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ジュワユーズの救国王子~転生王子の胃痛奇譚~  作者: 夕霧湖畔
第五部 帝国の暗部救出作戦
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111+2-1.間章 魔奥義探求目録・騎士装備編

※23日秋分の日投稿です。次回は通常通り27日予定。

  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 早朝素振りを始めながら、カーディアンは物思いに耽る。


 【魔奥義】への理解を深めるため、先ずは『必中・疾風』の修得に専念しようと考えを新たにした矢先、アレスが予想外の成果を成し遂げた。

 魔力操作を駆使した新たな秘剣『必殺・紫電』の完成だ。


 無論『必殺』スキル化する秘剣など別段珍しくも無い。

 だが最大の問題点は『必殺』の天敵『心眼』スキルを、ある程度振り切れる秘剣だと言う点にある。

 カーディアンの知る限り、『必殺』『必中』スキルは『心眼』使いに通じないのは常識、不変のルールと言って良い筈だった。


 だが確かに【星奥義】とやらは『心眼』では対処出来ない。

 元々不可能では無かったのだろうが、それが『必殺』スキルでも出来たと知れば座視出来よう筈も無い。

 それは【魔奥義】抜きに、今の自分でも出来る可能性があるという事だ。


(原理を聞いてみると、確かに理屈に適っていた。

 てこたぁオレは今迄の常識に拘り過ぎていたって事だ。)


 『心眼』はあくまで察知するスキルだ。

 なら反応を振り切れば対処出来ないのは当然の話で、詰まり大多数の『必殺』や『必中』はバレたら対処出来る範囲に留まっていたという事だろう。

 双方共に一瞬の判断力を問うスキルなのだから、それも当然か。



 聖戦軍は異色の軍隊だ。アレスが素振りを始めとする基礎鍛錬を率先している事もあり、将兵問わず鍛錬する姿が日常的に見られる。

 医療班の中枢でもある〔デルドラの神官房〕という神官団が、魔法使い達にすら護身術を教えている程だ。

 カーディアンの様な指導専門の非戦闘員も、決して珍しく無いのだ。

 考えるのは後でも出来ると雑念を振り切り、姿勢の悪い連中に声をかける。



(なら【魔奥義】が魔騎士にしか出来ないって伝わっていた理由はなんだ?

 【魔剣技】の延長だと思われたからか?)


 朝食を掻き込みながら、改めて意識を集中しようとする。美味い。

……先に食べ終わって馬車の中で考える事にした。



 そもそも【魔剣技】はどの様にして編み出されたか。

 これに対してアレスは【必殺技】や『傭兵四極』等魔法操作技術と【中位魔法】の延長線上にあるという仮説を立てている。

 よって【魔奥義】は【魔剣技】や【高位魔法】を掛け合わせる事に成功した奥義の事なのでは無いかと推測していたのだが……。


(待てよ?俺の知る確実に【魔奥義】を修得してる奴は〔剣聖〕アルデバランだ。

 〔剣聖〕が魔法頼みの奥義を由としたのか?)


 魔騎士であっても不思議は無いが、剣聖という称号を与えられて魔法主体の剣士というのは違和感が有り過ぎる。


「それに……、この〔籠手〕だってそうだ。

 これは【バスター】を【ジャッジメント】に変換する魔導具だが、何故ナイト系クラスにしか使えないんだ?」


 【バスター】に限らず魔剣士も当然【必殺剣】を使える。この違いは何だ?

 とは言え、魔導具の仕様については専門外だ。


「折角聖戦軍には専門家がいるんだ、素直に聞いてみるか。」


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 聖戦軍には輜重隊に付与魔術師の集団がいる。しかも装備の修繕を担当しているらしく、専門の部門として独立し利権を守るため貴族が管理しているという。


