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116羽

 天気日和で島に到着するのは後もう少しらしく、それぞれ体を休ませている。組員も乗れるほどの船を貸してくれて、本当に助かった。俺たちは基本、幹部たちに集中させてもらい、組員は襲いかかってくるNoveをとめてもらう形となっている。


「夕哉さん、最終チェックお願いします」

「親父と玲には見せた?」

「はい。どこに配置するか、承認がおりてます」


 さすがこういう仕事は光太に任せて正解だったなとざっと確認し、指示はよろしくなとタブレットを返した。


「あの、夕哉さん」

「ん?」

「この件が終えたら本当に組を抜けるんですか?ちらっと玲さんに聞いてしまって」


 親父と玲には承諾が得ており、まだ組員たちには告げていなかった。光太はずっと俺についてきてくれていたこともあったから寂しいんだろう。

 どちらにせよ、俺は昔っから靴職人としてやっていくと決めていた。ただ俺と春陽が事故に遭った一件で、俺は組と両立しながらやって来たもんだからな。これで終止符が打てると確信し、親父と玲に報告した。


「まだ組員には告げないでくれ。俺は靴職人として働きたいというのが本来の夢だったからさ」

「承知しました。全力で夕哉さんについていきます」

「頼もしいこと言ってくれるじゃねえかよ。光太、本当に今までありがとう」

「組を抜けたとしても、僕の憧れの人には変わりありません。なので靴買いに行きますね」


 待ってると会話をしていたら、島が見えましたと組員が言っており、そっちの方角を見た。まだ小さいが島が身え、放送がかかり召集するよう呼びかけが入る。

 俺が歩き出すと後ろに呼びに来た組員と光太が歩いていて、待ってろ、春陽と心で叫びながら召集場へと向かった。




 全員が揃ったことで春陽の親父さんが最終チェックをし始めていく。

 

 麗音を止めてもらうのは、催花と賢介。

 獅子屋元警部を止めてもらうのは、星河さんと清寺さん。

 疾太の親父さんを止めてもらうのは、親父と陽空の親父さん。

 豹馬を止めてもらうのは、玲。

 虎次を止めてもらうのは、藤太郎、純連、想。

 雪を止めてもらうのは、冬月とまる。

 そして翠を止めるのは俺と真昼、それから紗良。


 この七名を止め終えたら、全員で疾太の姉であるしなを止めることになった。すでに島付近に到着したことによって、警報音が鳴り響き、それでも突破できるのは鮫が苦手とする音を流しているから進める。

 

「途中でハプニングが起きようとも絶対にこの七人を止め、氷雨しなを止める。止めることができたら、この無線で報告を頼む。陽空たちはがくを説得後、被害者を非難させろ。できるな?」


 はいと返事をする陽空で、レッドクレインは救出隊として動いてもらう形だ。外では猛獣たちがいることを前提として噛み付かれても丈夫な素材で、服を作ってもらったから大丈夫だよな。

 本当は組だからスーツで動きたかったという思いがあったが、怪我を防ぐため今回は軍服のような服装となった。


 島に到着しぞろぞろと船から降りていたら、真っ先に現れたのは虎次だった。


「こんな大勢で来ても、歓迎はさすがにできない。まあここが野良の墓場となる」


 指を鳴らす虎次で虎次の周りには虎が数匹が現れ、虎の首輪にはなんらかの装置がついている。あれで従わせているってことかよ。

 ここは藤太郎たちに任せることになるから、動こうと思っていた。しかしそこに現れたのは感情を失った疾太で、鹿の格好をしている。


「さあ、ショータイムだ」


 疾太についている鎖を外した瞬間に、虎が疾太に向かって襲おうとしていて、その隙に虎次は建物がある方角へと行ってしまう。捕獲班と春陽の親父さんが叫んでいて、行けと指示をもらったから俺たちはすぐさま建物へと向かった。

