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ジュワユーズの救国王子~転生王子の胃痛奇譚~  作者: 夕霧湖畔
第一部 何故か第二王子転生
21/154

15.第三章 野営、ストラドの伝承

※前回は2/23日金曜に祝日投稿しております。見落とし無きようご注意を。

  ◇◆◇◆◇◆◇◆


「っっは~~~!ホント死ぬかと思った。」


 用意された椅子の上に、遠慮なく倒れ込んだアレスが虚勢とイケメンの顔を投げ捨てて倒れ込む。

 知らぬ者が見れば偽物を疑う程の落差だが、先程の戦い振りの後では健闘を讃える事はあっても誰一人アレスを責めようとはしなかった。


 今は闇を月明かりと松明のみが照らす、夜の帳の中。

 外では捕えた敗将と捕虜の対応が始まり、戦場の後始末が行われている。

 運良く生き永らえた敵将は、今日は一晩休んで明日改めて尋問される手筈だ。


 今は用意された簡易天幕の中で、アレス他十数人の将校が腰を下ろす。


「全く。うちのエースを遠慮容赦無く殺しにかかってくれやがってよぉ。」


「あ~?全然気にする必要ねぇだろ。

 結局最後の一撃だって全部急所避けやがったじゃんか。」


 愚痴る団長ナゲッタも一応敗将なので、武器を没収して手首だけ縛っている。

 後ろ手では無いので、不便なだけで苦しくは無いだろう。


「偶然だ。動揺が先に立って一歩後ろに下がってしまっただけだ。」


 首元の後ろ髪を紐で束ねた長い茶髪の優男の苦笑は、更に長身と整った容姿が加わると割と暴力だ。男慣れしてない町娘を山と落として来たに違いない。

 彼の孤高の空気は美貌と相まって、すれ違った乙女達に度々突き刺さってた。

 いやゲーム情報だとむしろモテ過ぎて苦手意識があるらしいが。あるらしいが。


 ワイよりも元気だな~と呆れた目を剥けると、この場で治療を終えたスカサハが支えらえながら椅子に座り直す。


「さてと。それじゃ事情聴取を始めようか。」


 楽な姿勢のまま問いかけるアレスに対し。


「先に聞かせろ。お前は何処であの剣を習った。

 あれは、ストラド王家に伝わる王族のみに伝える奥義だ。」


「…………え?何それ知らない王家。」


 脳が理解を追い付かない。えと。王子様?誰が?

 スカサハと団長は惚けるなよ、という顔で暫く見ていたが、徐々に困惑する。


 だがアレスとしては何で?としか言いようがない。そんな設定マジで知らん。

 え?割とワシ本気で元ゲームは好きだった筈なんですけど。何か本気で原作知識ゴミだったり謎設定増えたりするのオイラの過去?

 え?奥義スキルの話だよね?え?ぇえ?何でぇぇぇ……????


「……詰まり、スカサハ卿は紋章を持った王族だと言うのですか?」


 脳がフリーズしたアレスに期待出来ないと、ヴェルーゼ皇女が会話を繋げる。

 スカサハ達もあぁ、と本気で心当たりが無いとは思わなかったらしい。このままでは何も反応が返ってこないと悟り、話を続けてくれた。


「いや。少し語弊があるな、ストラド王国は既に百年以上前に滅んでいる。

 ヨーグ砦からべガーナ城の間に広がる平原、あれだけの広い土地に村一つ無い上に農業用地としても使われていないのは変だと思わなかったか?」


「違和感はあったな。砦まで全部べガーナ王国だったんだろ?

