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朝の通学路

「美穂ちゃん、おはよう」

「おはよう、さつき」

美穂ちゃんの頬には白い絆創膏が貼られていた

「それって、、」

「ああ、これ?あいつにやられた。今まで顔は殴らないようにしてたらしいんだけど、昨日は酷くてね」

「児童相談所とかそういう機関には相談とかしたの?」

「したよ。一回児相の人たちがうちに来たけど、うちの親外面だけはいいからさ。しつけのつもりで手が出てしまって本当に私の力不足です。本当はこの子が大好きなのにって泣きながら児相の人たちに話したら、今度から気を付けてくださいねっていう注意だけで終わったよ」

「そうなんだ、」

私はそれ以上何も言えなかった。

「まあ、いつか殺してやるさ」

周りにはちらほら自分達と同じ制服を着た学生たちが増えてきた。

少し前には、信号待ちをしながら数人の男子生徒たちが楽しそうに騒いでる。


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