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ジュワユーズの救国王子~転生王子の胃痛奇譚~  作者: 夕霧湖畔
第二部 義兄弟で主導権譲り争い
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26.第六章 褒賞会議・交易編

 会議回です。ほぼ動かないので省こうかとも思いましたが、飛ばすと後で噴出する問題点が分からないという罠。しかも直ぐには起爆しませんw

  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 実の所、負傷兵の帰国準備は極めて簡単且つ早期に終わった。

 元より戦闘困難な者達は事前に帰国を検討するために確認が終わっており、最初から必要な資料と資材は準備されていた。

 ただ単に、可能な限り事務員やって貰わないと仕事が終わらないだけだ。


 当然ながら怪我が悪化したら困るので、徹夜するのは完治した者だけだ。そして当然ながらアレスは最優先で治療を受け、一番睡眠時間を削っている功労者だ。

 この程度の手配なら一徹で全て終わる。楽勝である。


「さあ――、地獄を始めよう。」


「早く朝食を食え。」


 窓を開けたら同時に後ろの扉が開いた。開けたのは青筋立てた神官少女だ。

 そして彼女は握り拳の中指を鋲の様に尖らせて握ってる。射程距離だ。

 その目は「徹夜したな?」と問い質していた。


「はい。」

 一徹です。ご慈悲をという眼差しは、マリルの拳で遮られた。

 ナチュラルハイはアウトの証拠らしい。




 無傷の体にも痛みの記憶は残る。医者として会議室まで付き従った彼女の真面目さは特筆に値するが、お陰で歩く姿勢は直立前進で緊張感が拭えない。

 地味に見慣れた光景に、既に会議室に集まっていた面々も同情的な眼差しを向けるが今更誰も驚かない。


「それでは先ず新兵合同盗賊退治遠征の詳細と、義勇軍再編成の草案。

 検討会議を始めます。」


 とはいえ新兵による盗賊退治は兄が主力のため、基本的な事はダモクレス側から要請出来る。こちらはさして悩むところはない。


「以上。時間がありませんが参加各国の方々は三日で全ての準備を終えて出陣して頂く事になります。後出しでの合流も延期も無いので、遅刻は不参加です。

 念を押しますが、あくまでこれは実戦形式の訓練と割り切れる方々の身の参加でお願いします。基本的に手柄や報酬を求める方は向かない催しですので。」


「流石にその条件は傲慢ではないか?

 義勇軍の兵を用いてダモクレスの名誉を守るというのでは私物化が過ぎよう。」


「生憎北部でも命令無視に限らず、少人数で独走して挟み撃ちに遭ったり、盗賊の財宝回収にかまけて作戦無視が実際に遭ったんですよ。

 後ハーネル王国を蹴落とす序にダモクレスの失墜を狙うなら、兄の手柄を奪うのが一番です。それに皆さんも政敵はいるでしょう?

 多分兄の命に逆らった時点で罰則を言明しておかないと、盗賊の首を以て皆さんを無視し、祖国に駆け戻る方々が必ず出ると思います。」


「ぬぐ!そ、それは……。」


 というかアレス以外の北部王族の名誉など無視したい東部貴族は普通にいる。

 代表例がハーネル王なのだから、この手の明言は絶対に必要だ。


「勿論これは、参加諸兄の手柄を一切評価しないという意味ではありません。

 それなら最初から本軍と合同でどれだけ戦えるかを試す、試験という形を取ってしまえば良いんですよ。

 これなら皆さんの報償費も浮きます。主力に参加出来る事が褒美ですから。

 なので命令無視する者が新兵卒業出来ないのは、ま当たり前という事で。」


「「「…………、しょ、承知した。」」」

(((え、援軍として来た兵を審査とか、手加減する気ないのかッ!?)))



 条件の厳しさから事態者が続出しないか戦々恐々だったが、以外にも五百名以上の参加希望が出たので、一国五十人三百上限で準備完了の早い者勝ちになった。

 思わぬ結果にホクホクである。次の案件も上手く行くといいな。


(((くそ、新兵の待遇に格差が付いてしまう!準備を急がせねば!!)))