 しかもヨーグ砦は、西の国からの侵攻を食い止めるための砦だったと聞いた。」


 そうだ、と復活したアレスに同意するナゲッタ。

 微妙にこっちを不安気な顔で見る皇女は気付かなかった事にする。


 ヨーグ砦に()()()確かに守り易い位置にある。

 逆にあそこで西からの侵攻を止められないと、平原全てを守る必要がある。だが脇道を塞ぐ関所は無い。遠回りすれば挟み撃ちは容易だ。

 せめて平原の真ん中にもう一つ、町か砦があった方が自然だろう。


「元はヨーグ砦がストラド城だったのさ。

 ヨーグはストラドを裏切った宰相が一族の家名に改名したのさ。

 その後紋章の無い宰相が強引に支配権を維持するため周囲の村々に重税を課して逆らう村を潰し続けた。」


 ナゲットの口調は自慢気だ。むしろ楽し気でもある。


「つまり近隣の村々はストラド王家を支持し、逃亡に手を貸した訳か。」


「その通り。しかも追討の無理が祟ってヨーグ一族は隣国の侵略を食い止められずにあっさりと滅ぼされてしまったのさ。

 だが西の国がヨーグより南に侵攻するには少々広過ぎる上に、中間が滅んだ所為で何も無さ過ぎた。侵略する旨みがべガーナ城近隣にしか無いんだ。

 だからあの城は国境代わりに使われ、砦と呼ばれる様になった。

 それから百年以上、あの城は取ったり取られたりを繰り返している。」


 団長が両手を上げた際に雑に結ばれていたロープは取れたが、取り敢えず拾って脇に置いた。まあ既に帝国は倒した後だ、抵抗する意味も無い。


「そんなこんなで当時闇討ちを逃れた王家生き残りは、彼らの協力を得て山中に潜むと隠れ里を築いて生き延びていた。

 そして傭兵家業に身をやつしながら、血筋ごと奥義を伝え続けた。」


「それが、獅子の牙の故郷。私達の村です。」


 話に加わったのは、道中の村で同行したスカサハの妹で軍医のマリルだ。

 彼女は今アレスに治療の必要無しと手早く確認し終え、急いで兄の怪我の治療に取り掛かる。

 妹のマリルは割と生真面目なので、兄を優先するのは固辞していた。


「まさか先に俺達の村を抑えられているとはな。」


 これで抵抗の余地は無くなった訳だと自嘲するナゲッタ。

 とは言え普通に従軍しているのを見て、扱いが悪いのでは無いと理解しているのだろう。敢えて何か文句を言う様子は無い。


「東部方面軍と交わした密約は村の安全保障と適切な報酬による従軍なんだろ?

 近隣が義勇軍に落とされた今、帝国軍への義理は既に無くなったと見るが。」


「おい。返事が未だ無いぞ、お前は何処で習った。」


「あ~~~~…………。済まないが分からない。

 気付いたら出来る様になった、としか言えないな。

 だが私は物心付いた頃には孤児だったんだ。ひょっとしたら五歳以前の実か育ての親がその、ストラド所縁の誰かだったかも知れないが。

 因みにストラドが継承している紋章、名前だけ聞いても?」


「……天稟と軍神だ。お前は?」


「聞いて驚け。王家、治世、軍神、賢者、魔王の五つだ。

 ……親戚だったかは確信持てないな。」


 紋章は一つ一致しているので、どっちでも有り得る話になってる。

 一方でアレスの返事に獅子の牙の面々は一斉に吹き出し、むせ返った。


「理論上の限界数じゃねぇか!化け物にもほどがあるだろ?!」

「落ち着きなさい。むしろ普通の王家じゃ五つ揃わないでしょ。」

「……孤児の方が信憑性あるってのもひでぇ話だな。」


 ヴェルーゼの指摘に皆揃って頷くのは正直ちょっと酷いと思う。


「で?我々に雇われる気はあるか?スカサハの妹さんはちょっと解放出来ないが、他の面々は自分達の意志で決めて構わない。」


 裏切られるよりましだからな、と報酬額含めて提示するアレス。

 概ね好評の内容だったが、一人スカサハだけはアレスを睨む。


「……妹は病気で村を出られる身体じゃなかった筈だ。

 何故妹を解放出来ない?莫大な借金でも負わせたか?」


「私が下りる気無いからよ、兄さん。」


 理解出来ないと説明を要求してマリルから視線を戻すスカサハだが、当のアレスは断固として視線を合わせる事を拒否する。

 家族の問題は家族で解決して下さい。


「お前何した?」


「ちょっと!何で兄さんはアレス様を非難するのよ!

