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ジュワユーズの救国王子~転生王子の胃痛奇譚~  作者: 夕霧湖畔
第五部 帝国の暗部救出作戦
144/153

106.第二十五章 蛇腹織り成す悪鬼達

※お盆追加投稿。昨日と今日で金土二日間投稿です。

 前日投稿分の続きですのでご注意を。

  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 夜の館で、魔導具の薄明かりが灯る。


 この忍者の里では到達者を含めて忍者を目指す密偵集を総じて忍と呼び、それ以外の戦闘員をお庭番、後衛方を総じて里守と区別していた。

 シーカー職では所詮見習いに過ぎず、アサシン職で初めて下忍。

 忍者到達者で漸く中忍と呼ばれる中、忍頭足る上忍に至ったコジロウはアレス達の案内を終え、再び忍大将サイゾウの元を訪れていた。


「……宜しかったのですかお頭?

 あの場で、しかも口約束程度で応じて仕舞って。」


「不服か?コジロウ。」


「いえ。ただ即決する程に良き話には思えませなんだので。」


 正直過ぎるコジロウの言い分に思わず苦笑を浮かべてしまう。

 お陰で興が乗り、一応の種明かしをする気になった。


「当然だ、アレは極めて先を見据えた話。実際に仔細など触れてはおらぬ。

 具体性が無いからこそ、応じる価値があったのだよ。」


「は?ではあの話に計画性は無かったと?」


「いや。そもそもあの話、我々が総出で移民する事など有り得まい。

 我々の価値は諜報なのだ、人手は各地にこそ必要。我々の最大人数など知り得ぬ以上、移住させる者の人数など後で幾らでも指定出来よう。

 戦力とて同様だ。現場の数と後方の数、比率は役割によって決まる。まさか諜報手順まで向こうに提案させる気か?」


「そ、それでは移住先など用意されていない、と?」


「里ごとと言った以上、最低でも村程度の候補地はあるだろうな。

 だが場所なら別に、我々の都合で候補を挙げても構わんとは思わんか?