「では次の案件です。皆さんが褒賞の件で大分苦慮しており、皆さんの臣下からも直接私から褒賞を出せないかという要望が来ております。」


「なっ!だ、誰だそんな恥知らずは?!」


 実際補給だけで困窮している国もある。だがそもそも数年単位の遠征に耐えられる国など、中堅どころか大国扱いされてもおかしくない。


 元々聖王国への援軍要請は、直接王家へ向かう事態を想定されたもの。

 元より周辺各国の救済や解放を含めた義勇軍の活動方針が越権ギリギリなのだ。

 故に現状の義勇軍は、物資の手配の大半をダモクレスの補給力に依存したかなり歪な組織構成となってしまっている。

 現状維持では不味いとは、最初から分かっていたのだ。


「誰が、と言うのは簡単ですが問題は解決しないでしょう。

 それに今後の戦力向上についてですが、各々方はこれまでの戦いにおいてクラスチェンジが可能になった方々の昇格をどの程度行えておりますか?」


「皮肉かね?それは。元より聖王国が抑えられている今、小国と呼ばれる国の殆どはハイクラスへの昇格手段を失っている。

 それを君が知らんとは言わさんぞ。」


 睨み付けるのはコラルド王だ。かの国では今回の戦で無理をした結果、その昇格の儀を行える老神官が戦死してしまった。

 本来であれば聖王国に打診し、新しい神官を派遣して貰える筈なのだ。


「このイストリア城には必要な場と術者、王族が全て揃っています。

 なので各々にご提案があります。義勇軍での戦功、その一部をこの、昇格の儀を行う権利で代行致しませんか?

 現物での財宝の代わりに、ハイクラスへの昇格を褒賞とするのです。」


 儀式場と術者が居るのであれば、厳密な意味で経費は掛からない。

 ゲームでは無償だったし、この世界で昇格の儀で献金が必要なのは、それを行う相手の拘束費、つまり依頼してお願いする形だからだ。

 これは、本来各国王族の権利であるそれを、義勇軍で受け持とうという提案だ。


 正直、経費が浮くとはいえ権利なのは変わりない。

 諸侯が受け入れるかどうかは賭けの類なのだが。

 事実、提案を受けた諸侯は皆、一様に口籠って悩み出した。



(む、むう。正直、かなりおいしい。昇格した者達を多数抱え込むための献金は我が国では到底用意出来ぬ。だが、それを明言するのは……。)


(む、む。確かに、その費用が全て浮くのは有難い。

 だがその場合、忠誠が王家では無く義勇軍に向かうのは……。)


(ほ、ほう。確かに今回の戦で昇格可能となった者達もそれなりにいる。

 今後もその費用が浮き続ける上、褒章の代わりに出来るというのは良いな。)



「確認いたしますが、褒章を決めるのは義勇軍では無く、我々ですな?」


「ええ。皆さんから申請があった時に対応するという形を取ります。

 義勇軍が組織されている期間限定の処置ですが、特殊クラス以外は私でも対応出来ますからご自由にお申し出下さい。」


「費用は、どなたに?」


「イストリア王には各々に承諾頂けた場合、場所と人を借りる対価として復興費の一部を我々が一括で肩代わりする形で話が付いております。

 これについてはダモクレスが面倒ごとを持ち込んだ分の慰謝料として、全て負担致しましょう。」


 アレスに頷いたのは、先日救出されたこのイストリアの現八世王だ。

 イストリア王としては場所の解放と人手の確保だけで復興支援が受けられ、且つ十分な兵力を用意出来ない現状で諸国に影響力を発揮出来る妙策だ。


 アレスも金で解決している感はかなりあるが、昇格を渋られるのが一番困る。

 帝国本国と戦う戦力は、ハイクラス以外役に立たないのだ。可能な限り昇格して貰わないと、正真正銘世界の危機なのだ。

 彼らに事情を話せない今、この提案は切実に呑んで欲しい。


「こ、こちらは問題無いが……。その、大丈夫なのかね、資金は。」


「あ。資材発注はこちらで請け負うのでそっちで儲けます。

 船はダモクレス所属ですし、各国の難民達から大工達を選出してあるので彼等をこちらに派遣して出費の一部を回収する心算ですので、劇的な負担には。」


「「「「「ア、ハイ。」」」」」


 何故か皆一斉に微妙な顔で賛同した。しかもイストリア王まで。

 おかしいな、満場一致になるのは予想外なんだけど。

 おっと。屋台を用意して財布の紐を軽くする準備を忘れちゃ駄目だね。でもこれ報告する必要ないよね。うん、復興に経済の循環大事です。



 他細々とした条件を話し合い、一旦食事休憩。次の議題に移る。


「顔色悪いが大丈夫かね?」


「問題ありません。ちょっと強制的に仮眠取らされただけですので。」


 休憩時に【睡眠魔法(ドリーム)】とかちょっと本気過ぎでは?