 そもそもあたし兄さんに治って良かったって未だ言われてないんだけど?!」


「いや、だってお前、敵軍に病気で倒れた妹が居たら本当に無事かなんて分からないだろ?」


「回復魔法【病魔治療(キュアイルネス)】習得を条件に軍医として雇っただけです。」


 ボソッとしかし視線は合わせず。

 【キュアイルネス】。病気を治す魔法でゲーム上は弱体化状態の治療となるが、設定上では伝染病等も含み、大体の病気に有効だ。


 元々ゲームでもスカサハの妹が病気でその治療費を稼ぐため、山賊の下についてまで傭兵を続けていたのは有名な話だった。

 別に希少魔法では無い筈で、事情を聞くまではアレスも疑問だった。


 だが彼女マリルによると、病気によっては完治まで繰り返しかける必要があり、加えて習得者も稀だと言う。

 理由は単純。治療に一日十回未満しか治療出来ない神官が一人居ても、伝染病は食い止められないからだ。

 治療が追い付かなければ、いずれ神官自身も感染源になり得る。


 なので原因不明の病以外は、可能な限り薬草で治すのがこの世界の常識。

 魔法で治療するのは基本的に貴族や商人等の、神官を常駐させられる程の裕福な者達だけだったのだ。

 そしてマリルは感染こそしないが長期治療が必要な病種だった。


 スカサハが傭兵を続ける最大の要因は、術者の捜索を含めた長期治療費の捻出にあったという訳だ。


「義勇軍にはアレス様しか術者が居なかったから、魔導書を譲って下さる代わりに軍医としての同行をあたしの方から申し出たの。」


「そう言えば、習得はもう出来たのよね。」


「はい。私が修得すれば治療には問題無いというお話でしたので。

 習得中の治療費と購入代金は給料から天引きという契約にして頂きました。」


 アレスとしてはスカサハの雇用費としての治療でも別に問題無かった。

 のでスカサハに連絡を取ってくれれば頭金扱いで治療を引き受ける気だったが、妹としては兄に全部任せは納得出来なかったらしい。


 治癒系に限らず魔導書は、本の魔法陣を起動させて自身の体に馴染ませて魔法を発動するという手順で修得する。

 起動は使用者の魔力で行うので、使ったら無くなる消耗品では無い。


 ゲームはアイテムとして使うだけで修得したが、魔法陣の暗記と感覚の理解という二つの手順が必要な分多少は時間がかかる。

 だが魔導書が手元にあるなら暗記が最大の障害になるくらい、感覚の修得は楽なのだ。自転車を乗り慣れるのに早い人は数回で充分なのと同じと言える。


 しかもアレスは中央と交易しているので入手に手間はかからない。元々予備も購入済みなので、一つ譲渡するぐらいで問題は起きない。

 加えて彼女が同行するならいつでも治療出来るので、健康な体での修得には左程時間を必要としなかった。


「そうだ、一つ聞かせて貰おうかスカサハさんよ。

 お前、何でクレリックに『見切り』と『連撃』スキル教え込んだの?

 ねぇ。何で?何で何で?」


 お陰で徹夜すると強引に寝かされるんですよ?と恨めしい目をアレスは向ける。

 神官に必要なのは防御能力であって、達人の読みでは有り得ない。

 何がどうなったら逃げる患者を確実に気絶させる回復職が出来上がるのか。


「え?いや、『見切り』って教えて習得出来るのか?いや、待て。お前。」


「それはちゃんと休息取らないアレス様が悪いんです!」

「はい。いえ、それはね?」


 仕事が他に回せないんですよ。はい。


「いや、まあ事務方が人手不足だから、今はお手柔らかにね?」


 ヴェルーゼの取り成しのお陰で仕方ないですね、と不満気な顔を見せつつも一応今は引いてくれるグラップラーなマリル。

 胃を傷つけない様に殴るコツを覚えられても、正直泣きます困ります。


「あ~、うん。何、わ、分かった。手伝う。だからその目止めろ?」


 アレスが口を閉じる傍らで、目で脅されたスカサハも遂に陥落する。

 その目は先程と違い、憐みの色が混じっている。


「じゃあ先ず、お互い休める様に条件と今後の予定を確認するか?」


 呆れた顔の団長が、面倒臭いと話を強引に戻す。


「と言っても後は雇用費以外に何かあるか?

 元がストラド王城だからって、逃走用の出入口が今も使えたりは……。」


 アレスの軽口に微妙な沈黙が返る。


「……まぁ、あるな。我々も時々買い物に使ってる。」

 あるんかい。


「あそこ城下町はまだ普通に残ってますから。

 砦と呼ばれているだけの城塞都市、みたいな位置付けなので。」


「地下道を使えば入門税要らないしなぁ……。」


「てことは別に、帝国軍が把握してたりは……。」


「教える訳無いだろ?ヨーグが占領した時点で失伝してるさ。」


「「「…………。」」」


 そこでおずおずと挙手する者が一人。


「あの。その地雷物件、べガーナ担当としては管理したくないです。

 友好的な王家に手柄立てて貰って、譲渡するのは可能でしょうか……?」


 挙手したのは未来のべガーナ王こと、カルヴァン王子。王子にとってヨーグ砦は管理する必要がある割に交易するには正直遠過ぎた。

 平時であれば中間都市や開拓村を順に増やせば将来的には美味しい土地だ。歴代の王が保持し続けたのも分かる。


 だが今はカルヴァンとべガーナの併合に加え、復興で膨大な借金を抱えているに等しい。ダモクレスの後ろ盾が無ければ不可能な程に。

 その上で僻地の要所に大穴があると知れば。


 譲渡する大義名分のある、友好他国候補に責任全てを任せられるのなら。

 金も人手も優先順位の高いところに回したい。

 そも歴代が保持し切れなかった土地なのだから、責任はそちらにあるのだと。

 問題の責任が自分の肩に乗る前に。物凄ぅく。逃げ切りたい。


「…………その方向で、まとめちゃう?」


「「「「「異議無し。」」」」」


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 ヨーグ砦攻略戦に対する記録は当時極めて混乱状態にあり、今を以て詳細は不明であるとしか言い様が無い。