 調査員とて任務に合わせて、我々が派遣する戦力を選べば良い。」


「ぁあっ!?」


 何故思い至らなかったのかとコジロウが額を打つ。

 そうだ、何も主導権を相手の手にある状態で話す必要は無い。それは応じると決めた後でも修正出来る。そういう余地のある話し方をしていた。


「理解出来たようだな。我々は助力を望んだ。

 向こうが出した助勢に相応しいと思う分だけ戦力や情報を提供し、納得しない時は手を引くのも良い。

 用意された対価が惜しいなら、情報や戦力で売り込めばいい。

 お互いに全面的に信用せず、見定める余地を残した状態で交渉したからこそ我々の窮状でも呑む余地があったのだ。

 恩を押し売り、買い叩く余地もあっただろうにな。」


 無論それでは交渉こそ成立しても、全体の合意までは得られない。

 向こうは文字通り、最終的に里全ての理解を得る形を目指すからこそ出来るやり方だと言えよう。気が長い分、合流元組織との軋轢も最小限に抑え易い。


「コジロウよ、如何に助勢を得たとはいえ元々は我々の因縁。

 我らの価値を高めるためにも、決して侮られる様な手心を加えてはならぬぞ。」


「ははぁっ!!」


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 忍大将サイゾウ曰く。

 彼らは今、徐々に増え続ける不死身の悪鬼達を使役する何者かに、何度も襲撃を受け続けているらしい。


 最初こそ不意打ち程度の被害だったが、度重なる襲撃によって里は徐々に疲弊。

 何より明確な対処法が判明していない今、里はかつて無い程の劣勢に立たされているというのが現状だった。


『とはいえ流石に敵の正体と用いている術の種くらいは見当が付き始めている。

 恐らくあれは、死霊術と忍獣、口寄せの術等を複合的に用いた外法の術。

 そしてそれらを扱えた上で里を狙う実力者となれば、動機的に見ても術者は奴で相違あるまい。』


 アレス達は簡単な打ち合わせ後、仮眠を取って毎夜の襲撃に備えていた。


『――敵の名は〔八咫童子〕。

 かつて外法に手を染め、里の討伐隊から逃げ切った元忍頭だった男よ。』




 円錐の黒兜に双角が光る。

 ガチャガチャとガチャガチャと、草叢に紛れる様に甲殻の音を鳴らして。


 村の中の一角で、黒兜を付けた異形の鬼達が群れていた。

 背丈は子供か成長期の始まりか、大人よりは頭二つ小さいが兜は明らかに大人の代物で、しかし絶対に人とは見間違えない両刀の双腕。

 口元は髭の様に鋏が突き出し。切りかかる両手が鍔迫り合いで塞がれば、顔の鋏が首ごと挟み込まんと迫って来る。


 蠢く兜は地面の穴から次々と飛び出し続ける――筈だった。


「【高位地盤崩壊(テラルクエイク)】ッ!!」


 地面一帯を割り、岩盤を隆起、崩落させる広域破壊魔法が地中から這い出した直後の黒ムカデを半身ごと巻き込んで陥没させる。

 突き出した岩盤に押し潰され、黒ムカデに限らず多くの黒兜達が飲み込まれる。


「総員一斉攻撃!敵を全て穴の中に叩き落せェ!!

 倒すのは後回しだ、どうせ敵は不死身なんだからな!」


「し、しかしそれでは次が!」


「敵の逃げ道を塞ぐ方が優先だ!止めなら刺せる奴が刺す!

 仲間を殺したいなら好きにしろ!!」


 アレスの号令に反論した下忍が押し黙り、包囲網を維持するアレス達以外の中忍達は【水遁の術】で次々と黒兜――〔甲殻鬼〕を穴の底へ押し流す。

 アレス側の武将達は冷静に、打ち漏らしや回避した者達を次々追い落とす。


「【昇天魔法(レクイエム)】ッ!!

……正解だ!アレス、コイツ等は死霊分類で確定っ!」


「分かった、揃えるぞ!

