり、僕も大活躍する場面があるかも知れないから要チェックしてくれ。
ボスーとまるから呼ばれてしまい、そろそろ行くかと立ち上がって、では行ってくるとハスキーたちに触れまると一緒に春陽が待つ場所へと向かったのだ。
※こちらは本編ではございません。毎週日曜日更新予定。