 何せ当時もっとも正確である筈の義勇軍の記録すら、まるで不都合が抹消されたかの様に殆ど残っていないのだ。


『それじゃ、【濃霧魔法(ミスト)】!』


 その日は雲一つない夜だったと記録には残っているが、町は濃霧で満たされていたという幾つもの記録がある。


 これが魔法だとする説は否定されている。何せ時系列がおかしい。

 何故なら城下町全てを霧で満たす場合、効果範囲の問題から()()()()()()城に義勇軍が潜り込んでいた事になる。


 他の場所では城壁ごと霧で隠れてしまう。これはこの後の出来事に大きく矛盾する問題だ。ヨーグ砦攻略戦では、この手の矛盾した記録が大量に存在している事が今も尚、研究者達の頭を悩ませる要因となっている。


『え?急性アルコール中毒?え、部下達もまとめて?』

『全員ではありませんが、どうも隠し酒蔵が見つかったそうで。他派閥が城外の警護を担当している内にと、第一皇子閥で秘密の酒宴が開かれたとの事です。』

『あ、これ火酒ですね。ええ、例の世界一濃い奴です。

 え?お前らこれラッパ飲みしたの?は?これ全部????』

『えと。守将の印紋は……。え、何に使うって?偽命、だから伝令頼むわ。』


 戦は夜陰に紛れた義勇軍千人の襲撃から始まったと言われている。

『義勇軍の夜襲だ!出陣しろ!』


 何故砦内に立て籠もらなかったのか。これは当時守将側が残した計画では立て籠もる予定だったとある。だが何故か総勢二千が準備万端で出撃した。

 恐らくこれは義勇軍の襲撃を()()()()()()()()()からだと思われる。その証拠にこの命令は、守将が出兵した武将全員に伝令で通達した記録が残っている。


『城門を開け!何、もう開いている?!く、くそ!早過ぎるだろう!』


 この時、どの門から出撃したかは不明だが、恐らく平原で交戦が始まったという記録を見るに、南門だと推定される。

 だが全ての城門に開門記録がある。そして恐らく()()()()()であり、敗因だ。


 何故なら、この少し後に義勇軍が山から流れて来た霧に紛れて城内を制圧し始めたからだ。当時の証言曰く、まるで出陣太鼓を合図にした様だったと言う。

 尚、恐らく北か西、どちらかの門から侵入したと思われる。


『さあ一気に城まで突撃するぞ!城下町は無視だ!』

『おい早く道を空けろ!帝国軍の出陣だ、ぞ……。あれ?あっち城……。』


 一方。義勇軍の発見が早過ぎた事が、砦を出陣したヨーグ軍の敗因と言われている。何故なら接敵前に、砦からの伝令が届いたからだ。


『で、伝令!伝令です!ヨーグ砦が奇襲され、守将――様が降伏されました!』

『待て!今矢を放ったばかりだぞ?!オイ貴様ァ!何早速逃げてんだァッ!!』


 結果的にだが、突撃と同時に味方が撤退を始めたヨーグ軍はまともに戦う事も出来ずに敗走した。

 ()()()()()()()がコレという辺り、当時のヨーグ軍内の混乱振りが伺える。


『義勇軍が来たぞ!全員構え!放てぇ!

 え?降伏した?俺達が?いや、守将が?え、さっき?

……こ、攻撃、止めェ!白旗だ!白旗を上げろ!』


 確かなのは、ヨーグ砦が陥落したのは一夜の出来事だと言う事だ。


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 東部方面軍、計五千を北部義勇軍約二千が電撃的に撃破。

 この一報は大陸全土に轟く事になった。

※前回は2/23日金曜に祝日投稿しております。見落とし無きようご注意を。


※次週3/2日は話の区切りが良いので、本編の代わりに原作ゲームデータを一部投稿予定。

 攻略本情報やアレスが調べた結果となっているので、全てが事実と一致しているとは限りませんwまた作中で秘匿されている情報は記載されません。

 装備品に関しては物語の都合で増やせる余地が欲しいので記載予定無し。


 アレスが悲鳴を上げる理由に共感して貰い易くするためのネタ投稿なので、無視して頂いても本編を読む上では支障が無いように心がけて執筆しておりますw

 ええ、誤解出来る前情報があった方が面白いじゃないですかw

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