5羽 休憩所その1
電気をつけ、自販機でコーヒーを買い、ソファーに座り、挨拶をする。
俺は伊宮透、27歳。警視庁特殊捜査課に勤めており、今は潜入捜査として陽羽が通っている守城学園の教師としてやっている。
さてさて内容に関しては一番最初に書かれていた通り、俺たちはとある十年前に起きた事故に関して、一度は事故として処理を行った陽羽の父であり、俺たちにとっちゃあ上司となる凛太郎さんだったが、上の指示で捜査を開始せよとあったらしい。
んで俺は刑事になれないかもしれないからと教師免許をとっていたこともあり、それを活かしつつ守城学園に潜入しているってわけだ。
まあ今のところ情報がなさすぎて、陽羽のお守り役とかしつつある。
十年前にできた悲劇な事故、陽羽は凛太郎さんの娘であり、もう一人は昏籐組の息子である夕哉が通学中に事故が起きた。その影響で陽羽は夕坊のことを忘れてしまい、夕坊は俺のことを忘れ日々生活を送っている。
あれほど接触禁止となっていたのに、夕坊は陽羽のことが気になりすぎて、ややストーカー行為になるぐらい、そばで見守っていたのだ。
俺も風邪なんか引いてなければ、二人は相思相愛で生活を送っていたのかはわからない。
夕坊っと言っているが、俺は警察になる前は昏籐組に世話になっていて、事故発覚後に組を辞め、警察学校に通ったわけである。
刺青入れる前でよかったし、組に入っていたから絶対に警察として動くことはできないかもしれないと思っていたが入れた。
それはなぜかと今でも思うが、きっと凛太郎さんが俺を必要だと確信したから入れたのだろうかと、時々思う。なんせ昏籐組の動きを把握できるし、夜瀬組の動きもなんとなく把握できるからな。
それにしても、全然気づかなくて、陽羽の人生を奪っていたとは知らず、生徒たちから噂が立ちまくっていたとは。気をつけなればならない。
と言いたいけれど、南雲が最近となって陽羽を気にかけてくれていることに感謝しかないよ。ずっと陽羽を見てられないから、南雲に今後は任せっっぱなしになりそうだ。
それに大学は紗良も守城大学を受験するようで、ひとまず安心ちゃ、安心かな。紗良は俺のこと覚えてくれてるのかは不明だ。だって陽羽の護衛さんと言っていたし、あれは完璧に忘れてそうな予感。
んじゃサラッと出てきた人物紹介する。
【 登場人物 】
・朝峰家
陽羽 17歳
凛太郎/父/48歳
母/46歳
陽空/姉/20歳
・暮地家・昏籐組
夕哉/22歳
父/53歳
姉/25歳
・南雲家
真昼/17歳
母/41歳
昼奈/10歳
・文倉家
紗良/17歳
父/54歳/死亡確定
母/43歳
兄/22歳
・特殊捜査課
伊宮透/27歳
佐田流葉/30歳
・陽羽のクラスメイト
氷雨疾太/17歳
…いきなり登場人物出しすぎだろ。ったく。基本的には、陽羽、夕坊、俺、南雲、紗良が中心となって話を進めていくらしいぞ。
コーヒーを飲んでいたら、佐田の声が聞こえる。
「伊宮さーん、早く来てください。ミーティング始まっちゃいますよー」
「今行く」
それじゃあ、引き続きお楽しみあれ。
※こちらは本編ではございません。来週日曜日に更新予定。