「それは少し語弊があるな。

 単純にダモクレス王族の下に就いて働く事になるんで、ダモクレスに己の技術を漏らせない連中の手を借りれないのさ。」


「……なぁ。貴殿がこの〔鉄血団〕?の代表だと聞かされたのだが……。」


「ああ。ダモクレス先代王の弟、付与鍛冶長ドラッケンだ。

 聖戦軍工房部隊〔鉄血団〕の長を兼任している。敬語は要らんよ。」


 筋肉質の鉄仮面男が朗らかに親指を立てる。前掛けといい火箸といい、何よりも全身から滲み出る汗といい。明らかに自分で金属を打ってた男の外見だ。

 間違っても王弟がとっていい姿じゃない。


「わ、分かった。だが……。

 ダモクレスでは王族籍の職人は普通なのか……?」


「ん?ああ、北部だと宮廷から出られん王族に価値は無いぞ?雪山の野営は王族の必須技能だからな。

 といっても職人までやる王族はダモクレスくらいだろうが。」


「そうか、普通なのか……。」


 深く考えるのは止めにしよう、相手はアレスの王家だ。

 取り敢えず本題にだけ集中する事にした。


「ふむ、ナイト専用装備か……。あれもいずれは造れるようになりたいが、装備の前段階は普通の素材としか言えんな。

 先ず魔法の武器と付与装備の違いは知っているか?」


「いや、そういう専門的な事は一切判らん。」


「そうか。じゃあ単純に〔名工武器〕と呼ばれる武器は黒鋼って呼ばれる鉄装備を魔力注ぎながら造った金属が用いられる。

 要はこれが扱える連中が名工だからだな。魔力は含んでいるが、魔法の武器とは呼ばれない。アンデッドには通じないからだ。」


 詰まり魔力を含んでいるだけでは駄目という事か。


「そして〔魔法の武器〕と呼ばれる装備には全て魔法銀、ミスリルが使われる。

 但し一般兵が持っているのは〔威力強化〕だけが施された代物で、強化以外の秘術を封じられる魔法使いが錬金術師だ。それ以外は付与魔術師扱いされる。

 実は最近までダモクレスには鍛冶に転用出来る錬金術師が居なくってな。恥ずかしながらオレも未だ、付与魔術師止まりなんだ。」


 恥ずかしがるところが間違いなく違う。だが沈黙を貫く。

 何故なら明らかに本題はこの先にあるのだから。


「〔魔法の店〕はこの辺に各種アイテムが置いてあったりするんだが、実はナイト専用装備を扱っているのは極一部の〔錬金術師の店〕だけだ。

 この辺は聖王国が厳密に管理しているみたいで、〔会員証〕を持たない相手には購入権すら与えられない代物だ。相手が王族であってもな。」


「聖王国が管理しているのか?しかし、それにしては……。」

 ナイトクラスの数に比べ、流通量が不自然に少な過ぎる気がする。


「その想像は正しい、何せナイト装備を造っているのは〔錬金術師の店〕の中の更に一部、〔ナイトマイスター〕が経営している店だけだ。

 そしてナイトマイスターってのは、ナイト装備作製技術を秘伝として引き継いでいる付与魔術師の一派だ。

 そいつらの本拠地は〔南部〕古王国シルヴェスタにある。元々聖王国の専売技術じゃ無いのさ。」


「そういう事か……。」


 詰まり聖王国のナイト装備は輸入品なのだ。そして聖王国の財力があればそれで困らなかったのだろう。


 むしろ古王国シルヴェスタはかつて行方不明になる前の【聖杖ユグドラシル】を保管していた〔南部〕最大の騎士国家だ。

 〔南部〕の管理を任せていた聖王国ならば、特権として彼らの権利を保護する側に立っていたのかも知れない。

 聖王家の警戒対象は、何も他国だけではないのだから。


「という訳で、こっちもナイトマイスターを探してはいるが〔錬金術師の店〕自体が隠されているんでな。中々勧誘も上手くいっていない。

 こっちに言える範囲じゃ【ジャッジメント】の〔誓約の籠手〕も【クレセント】の〔風読みの手袋〕も、加工前の素材はミスリル製ってところまでだ。

 特別なのが付与魔法の段階なのは、間違いないぞ。」


 バラしたのか?と聞きたくなったが怖くて聞けない。だが実際に造れる技術者がいない状況では最上位の結果なのかと意識を切り替えた。


「世話になったな、ドラッケン閣下。」


「閣下は要らねぇよ、どうせ呼ぶなら付与鍛冶長にしてくれ。

 これ以上が知りたいなら付与魔術の専門家に聞いた方が良いんじゃないか?

 聖戦軍にはホラ、魔法大学出の魔法学者様がいるだろう?」


「え?そっちに敬語使うのか?」


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 バラそうとしたので必死で止めた。俺のは団長着任時に下賜された贈与品だ。


「頼む、一応家宝の類なんだ。」


「そうよ。せめて複製か予備の目途が立ってからにしないと。」


 こっちも大概だった。魔女シュトラルだったか、する人ぞ知る有名人らしい。

 イザベラ大司教が名前を聞いて固まった、とか聞いたが本当だろうか。


「そうなると思考実験的な考察しか手段が無くなるけど?

 まあぶっちゃけ魔法大学でもこっそり研究してた連中は居るんだ。

 けどガンダーラの〔魔法大学〕でも表立っては研究出来ないんだ。一応ナイト達の特権って事になってるからね。」


「……なぁ。魔法大学には世界中から留学生が来ていた筈だよな?」


 今でも籍は移して無いので現役の魔法大学の研究員である筈の〔魔法学者〕ジルロックは事も無げに犯罪の臭いを口に出す。


「出世したい者は学長になれない魔法大学だよ?