 行く道中で虎の他にライオンや豹もいて、おそらくライオンは獅子屋警部辺りが操っていて、豹は豹馬辺りが操っているってことか。


 そうだとしても組員やシルバーウルフ、夜瀬組や紫蛇組が囮となってくれるから、スムーズに行ける。走って行くと建物の入り口付近で麗音が待っていた。


「意外と早く、到着か」

「麗音」

「疾太食べられちゃった?お姉さんにあんな態度取るから、あぁなるんだよ。俺も獅子屋家だからずっとTamerとして動いてた」


 虎次がやったようにライオンが数匹現れ、作戦通りに動くかと合図を出そうとしたら、黎明が陽空と破島に謝る。


「陽空ちゃん、淡。ごめんちょ。やっぱ、生意気な弟やってから合流するよ。だからほら、足止めは僕ちんと、催花ちゃんと賢介に任せてさっさと行って」


 やっぱりなとお言葉に甘えて、俺たちはそれぞれのチームで、目的とする人物と接触することにした。



 夕哉さんたちが建物に入って行くのを見ながら、うちは作戦通りに麗音くんを足止めする。それにしても意外だった。まさか麗音くんのお兄さんが残ってくれるだなんて。

 ライオンはまだ麗音くんが指示していないから、ただうちたちに唸っているだけ。


「兄貴はともかくなんでここに催花がいんだよ」

「麗音くんを止めに来たんだよ。だってうちたち、幼馴染だったじゃん。なのになんでこんなことになってるの?」


 うちが麗音くんを止めたいと志願したのは同級生であり、そしてうちの幼馴染だから。家も近くまだ麗音くんや麗音くんのお父さんがNoveの人間だと知らなかった時期に、家族同士で旅行に行ったり、家でバーベキューしてた。

 その前から獅子屋家はNoveの人だったと確認が取れたのは、うちが春ちゃんのご両親と会って、その組織に加入した。なぜなら、麗音くんを止めるために組織へと入ってたから。それとうちの彼氏、賢ちゃんも最初は接触するよう言われて接触した。賢ちゃんとだんだん話すうちに、賢ちゃんがいい人だと知って、賢ちゃんから告白された時はびっくりしたな。

 ちらっと賢ちゃんの横顔を見て、賢ちゃんも最初はうちに近づこうと接触したって教えてくれた。お互い目的は同じだったらしく、一緒に麗音くんを止める。


 麗音くんはうちがいることによって思うように、ライオンを放てないんだと知った。昔のことを思い出しちゃうよ。動物園に行った時、うちはライオンが苦手でよく麗音くんの後ろに隠れてたことを。それを知ったらしい黎明さんは挑発をし始める。


「ライオン、放たないのは催花ちゃんがいるから?」


 聞いてみるも麗音くんは黙ったままで、ねえってばと黎明さんが急かすと一瞬で何が起きたのか分からなかった。うちを守ってくれた賢ちゃんと黎明さんで、黎明さんの肩から多少血が出てしまう。


「いたたたた。催花ちゃんに八つ当たりはよくないなぁ」

「兄貴が言ったから放っただけ。次は確実に殺せるよ」

「そうやってうるさい奴らをいつも排除してたんでしょ?言ってみ?」

「ふざけんな!誰のせいで、俺がこんな人生を歩んでたと思う?兄貴が逃げなきゃ俺は今頃母さんと!」


 来ると確信し麻酔銃を一応持たせてくれているから、ライオンに向けて麻酔銃を放つ。けれど当たったはいいものの、全然効いていないことが理解した。

 嘘でしょと愕然としてしまい、麗音くんは高笑いし始める。


「麻酔銃で眠らせようとも無意味。だってすでに春の太陽の血を与えたから。さあ来るよ」


 ライオンが次から次へと襲いかかって来て、交わしつつ、首輪を外すにしても簡単には外せないような気がした。賢ちゃんは襲いかかってくるライオンを素手で掴み、放り投げてるのが凄すぎる。

 足手纏いになってるよと麗音くんに言われ、捕獲班が来ようとも足止めされてるようだった。ここで負けたくないと考えていたら、黎明さんがライオンを交わしながら、麗音くんに言い出す。


「僕ちんは逃げちゃいないよ。それなのにある人から釘が刺さっちゃって、会いに行けなかったや」

「そんなの知るかよ!」


 ライオンが一斉に黎明さんに向かって行き、囲まれそうなのに止められない。賢ちゃんもすぐ動いたけれどライオンの下敷きになってしまう。見てられないと思った時のことだった。

 よーしよしよーしと黎明さんの声が聞こえ、恐る恐る目を開けると、黎明さんを食べようとしていたわけではなく、戯れ始めていた。


「なんで…兄貴に噛みつけよ!どうなってんだ…」


 おそらくライオンについている首輪は麗音くんの声で動く仕組みとなってる。それなのに黎明さんと戯れ合っているわけ。


『あぁこのまま一度食われろと思ってたけど、佐田ちゃんのハイスペックのおかげでハッキング成功。その首輪はまだ外さない方がおすすめだから』

「夜一くん、佐田さん!ありがとう」

『油断はできませんよ。一時的なものですが、これはかなり複雑なデータが仕組まれています。爆発する可能性がありますので十分に気をつけてください』


 了解ですと佐田さんに伝え、その間に麗音くんを説得しなければならない。


「夜一、余計なこと二人に聞かせないでよ。さてさて、ライオンはこちらの味方になった。麗音、これ以上罪を重ねないでほしい。それが母さんの遺言だよ」

「うるさい、うるさい!兄貴のせいで母さんは死んだって父さんが言ってた!なんで母さんを殺したんだよ!」


 確かに麗音くんのお母さんは小学校以来、見かけてはなくって、いつも行事の時は麗音くんのお父さんが来てた。黎明さんは立ち上がって砂を落としながら私と賢ちゃんの隣に立つ。


