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荒野

作者: 神原 真生

クジャクの羽には

落雷のような強さがある。

イカの足には

海の暗さが混ざる。

みんなは知っているけれど知らない

野原の広がりを知っているのだけれど。

そこには

孤島の住人がいて

ニットを編む私がいた。

綿のように軽いのに

たしかにそこにいたのに

しらんふりをする世界。

日々を過ごす

取り残された私。

理由なんて無い。


見ないでよ

拙い私のことを。

蹴らないでよ

手つかずの理想を。

なんなんだよ。

怒鳴りつけた

幾ばくかの強欲。

エノコログサを

無かったことにしたことの

意味なんて無い。


誰かのために

作った足跡。

手を貸してくれと

見つめてくれたあの日。

つい突き放した

警戒の視線。

ランタンを持って彷徨う

霊体の私が

泣きわめいても

履歴にさえ残らない。

快晴の空に

雷鳴を起こすのは無粋だ。

良ければ感想どうぞ。


意味不明とか、意図はなに?とかいう質問は受け付けておりませんのであしからず。

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