 つい先程起こされて水と軽食を取って現在である。流石に寝起きの早食いは辛いが会議の後もやる事がある。仮眠の価値は分かっているので文句はない。


「そ、そうか。では再開しよう。」


 次の議題こそ本番だ。部隊の再編制、しかし現状最優先で解決すべき問題。


「さて、我々義勇軍は実に多様な国々の連合軍。足並み揃えての進軍も容易ではありませんが、その為の策の一つとして、補給隊の一本化を行っておりました。」


 増えた参加諸侯にも問題意識を共有して貰うため、アレスは前提条件の共有から説明を始める。そう『義勇軍の兵站ほぼほぼダモクレス担当問題』だ。


 要は各国が自国で兵糧を全て賄うのは不可能であるため、義勇軍提案国であり、代表者でもあるダモクレスが一括で食料を運び、各国は購入か輸送をダモクレスに依頼するという形式だ。


 基本的には船舶を利用した力業だが、これにより作戦行動に合わせた食糧輸送が可能となり、各国の兵糧が届かないから作戦に移れないという問題を解決した。

 義勇軍躍進の要因である事は間違いないのだが。


「有体に言って、ダモクレスだけで全ての輸送を賄うのは既に限界です。

 具体的には今、ダモクレスの()()()()は輜重隊の護衛に回りました。」


「「「ぜ、全戦闘員?!」」」


「はい。兄が抽出した戦力は輜重隊の護衛、その予備隊と城兵の一部です。

 故に先日まで戦場にいた全戦力を、一時的に船の護衛と輜重隊の護衛に回して今凌いでおります。

 今イストリア城内にいるダモクレス兵は、文官兼用出来る者だけです。」


「「「「「な、なんだってぇ~~~~~~?!?!?」」」」」


 いやぁ流石に動揺が凄いね。まあ実は半分演出も兼ねて船に乗せたんだけどさ。

 不要だとは言わないけど、帰国序でに休暇取らせて国内の安定を図ろうと。


 実際今まで以上に補給線が伸びるから、ダモクレス商人だけで万単位の兵糧を掻き集め続けるのは無理なんだよ。食料も値上がりし始めてるしね。


 今迄は景気が悪かったから買い取ってくれるだけ御の字だったけど今後は違う。

 各国が戦火から離れ、復興し商人達も息を吹き返すのだ。となれば欲を掻く人間も現れるし、横流しやぼろ儲けを狙う輩も増える。

 諸侯にこれらの問題から目を背けられては困るのだ。


(((((ちょ、義勇軍の中核が欠員とか進軍どころじゃない?!)))))


「資金難に限らず人手不足は各々方にとっても他人事ではありますまい。

 なのでこの場の一同を各国代表と見込んで、義勇軍を通して諸国へ提案をしたいと思っております。」


 ドキドキ。皆の動揺と驚愕が怖いぜ。


「今後、義勇軍参加諸国は兵糧の購入費を全て一律に揃えたい。

 そして各国の関税は各町や砦ごとにバラバラではなく、通過する国境ごとに同額を支払う形式でお願いしたい。

 私は今後、戦場以外での貢献も聖王国への協力の証としたい。これらの提案を受け入れた国々も、義勇軍に貢献した諸国と認めるのです。」


「ちょ、ちょっと待てアレス王子!それは各国の利権への侵害だ!

 そんな権限は、義勇軍には無い!」


 思わず席を立ちあがった数名の諸侯に対し、アレスはあくまで冷静に告げる。


「これは提案です。それに貢献は一つではない。

 小国と大国に同じ貢献を求めるのが無理なら、貢献を数えてそれぞれを功績の形とすればいい。軍が貢献出来ないから帝国に、では敵国が増え過ぎます。」


 視線で反論を封じて即言葉を畳みかける。話の腰を折らせたら終わりだ。


「それにこの形なら武官以外の協力を功績に出来ます。

 戦争に参加した者だけが功績扱いでは、困窮する程武官以外を削る形になる。

 既に文官を削り、他国の負担にして誤魔化している国がありますよね?」


「「うっ!」」


「後軍資金が足らないから国境を閉鎖して関所の交通費を十倍にしておきながら、ダモクレスの食糧購入には通常通りを要求するのは虫が良過ぎる!

 関所の数を増やすのも同じです!

 こっちも同様の処置を取って全責任を負わせますよ!?」


「「「ぐぅ!」」」


「……あ~~。その、なんだ。え?それで文官殆どがダモクレス担当なの?」

「「「ふぐっ!」」」


 新規参入諸侯が気まずい顔で裏事情に気付き、表情に脂汗を掻き始める。

 だが歴戦諸侯達の言い訳は止まらない。


「しかし!現在配分される報酬など部隊維持費で全て消えてしまう!