「僕ちんは殺してないし、母さんは実験をさせられていたことで、身体が弱まり僕ちんの前で倒れた」

「嘘だ!」

「信じたくはないよね。母さんが実験の被験体にされていたことを。春陽ちゃんや僕ちんのように、母さんも稀血ラロウエを持っていたんだから。そこらへんにいるライオンはきっと母さんの血を入れられている。じゃなきゃ今頃、麗音はライオンの餌食になってたよ」


 麗音くんは動揺が隠しきれないほど驚いていて、それでも黎明さんは言葉を麗音くんに伝えていく。


「母さん、言ってた。麗音をあの中から出して自由に生きてほしかったと」

「ならなんで兄貴が残ってくれなかった?兄貴が残っててくれれば」

「それを決めたのは父さんだ。文句があるなら父さんに言えば?僕ちんは何度も、何度も自分が残ると言った。なのに父さんは僕ちんの言葉を無視して、僕ちんはあの建物おりから出されたんだよ。だから僕ちんはこの日のために強くなろうと、転々としながら準備をしてた」


 うちはそこまで知らなくて、こっちがびっくりしてしまうほどでも、賢ちゃんはそんなに驚いてはいなかった。つまり賢ちゃんは最初から知っていたってことだよね。

 


 ライオンも言うこと聞かないし、まさか春陽の血ではなく、母さんの血があのライオンに入っているだなんて、信じたくはなかったよ。

 俺が生まれた時からすでにNoveの連中がいて、なぜか獅子ということもあり、ライオン系のばかり貰っていた。不思議に思った俺は、母さんに一度聞いたことがある。


「ねえねえ、お母さん」

「どうかしたの、麗音」


 母さんはしゃがんで俺の手を握り、俺の言葉を待っていてくれて、気になっていたことを口にした。


「なんでいろんな人たちからライオンのぬいぐるみやグッズをくれるの?」


 母さんはそうねと少し悲しそうな笑みを浮かべ、俺の頭を撫でながら教えてくれる。


「いつか百獣の王になるから、ライオンのぬいぐるみやグッズをくれるんじゃないかしら。それに麗音の名はライオンを意味してるの。いずれ多くの人たちと巡り合い、いいお友達ができる時は、みんなを引っ張って正しい道に歩んでほしいというのが、お母さんとお父さんの願いなのよ」


 当初はその意味が分からずとも、母さんが言った通りに、友達ができてみんなを引っ張り、正しい道に歩んでいると思ってた。それなのに俺が小学六年ごろの時だ。

 突如現れた黎明は知らない奴らを連れて、俺の家、つまりNoveの敷地へと侵入。咄嗟に俺は母さんが心配になり、母さんの部屋へと入ったら、先回りされて黎明がいた。それでも母さんは怯えることもせず、そして嬉し泣きをしてあきらと呼んだ。

 そこに父さんが来た時、俺はライオンのぬいぐるみを持って父さんの後ろに隠れた。


「久しぶり、父さん。まだこんなことしてるだなんて。しかも後ろにいるがき、僕ちんの弟でしょ?まさか僕ちんがいなくなったことで、新しく作れって言われた?どうなの?」

「陽、頼みたいことがある。日和ひよりを連れて、逃げてくれ」

「そのガキは?」

「この子は妻の子じゃない。だから安心して日和を連れて行ってほしい」


 不審に思った俺は父さんの服を引っ張ると、父さんはNoveの人を呼び、父さんと引き離されることに。母さんと離れ離れになりたくないと思っても、その日母さんは陽と共に行ってしまった。

 母さんに会いたくて、Tamerをほったらかして、何度か母さんを探してみるもどこにもいない。会いたい、会いたいという気持ちが抑えきれなくなった時、父さんに言われた。