 研究のための政治議論は許されても、政治の為の研究議論を持ち出したらその場で追い出す面子が中枢を握ってると思えばいいよ。」


 あくまで研究のための予算を奪い合うのが学長の立場だからね、と言い切るジルロックに、顔を撫で回して何とか平常心を保つ。

 流石の魔女もちょっと真顔になってる。


「それ、ちゃんと学生を指導してくれるのか?」


「勿論。生徒が将来研究員になれば発言力の増加だし、生徒数が多い程大学の研究費が増えるんだからね。

 魔法大学はシャラーム王国に忠誠心なんて無いよ?あくまで研究の場を用意してくれる対価として協力しているだけなんだから。」


「「「……だ、だけなんだ……。」」」


 この場にいる面々はジルロック、シュトラルの外にミレイユ聖王女がいる。

 厳密に言えばミレイユ聖王女がシュトラルに彼女の娘リリスの現状を聞いていたところにカーディアンが来た。

 どうも彼女が身に着けている魔導具の話をしていたらしいが、折角だからと用件だけでも同席する事になって聞かされた話が、今になる。


「で、では魔法大学とは一体何を研究している場所なのですか?」


「表向きは魔法全般だけど、実際には付与魔術と魔法史に分かれているかなぁ。

 現存の魔法は新発見が無い限り進展が無いって言うのが通説だからね。

 魔導書に関しては全部教わるだけ、ってのが現状。中位魔法まで学び終えたら後は研究者になるか国に戻るかかな。」


 自分の手で新しい何かを生み出したいなら付与魔術、未知の魔法に触れたいなら魔法史、という選択になる様だ。


 その過程で既存の付与魔法を研究し直すのだが。ココで各地で独占されている、何かしらの特権が邪魔になる事もある。

……その辺が大学の倫理観の緩さの元凶らしい。要は、法を犯す覚悟が無いと先に進めない事があるのだとか。


「そこで真っ当に資格を取るという選択肢は……?」


「国に戻ったら囲われて、新しい研究を禁止される事は珍しく無いよ?」


 付与魔術師は〔魔法の店〕を開ければ基本儲かる。但し買い手がそれなりに居る国に限ればの話だが。


「う、裏事情の話はもういい。つまり、何も判らないのか?」


「いや、魔導具視点で言えば多少判るよ。

 というか冷静に考えてみてよ。魔騎士は【攻撃魔法】全般に【魔剣技】だよ?

 ナイトの方は【回復魔法】のみだよね?魔騎士は【魔剣技】を自力修得しているのかな?違うよね?だって皆同じ【魔剣技】を修得するんだもん。

 多分ハイクラス自体に必要な術式か仕組みが組み込まれていると考える方が自然じゃ無いかな?」


「うん?言いたい事は判るけど、それだとおかしくない?

 明らかに魔騎士側に必要な専用術式の数が多過ぎるわよ?

 少なくともアレス王子の言う【魔剣技】は中位魔法を参照しているって説はそこから来ているんだと思うけど。」


「シュトラルは『属性耐性』装備を造った事はある?」


「……成程。ええ、あるわ。

 確かに『四属性』と『光、闇、雷』属性は明確に難易度が違ったわね。」


「耐性装備ですか?聖王家でも数える程しかない代物ですが……。」


 それに対して専門家二人はさもありなんと頷き返す。


「そもそも素材が高いからね。一から金属を加工すると物凄い手間と費用がかかる代物なんだよ。

 一番手軽な素材で作るなら必要な属性の〔竜の遺骸〕なんだから、アレスが量産して無いのも判るでしょ?」


 一応情報としては教えたらしい。


「ちょっと待て。それはおかしくないか?

 【攻撃魔法】には光属性もあるし、【生活魔法】には【ランプ】とかあった筈だよな?あれは明かりの魔法だろ。」


「現存する生活魔法は【自己分析(スペック)】【灯り(ランプ)】【沸騰(ボイル)】【発火(イグナイト)】【給水(アクア)】かな。

 微妙な扱いなのが【木材錬成】【石材錬成】【金属錬成】の三つだね。こっちは生活魔法分類になるかが今でも議論されてるヤツ。」


「【給水(アクア)】なんて初めて聞いたわね。」


「出せる量がコップ一杯分の割に消費が重いみたいだね。

 使い過ぎると簡単に他の魔法が使えなくなるし、皆が飲みたがる時には水量が少な過ぎて結局トラブルの元になるんだって。

 だから使えても殆どの人は秘匿する様になって、殆ど知られていない魔法の一つになってるらしいよ?