 略奪を禁止されているから配下への褒賞分など一切残らんのですぞ!」

「「へ?」」


「元よりこの遠征は諸侯への義務、自己負担分です。

 ダモクレスは支援、協力です。自腹を切る理由は本来無いのをお忘れなく。」


「「「んん?」」」


「それにこの方式なら事務負担が劇的に減る。何せ一定以上の質さえ確保すれば、全て一律で計上出来るのですから。

 変動が無い分輸送費の算出も極めて楽になります。

 義勇軍が正義の看板を維持出来ている最大の理由が、略奪禁止によるものだという事実は忘れて欲しく無いですな。」


 ぐぬぬと口籠る歴戦諸侯と脂汗で状況を伺う新規諸侯達。だがここで理解を待つのは悪手だ。何故なら解決策を持たぬ彼らの次の行動は居直りであり。


「無論諸侯らの負担を見て見ぬ振りはしません。

 というより、これらは我がダモクレスの負担を分散する代わりに、各々が自身で()()()()()()頂こうという提案なのです。」


 先手を打って、こちらに都合の良い提案を通すのはまさに今!


「「「な、何?ど、どういう事だ?!」」」


 ふ、食いついたな。正に今、我が秘策(心の中の仁王阿修羅他諸々の強そうな神よ!我が心に勇気の光を!)を披露すべき時!!


「各国の兵力を最精鋭中心に再編成し、それ以外の兵を各地に分散する輜重隊の護衛として派遣する!

 その際に各国が同条件で余分に輜重を購入し、義勇軍に護衛させるのを許可するのです!何なら商隊の同行を許可しても良い!

 つまり今後は精鋭さえ前線に参加した実績があれば、輜重隊、ひいては同行商隊の護衛も義勇軍への貢献として数えようという提案なのです!」


「しかしその為に事務処理が煩雑化し、前線への補給が滞っては本末転倒!

 故に私は義勇軍限定での交易ルールを提案したい!無論、これは輜重隊を中心とした提案であり、他の商隊に適応する必要は無い。

 だが各々が交易で稼ぐ心算なら、トラブルを減らすために共通ルールの適用は必要であると考える!

 ここには今、各地の王族の方々が大勢集っている。検討は可能な筈だ。」


 どよどよとざわつきが会議場を満たし、それぞれが利害を思案し始める。

 だが王族達とは違い、将軍達は慌てる者が殆どだ。


「お、お待ち下さい!我々は元より軍事協力のために来ているのです!

 王家が来訪している国々だけが有利になる提案は困ります!」


「無論皆様には持ち帰って報告して頂く時間が必要です。

 ですがこの案件、賛成する国だけのルールでは何の意味も無い。

 義勇軍の諸侯三分の二。三分の二の賛同が得られた段階で義勇軍への協力条件の一つとして組み込ませて頂きたい。

 先程も言った通り、我が輜重隊の恩恵を享受した上で損だけを我が国に押し付ける様なやり方に対し、我が国は拒否権を用いていない。

 こちらは皆様に、最大限配慮した心算です。我々と同じ貢献とは言いませんが、皆様にも義勇軍を維持する努力は、して頂かねば。」


「そ、それは詰まり……。」


「今後は輜重売買を拒否させて頂く国も有り得るというお話です。

 無論、この提案を呑んで頂ければ不要な話ですが。」


 ふふふのふ。交易ルールの共通化はね?治安回復の上で重要なんだよ。

 あくまで同盟軍であって、自国最優先主義で協力体制とか築ける訳が無い。

 ぶっちゃけそれって不利になったら他国の約束を反故にする宣言なんだよね。

 強者が弱者に負債を押し付けるための、信用する方が馬鹿を見るっていう。


 違反したら罰則という名の不利益を誓う。自分が不利になっても約束を守るから信用を築ける訳で。都合が悪くなったら裏切る奴を信用するとかナイナイ。

 力関係が強い側が違反時の不利益を受け入れるから、実績という信用が築けるのだよ。そしてその実績を活かすのが、まさに今!この瞬間であるぅ!!


……。………。…………。



「し、しかし。こうして見ると聖王国の盟約はかなり各国の負担が大きいですな。

 一体当時の聖王家は何を考えてこの様な盟約を結んだのやら。」


 会議が終わった一人の呟きに、アレスは安堵の溜息を吐きながら応じる。


「ああ。そもそも聖王国は十万単位の軍隊でも維持出来る大穀物地帯ですから。

 戦力さえ用意して貰えば、文官団は全て自前で管理した方が手間が減る筈です。

 今回の様にダモクレスの様な総兵数千以下の国の文官が万単位の輜重を担当していれば、そりゃあ無理が出ますよ。」


「あ、うん。そうだね。普通出来ないよね……。」


 んん?何か今、諸侯との心の距離がまた離れた気がするゾォ?

 ダモクレスは交易でかなり儲けてますwただ輸出品は難民を移住させた無人島産なので、交易量の割に戦場に出せる兵力は大分少ないです。

 海上貿易は普及していないので、常識的な国は帝国を警戒して国交を控えめにしてますw


 話のテンポ悪い様なら無理に入れずカットしてるので、作中どの程度出せるかは未だ未定な部分がありますが、アレス王子は結構腹黒い儲け方をしてますよw



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