「母さんは死んだ。もうこれ以上探さず、Tamerとしての自覚をもて」


 もちろん、Noveでいる以上、逃げ道がないのは知っている。母さんの墓を見た時、看取れなかったのが一番辛くて、親孝行何もできなくてごめんと花を添えた。

 そろそろ行くよと父さんに言われ、俺の兄だというあきらのことを教えてもらいたくても、父さんは何も教えてはくれなかった。


 俺が高校に入ってまもなく、偶然とあきらと出会ったときは、あきらは俺のことを見つけると、いきなり抱きついてくる。


「離れろよ!」

「寂しかったよね。ごめんね、僕ちんは麗音のお兄ちゃんなのに、そばにいられなくて」

「いい加減離れろ」


 あきらを突き飛ばし、そんなに照れなくてもとニヤニヤするあきらは、俺に渡しそびれたものをくれた。


「なんだよ、これ」

「開けてみればわかるよ。んじゃっ待ったね。あっ今度会ったら兄貴って呼んでよ。じゃなきゃ反応してあげないから」


 変わった奴と思いながらも、兄貴がくれたものはロケットペンダントで中はもちろん母さんの写真ともう一つの写真が入っててそれはふざけた兄貴の写真だった。

 こんなのつけられるかと思っていても、俺を弟として見ていてくれたことが嬉しくて、毎日つけてたよ。だけど父さんがそのロケットペンダントを見てこう言われる。


「陽は麗音が大好きだった母さんを殺した。こんなの持っていても意味がない。これは捨てなさい」

「だけどそれは兄貴がくれた最初のプレゼントで」

「これは没収させてもらう。麗音は母さんの子ではないのだから、持っている必要はない」


 やめろよと言いたくても、父さんはNoveの人に捨てるよう指示をして、ゴミ捨て場にいくもそのロケットペンダントはなかった。

 それからだよ。俺の心は壊れ、兄貴を殺せば心が修復するんじゃないかって……。



 麗音が動揺しているのは当たり前だよ。きっと父さんが余計なことを毎度聞かされていたんだろう。それは麗音が対象にならないよう、いつも母さんの子ではないと発していた。

 そうじゃなきゃ僕ちんがあげたあのペンダントは捨てるわけがないとポケットにしまっているペンダントを掴む。僕ちんが刑務所の中にいた時期、会いに来てくれたのは夕坊の兄、夕佑だった。


「僕ちんに何のようかな?」


 夕佑はポケットから取り出し、麗音が寂しくないようにあげたロケットペンダントを持っていて、カチンと来た。


「なんで僕ちんの弟にあげたペンダント持ってんの?」

「父親に見つかって処分されそうなところ僕が拾っといた。麗音にとって母親は大事にしてたから」

「じゃあ麗音に返せば良くない?なんで僕ちんに見せんの?あぁイライラして来た。看守さーん、もう用ないでーす」


 看守が来てこの部屋を出ようとした時、待つんだと僕ちんを止めた。何と嫌々で夕佑の方を向くと夕佑はある一枚の写真を見せ、その写真が氷雨しな。


「しなが動き出す。その意味をあきらは知ってるはずだ」

「僕ちんは陽じゃなくて東黎明だよ。まあ知ってるんじゃない。んじゃ」


 まさかしなが動き出すとは思わなくて、父さんが会いに来てくれた時、僕ちんは父さんに殺されるのだと理解していた。けど父さんは僕ちんを殺そうとしていた偽看守を殺し、僕ちんを助けてくれる。


「陽、紫蛇組長と脱獄しろ。処理はこっちでやっておく。しばらく身を潜めておけ」

「もう一人の父さんのほうに行けってこと?」


 できればなと父さんは少し寂しそうにしていたとしても、僕ちんには見え見えだった。僕ちんが稀血ラロウエの持ち主だから、安全な場所にいてほしいことを。なら麗音はなんでNoveにいなくちゃならないと頭から離れられなかったよ。

 その意味がようやくわかったよ、父さん。僕ちんが麗音を止めてほしいってことなんだよね。


 僕ちんは麗音の前へ行き、左手をとってロケットペンダントを握らせる。


「麗音、こんな僕ちんを兄貴として見てくれて、今も変わらず兄貴って呼んでくれて、嬉しいよ」

「兄貴…俺は」

「麗音は何もしてないんでしょ?だったらこれ以上悪い方向性に歩んでほしくない。天国にいる母さんも、父さんもそれを望んでるはずだよ」

「父さんは兄貴が思ってる奴じゃない。父さんはっ」


 いきなり僕ちんを突き飛ばして、次の瞬間、麗音に従っていた一匹のライオンが麗音を襲った。


 あっああああぁぁぁぁぁ!



 まずい状況になってしまい、噛み付いているライオンを素手で追い払った賢ちゃんで、うちは腰につけているミニ救急箱で噛まれた箇所を布で当てる。

 黎明さんは未だに叫んでいて、賢ちゃんはライオンの相手をしていた。他に頼れる人いないのと周囲を見渡すもおとなしいライオンのみ。麗音くん、しっかりしてと思っても傷口が深いのか布が赤く染まっていく。誰か、誰か来てと叫んでいたら、春ちゃんのお母さんが駆けつけてくれて、変わりなさいと麗音くんの応急処置が行われる。


「催花、大人しいライオンを浜辺と連れて行きなさい。そこに行けばケージを用意してくれている部隊がいる。急ぎなさい。いつ暴走するかわからないわよ」

「はい」


 どうやって誘導すればいいかわからずとも、大人しいライオンを手拍子で誘導しながら、急いで浜辺へと急いだ。

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