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15羽 休憩所その3

 キャンプ場で撮れた写真を印刷しながら、学生たちのレポートをチェックしていた。ふむふむ、いいレポートでよかったと、後で入江さんに伝えるとしよう。


 余は星河輝、32歳で本職は警視庁特殊捜査課であり、現在は透と同様に守城学園の捜査として潜入捜査を行なっている。もう時期、陽羽ちゃんが大学に通うことになるため、余がお守り役となるわけ。

 それは透が刑事としてやっていくことに決まったからである。本当はこのまま教師としてやっていきたかったんだろうけれど、朝峰さんの指示だから仕方がない。


 どの学科を選ぶかは陽羽ちゃん次第であっても、できれば理学部へと入っててもらったほうが面倒が見やすくなる。それともしかすると、大学生になったら学園長の動きもわかるかもしれない。

 学園長の息子である氷雨疾太はまだ何かを隠しているのは事実であって、別の大学を選んでいたはずなのに、守城大学を選んだ理由。余の憶測だからまだ断定はできなくとも、あれは学園長の指示で陽羽ちゃんと同じ大学するよう命じられたのだろう。


 合宿期間、氷雨の行動を見て、そう感じた。キャンプ場の時はそうでもなかったけれど、絶対に氷雨は陽羽ちゃんを使って何かをするはずだ。


 佐田が送ってくれた情報を見る限り、合宿で起きた事件は昏籐組と夜瀬組の抗戦に、マフィアが入り、抗戦していた二つの組員は全員死亡が確定。

 しかし夜瀬組の血痕は発見されたものの、夜瀬組の遺体がどこにもなかった。シルバーウルフが連れて行ったのかは定かではない。ただ、そこに破島淡がいたとすれば、レッドクレインもそこにいたとなる。


 レッドクレインは朝峰さんの長女である陽空ちゃんを狙っているのはどういうわけか。以前、紗良ちゃんが破島に捕まった際に、見せられた写真は一体なんなのか。

 紗良ちゃんが破島に噛みつこうとした理由、レッドクレインの長は何度も陽空ちゃんに会っているとしたらどうだろう。シルバーウルフは活発に動き出していることは明確であっても、レッドクレインの犯行が見受けられないから、逮捕することはできない。


 もう一人の仲間がその調査に行っているけれど、本当に大丈夫か心配になってくる。消されていないことを願うしかないようだ。

 

 透が回収したキャットアイランドの情報が届き、佐田からのメッセージも入っていた。温泉饅頭ありがとうございますとあり、資料ありがとうと返信。

 資料を確認してみると、ネコ科の動物園らしく、孤島に存在し、フェリーに乗って行かなくちゃならないようだ。新しくできたネコ科動物園。


 余は猫より犬派だから興味がなくとも、これが仮に罠だとしたら、最悪な事態が起きそうな予感しかない。なんせ孤島であり、ホームページをみると、猛獣も多くいるようだ。

 ここで置き去りにされたら確実に猛獣の餌食となりそうな勢い。


 透は大丈夫そうじゃんと陽羽ちゃんにチケットを返しそうそうで、透に注意警報のスタンプを送り、まだ返してないよねと聞いた。

 そしたら透は返したけどときて、ため息が出てしまう。


 そう言うところ、悪い癖だよと思いながらも、今すぐ回収してと報告した。まだ情報が足りなさすぎて、佐田にももう少し調べてほしいと告ぐ。

 陽羽ちゃんは彼氏である南雲真昼、それから仲が良い紗良ちゃん、もしくは清寺さん辺りに渡してしまうかもしれない。陽羽ちゃんが渡す前に、回収できれば良いけどなと、写真を渡しに行くついでに陽羽ちゃんに会いに行こうと決めた。


※こちらは本編ではございません。毎週日曜日、更新予定。

16羽〜20羽分5月26日18時に配信します。

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