 【退魔陣(エクソシスタ)】ッ!!」

「「「【退魔陣(エクソシスタ)】ッ!!」」」


 ミレイユを始めとした武将達がアレスに続き、光の魔法陣から立ち昇る光が範囲内の甲殻鬼を次々と――中身の無い兜のみを残して消滅していく。


「「「ぅおおおっ!!」」」


 忍者の里ではほぼ存在しない高位聖職者の秘術に、包囲網を維持していた忍達が感極まって声を漏らす。



 唯一残されたのは、三割を潰されて尚『魔障壁』を発動させた巨大な黒ムカデ。

 通称〔蛇腹ムカデ〕のみ。



 甲殻の背中に蛇の身体を繋ぎ合わせた様な歪な魔物に、今度こそと合図が出た忍達がアレス達と共に一斉に中央へ走り出す。

 慌てる様に地面に頭を向けた蛇腹ムカデの顔面を、アレスの【()()()()】が生み出した土壁が打ち付け地中への穿孔を遮る。


「ぃよしッ!!」

「「「っな!!!」」」


 忍達が目を剥く暇も有らばこそ。


「一斉砲火ッ!回収班は敵が動きを見せる前に兜を集めろ!」

「「「おぅッ!!」」」

「「「ぉ、おおっ!!!!」」」


 今度は多過ぎる程の個人秘術、火球や鎌鼬等が一斉にムカデの全身を打ち砕き、頭を下に向ける余地すらなく蛇腹ムカデはその身を砕け散らせていった……。




「……えぇぃくそ!これじゃ回収一つ侭なりやしない!」


 秘術越しに戦況を監視していた暗がりの影は、人の眼球を力一杯床に叩き付けて踏み潰す。魔力が弾け、繋がっていた顔に激痛が走る。

 直後物陰に潜んでいた一つ目の蛇が弾け飛んだが、アレス達が気付いた時には既に手遅れだ。現在位置に繋がる魔力は今の衝撃で途絶えた。


「聖戦軍の英雄共が里に加担するとはね……。

 まさか無敗の英雄殿は、自軍全てに隠匿の秘術を被せられるって噂が本当だったとはねぇ。こっちの侵入経路も完璧に読まれちゃってまぁ。」


 荒い息を整えながら、八咫童子はお面を整え直す。

 〔蛇腹兜〕は回収出来ず、〔甲殻装〕も数える程しか【口寄せ】出来なかった。

 量産し易い甲殻鬼では無く、蛇腹ムカデを失ったのは如何にも痛い。

 何故ならアレは〔死霊忍獣〕の原料になる、敵の死体の回収役を務めていた。

 死体は一度に十体しか回収出来ないので、失った戦力の補充は容易くない。


 闇からの暗殺を得意とする忍者達は、本来神官達とは対極の存在だ。

 故に外法の術は扱いを間違えると対処法が無く、己達を簡単に滅ぼす。

 だが邪道こそ忍の道と、かつてあれ程強かった己の師が何者かに敗れ姿を消して以来、八咫童子はずっと外法に傾倒し研究を続けていた。


 一度は里の追討部隊に討ち取られ、生死の狭間を彷徨ったがそれでも生き延びているのは己が秘術の研究成果だ。

 里の目を逃れて帝国で再起を図った八咫童子は、今や八咫忍軍を結成する迄の力を得てこのシャラームの地に舞い戻った。

 この上は且つての同胞達を復讐序でに支配下に置き、新たな忍の歴史を築き上げようと存分に故郷を己が秘術の実験台にしたのだが。


「聖王国が乗り出したとなれば、流石に死霊術じゃあ相手が悪過ぎるか。

 けれど聖王国の天下じゃあ我々は飯のタネが上がったりなんだよなぁ。」


 独り言では無かった。暗がりには、数名の忍達が居る。

 振り向いた八咫童子の正面に控えていたのは、数人の上忍衆と八咫忍軍の忍大将四人衆。暗色ながら四色の〔忍者装束〕に身を包む最精鋭――名を〔四凶〕。


「出来ればもう少し数を増やしたかったが、これ以上は戦力が削られるだけだ。

 〔四凶〕、先陣に立って聖戦軍の精鋭を一人一殺して貰う。」


「「「ははぁっ!!」」」


「残りは攪乱をしつつ《死霊忍獣》に紛れて里の連中への暗殺と攪乱だ!

 今回で八咫忍軍は、忍者の里の忍衆に総力戦を仕掛ける!!

 総員、全力で叩き潰せッ!!」


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 翌日。今迄は闇夜に紛れていた襲撃が夕暮れ時、逢魔が時に始まった。


 今まで裏を掻き続けていた相手だけに、恐らく同時刻の襲撃はあるまいと早めの配置を行ったアレス達は、再び不意を打たれる事無く迎え撃つ事が出来た。

 とはいえ流石にこちらが不意を討つまでは出来なかったが、行動が読まれていたと気付いた八咫童子は歯軋りをしながら武器を構える。


「何故だ!何故貴様は我らの襲撃を見破れた!!」



「理由は複数。

 一つはここが忍者の里。感知能力に長けた相手の裏を、アンタは何故か常に掻き続けた。里の上層部が下に全てを明かす事は無いぜ?