 で。生活魔法には雑に二つの共通点があるんだ。」


「共通点、ですか?」


「一つはほぼ手の平から出す接触型な点。物に付与する【灯り(ランプ)】ですらね。

 もう一つは属性の境界が曖昧な点。素材錬成なんてその最たるもんでしょ?」


 ここでカーディアンは少し首を捻る。

 以前生活魔法について聞いた話とは違うからだ。


「生活魔法は魔法クラス以外も使える魔法って話じゃ無かったか?」


「ああ。実はそれなんだよ、素材錬金系の魔法が微妙な理由。

 本来魔術文字を理解していれば魔法クラスに限らず魔法を使える、この条件で分類すると理論上は全ての魔法が当て嵌まる筈なんだ。」


「は?【攻撃魔法】もクラスに関係無く使えるって言うのか?

 そいつは幾ら何でも……。」


「〔炎の魔剣〕〔氷の魔剣〕〔雷の魔剣〕〔風の槍〕〔地の槍〕。

 戦士クラスでも、魔術文字を知らなくても魔法が使える武器だろう?」


「「「あっ……!!」」」


「これらは魔法成立初期、職業成立以前の魔法使用法なんじゃないかって言われているんだ。詰まり必要な魔術文字は、武器の方に全部刻んである。

 だから魔法クラス以外でも合言葉だけで魔法が使える。」


「……てことは、〔錬金魔法〕は……。」


「素材を複製する魔法。つまり複製元は絶対に必要な魔法。見方を変えれば素材が魔導具代わりと言えるのさ。

 だから修得用の〔魔導書〕を改造して魔法クラス専用にすれば、素材不要に出来るんじゃないかって言われている魔法なんだ。」


 そういう事かと全員の得心がいく。魔導具は例外という意識がいつの間にか存在していたが、言われてみれば納得だ。


「まあこの辺は研究者視点であって、君には関係ない。

 関係あるのは魔法武器の方になる。詰まりナイト装備は、ナイト系クラスにしか使えない魔法武器になるだろう?」


「っま、待て?!まさかっ!」


 詰まり【ジャッジメント】や【クレセント】は【必殺剣】分類の方が間違いで。

 正しくは〔ナイト()()()()〕って扱いなのか?


「ナイトクラスは、対ダークドラゴンに特化したクラスだって説があるんだ。

 つまりナイト専用装備である、光属性の武器を扱える様に肉体調整されたクラスだっていう説なんだよ。

 だからナイト装備は他のクラスに扱えない。」


「……因みにナイト装備を他のクラスが持つとどうなるんですか?

 魔法効果があるものばかりじゃ無いですよね?」


 ミレイユの確認に、カーディアンは息を呑みながら答える。


「光の魔力が引き出せず、武器威力が半減します。」


「な、成程。流石は魔法大学、単に法を犯して研究するだけの集団ではないという事ですか……。」


「ミレイユ様、本音が漏れてます。」


 だがジルロックがドヤ顔で返しているので、問題無いのかも知れないが。


「そういう目で見ると、補助魔法は大体が『竜気功』の影響を受けない魔法って捉える事も出来るわね。」


 《紋章》は人族しか持ってない。魔導具が無ければ『鉄心』スキルしか対策は無い訳だ。そもそも霧や目晦ましに必要なのは、対魔力じゃなくて対応力だ。


「そう考えると【魔剣技】全般が闇竜相手には微妙になるな。

 どれも半減効果を突破出来ないし、光魔法なら魔法使い以下だ。」


「つまり【魔奥義】を開発するなら、ナイト系クラスは光属性以外に適性が無いかも知れないって事か。いや、参考になった。」


 『必中・朧』は光学迷彩、光属性だ。攻撃魔法では無い点に不安が残るが、少なくとも新しい『傭兵四極』に挑戦する必要は無さそうだ。


「いや。もっと誰にでも出来ない成果が期待出来るよ?」

(((うっわぁ……。)))


 だがここでジルロックはニヤリ、と研究者らしい邪悪な笑みを浮かべた。

※23日秋分の日投稿です。次回は通常通り27日予定。


「王族が職人仕事で金稼ぎとか恥ずかしくないの?」

だ「知るか!そんな事より新技術だ!」


「国営の施設なのに忠誠心無いとか良識無いの?」

長「知るか!そんな事より研究だ!」


 魔法の武器から放たれる魔法は大体魔力では無く力を参照しています。

 これはゲーム的な都合、では無く素材に与える衝撃で発動させているからです。

 厳密な意味では魔力を参照する魔法の杖とは別物で、材質頼みの魔導具だから。


 よってじゃあ上限以上の筋力で揮えば威力はそれ以上上がらないのか、と言えばイエス。但しゲーム的には威力自体は出せるけど超過した分だけ武器破損%上昇、という形で表現されてました。

 数値化すれば力50p以上。その攻撃力で戦士系が威力下位魔法止まりな武器を使う利点が無いので、気付いたプレイヤーは居なかった。という裏設定w

 




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