 里だって裏切りを警戒するし、様々な対策を取った筈だ。


 二つ。『伏兵』を見破る方法は基本、『物見』の技を修得するしかない。

 故に感知は人の知性を有する事が前提。これらは基本的に、匂いや音による感知手段は含まれない。

 『物見』の技は人の身の察知能力を高める手段を指すからだ。


 三つ。あんた等は不死身の兵を使っていた。これまで一度も人を使っていない。


 これらの条件が合わされば、最初の動きにはある特徴に気付く。」



 獲物を前に勝ち誇る、只の油断で攻撃を()()()()理由にはならない。

 忍者達を連れたアレス達が先手を仕掛けない理由は、奇襲が出来ない時点で時間が有利に働くのは、睨み合いの傍ら水面下で動かせる兵が多い自分達だからだ。

 だがアレスの失言とも取れる情報が有益過ぎるが故に、八咫童子は安易に会話を切り捨てられない。



「振動だ。

 アンタらの襲撃箇所の近くには、必ず地中からの振動が聞こえ辛い場所がある。そして数回はその近くで襲撃を行う。


 あんたらはそこで一旦〔甲殻鬼〕達を大量に出しながら周囲の様子を伺い、二体目の〔蛇腹ムカデ〕を使って別の穴から奇襲を仕掛けていたのさ。

 一体目は移動を終えたら直ぐに痕跡隠しに専念し、戦場には出ない。


 これが襲撃地付近を探しても、出現経路が判明しなかった理由の種さ。」



 素直に最初から地中だけを経由していれば、直ぐに里の者達は見破った筈だ。

 逃走用に目の前で派手に穴を掘られたからこそ、出現地点には必ず痕跡が残るという先入観が生まれた。穴を埋める猶予は無かったと錯覚した。



「地中を移動する時間が長ければ長い程、呼吸が問題になる。

 地上に出る回数も必要になる。だが相手が死霊ならその問題は不要だ。


 つまり忍の里への移動経路には、呼吸が出来ない程の地下を利用出来る。通気口は襲撃場所近くには要らないのさ。


 恐らくは偵察用の、視覚を補う忍獣も居るんじゃないか?これで術の射程の問題はある程度解決出来る。」

「「「っ!?」」」


 つまり彼らは人用の拠点と忍獣用の中継点二つを用意していたのだ。



 これらの推測が全て当たっていた証拠に、彼ら八咫忍軍に確かな動揺が走る。

 だが沈黙を破る様に、八咫童子はしてやられたと額当てに手を当てながら周りの皆が注目する程の大笑いを始めた。


「いやいや見事見事、確かにその通り。

 成程、後は此方が三度四度で動きを変えてると気付けば、自然と前回の襲撃場所が第一候補に上る訳か。

 こっちがそちらの警戒心を図っていると、気付いた訳だ。」


 一見負けを認める様な言い分も、その余裕の態度が部下達の過度な緊張を解す。


「だが今回の襲撃場所を予想出来た理由には足らんなぁ。

 何か『物見』に関わる秘術でもあるんかいねぇ?」


 暈すならアリだと判断するだろう。無いと答えても困らないが周囲はどうか。

 ただの挑発だが、アレスは敢えて受けて立つ。



「忍獣の種はあの二種類の兜だろう?

 里に退魔術の使い手が現れた。更にアレを破壊され、一部なりとも回収された段階で、アンタらは死霊術による手数の増加戦略が破綻した筈だ。


 最初に数で蹂躙出来るまで待つ戦略を立てただろう?

 なら今が最大戦力だ。最大数を投入したいなら、今しかない。

 あんたは未だ本気を出す前に負けを認めるか?否だ。


 故にアンタは物量で挑む。捨て駒じゃない、忍獣以外の()()()()を投入する。」



「「「っ?!?!」」」

 口元でバツ印を作り、挑発し返して解説を続ける。


「一人であの数の術具を造ったなんて信じないさ。だから今度は()()()()必要だ。

 兵力を分散させて勝ちを選べるほど、アンタらは優位を確信()()()()

 兵を三つに分けるのは、五分の戦力じゃ厳しいだろ?だから伏兵は()()()だ。」


「……っ?!」

 そう。この場に兵が集えば、もう一方が手薄になる。それが()()()()()


 手の内を読み切られるという事は想像以上に危機感を煽る。

 だが余裕を見せて今慌てれば、その余裕の影響が虚飾と化す。配下は劣勢と判断して士気が落ちる。


 故に機を伺ってしまう。



「最初から一番の奇襲どころ、本丸近くは今迄使いたくなかった筈だ。

 だが今回は使いたいが、待ち伏せされた直後だ。自分が使うには迷いが出る。


 だから使うなら囮で攪乱が先、なるべく相手の危機感が煽れる場所。非戦闘員が集まる箇所にバレて元々の戦力を大量投入。

 こっちには忍獣を全て投入するくらいで丁度良い。不死身で駄目なら物量で怯ませるろってな。だからあっちは、浄化魔法使い中心の配置だ。」


「もう良い。そしてこっちはかつて使った穴の再利用で、一時的に通気口替わり。

 ある意味今迄の奇襲は、この道を造るための下準備だったという訳なんだが。


……ホント、おっそろしい奴だな、アレス王子。

 ここまで頭ン中を覗かれた気分は産まれて初めてだ、今迄アンタと戦って来た敵に同情するぜ。イヤ本当に。」



 アレスの指摘は全て推測と状況証拠による考察に過ぎない。

 手掛かりにはなっても根拠にするには弱過ぎる。だが行動し、実際に証明された時点で信じるしかない。

 半信半疑だった里の忍達も、アレスへの疑いを撤回せざるを得ない。


「最後の問題は、正面対決なら我らが勝てるっていう自信の根拠だ。

 お前ら当然、万全の準備を整えた心算だろうが。」



 空気の色が変わる。


「で?()()で何とかなるのか?」

()()?そっちの逃げ足以外、大体全部かなぁ?」




 鋭利な殺気に笑顔の挑発。

 引き絞る様な緊迫感に紛れた、


 小さな溜息。




 二つの『神速』が同時に剣戟を散らす。

※お盆追加投稿。昨日と今日で金土二日間投稿です。

 前日投稿分の続きですのでご注意を。お盆はこれが限界だった……。



 Q.〔忍者装束〕って迷彩服じゃ無いんですか?何で色違いなの?

 A.違います。技の確率で『必殺』が発動する戦闘服です。迷彩用の服は上に羽織る使い捨て止まりなので、戦う際には破く事も!そう、正体を現すと全員忍者姿になるんです!

 色は秘術や暗器によって適切な物を選びますよ!そう、エース専用色です!

 (座談会公式発言)


 どれだけ策を練っても、一人で勝敗を覆せるのが英雄の証。



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