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ジュワユーズの救国王子~転生王子の胃痛奇譚~  作者: 夕霧湖畔
第五部 帝国の暗部救出作戦
142/152

91+1.間章 魔奥義探求目録1・傭兵四極編

※8/9~/11日、夏休み三日連続投稿。本日最終日。

※お盆追加投稿。今週末は金土に二日間投稿します。

 ちょっと頑張れたので予約日を修正。

  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 さてはて妙な事態になったものだと、カーディアンは内心で独り言ちる。


 事の起こりは聖都近くの森の中。

 隠居用に建てた小さな庵に聖戦軍の軍師アレス王子が訪ねて来た事に起因する。


 カーディアンは小さな庵で暮らす隠居老人だ。

 適当に見所のある半人前以下の孤児を引き取っては、適当に鍛えて一人前の傭兵に成れる程度に面倒を見ると云った。

 所謂弟子の育成を兼ねた、慈善事業の真似事をしながら暮らしていた。


 道場を開かなかったのは、面倒な柵を実家に全部置いて来たからだ。

 後継者はあくまで我が子であって、これは単なる老人の暇潰し。

 そもそも真剣に弟子を鍛えるには、体力と気力が続かない。


 そう、思っていたのだが。


「結局、未練があったんだろうなぁ……。」


 今は闘技場の覇者となり、〔闘将〕の異名で呼ばれる愛弟子ハーゲストの紹介でやって来たアレス王子。軍師を名乗るには余りに求道者過ぎる青年だった。

 要件は単純。【魔奥義】修得のため『傭兵四極』と呼ばれる秘剣の内、未だ体得していない二つを教えて欲しいという。


 『傭兵四極』とは名を『必殺・裂帛、必殺・迅雷』『必中・疾風、必中・朧』。

 修得すればスキルと化す幻の四秘剣の事で、いつの頃からか傭兵達の間で脈々と受け継がれる事からこう呼ばれている。


 とはいえ実はこの秘剣、修得難易度はそこまで高くない。

 何せ元が無教養の傭兵達が、感覚任せで継承出来る程度の代物だ。

 この四秘剣が幻と呼ばれる最大の理由は、主に傭兵間で受け継がれているために正統な流派の類が存在しない点にある。


 つまり生涯に三つ出会えば上出来、一つ二つ習得出来れば大体傭兵として食うに困らない。四秘剣全てを修得する利点は、全く無い。

 と、思われていたからだ。



 だが【魔奥義】は『四極』の様な甘い代物ではない。

 はっきり言えば詳細は謎。確かなのは【魔剣技】を超える奥義だと云う点。

 ある一つの奥義を指すのでは無く各々が独自に体得し、体得者同士が競えば必ず地金を現し、到達者の真贋が証明されるという代物。

 しかし一度習得に至れば英雄の座が約束される、全ての武人達の到達点。


 それが【魔奥義】と呼ばれる秘儀なのだ。



 とはいえ【魔剣技】は、それはそれで完成された武技でもある。

 特に【破壊剣】に【落雷剣】は、習得に至ればそれだけで大体戦える。この二つを打ち破るなど相当に困難なのだが。

 これらを超える奥義である以上、相打ちになる程度では話にならない。


 魔騎士は【魔奥義】修得に多少は優位だと聞くが、生憎カーディアンがこの話を知ったのはナイトクラスに昇格した後だ。


 それに実際の魔騎士に言わせれば、【落雷剣】が強力過ぎて逆にこれ以上の奥義を編み出せと言われても先ず無理だと感じてしまうらしい。

 何よりその高出力による負荷や反動が、先へ挑む事を恐れさせるという。



 そしてカーディアンが知る、唯一の【魔奥義】修得者は特殊クラスだった。



 結局聖都であっても雲を掴む様な話なのは変わらず。

 聖都でも最高峰の一角、迅雷騎士団長に上り詰めた頃だったか。

 カーディアンは【魔奥義】修得を諦めた。


 そもそもジェネラルは、聖都でも数える程しかいない最高位クラスだ。

 特殊クラスの中では比較的多数派と言えど、並び立つ者はほぼ居ない程の実力者となっていた。

 【天動剣】継承者であればいずれ自分を超えるかも知れないが、当時の守護騎士はカーディアンよりも弱かった。


 競うべき強敵が居ない自分が、今以上に強くなれるとは思えない。

 それがカーディアンの折れた理由。聖都を離れた動機だった。


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 アレス王子曰く、夜は大抵仕事時間が長引くので訓練どころじゃ無いらしい。

 なので聖都出発までは毎朝の特訓、空き時間が出来たらその時も。

 これが当分の日課となった。……が。


「あいつ早死にするんじゃねぇか?流石に働き過ぎだろう。」


 ある程度中枢にいる聖戦軍の、誰もが感じている不安要素らしい。

 けれど替えが利かない人材過ぎるので、皆が戦々恐々としながら黙っている。

 というか本当にヤバい時は何故か『見切り』の使えるプリーストが、腹を殴って止めてた。そして肩に担がれていく。


「って、え?!?!?」


 いや今の何だ。何で誰も疑問に思わないんだ。てかちっこいぞ。


 深く考えるのは止めよう。

 要はドクターストップが入っただけなのだから。

 取り敢えず今日は手が空いたと思ったが。


「おっといたいた。済まない爺さん、ちょっと良いか?

 『傭兵四極』について聞かせて欲しいんだが……。」


 その男は、先程の少女と顔がダブるくらい良く似ていた。


「あっ!あんたボディブローの兄か!!」

「何がッ?!?!」


 おっと言葉が抜けちまった。




「とまあ、実は何人かに『四極』を始めとした技を教えて欲しいって話が来てるんだが、一応儂は雇われになるからな。

 雇い主の意向は確認しておくべきだと思ってな。」


 日を改め。アレスと話し合いの場を持った。

 大抵この手の相手は契約外の事を嫌う傾向があるのだが。


「ああ、時間外で他の方に剣を教えるのは構いませんよ?

 何なら聖戦軍での雇用という形を取って、他の者達の分も人数の増減に関係無く指導する、というのでも構いません。その方が色々試せるでしょうし。

 ただシャラームに進軍した際は部隊を分ける事もあるので、その後も含めて私に同行して頂きたい。

 なので、その時には私の方を優先して頂ければ。」


 どうやらアレス王子に秘伝を隠し、自分達で独占するという発想は無いらしい。

 アレス王子の言動は王族としての利害から外れたものだというのは分かる。

 これでも以前は聖王国で、迅雷騎士団というナイト騎士団を率いる将軍だった事もある身だ。


 だが聖戦軍全体を見ていて気付いた。

 聖戦軍は総じて、各国諸侯の距離が近過ぎる。いずれ敵同士に戻る関係とは思えない程、気軽に当たり前の様に声を掛け合い相談している。

 彼らは互いの国力や力関係が、劇的に変わる事は無いと判断しているのだ。

 どこかが負担を強いられたとしても、必ず補填され配慮されると。

 故にあくまで自分達の出来る範囲で成果を出し、対価を得れば良いと。


 恐らく王子は聖戦軍全体を、一つの国家的集団として捉えている。


 だから彼にとって自国だろうと他国だろうと、聖戦軍全体の戦力増強は歓迎すべき事柄なのだ。

 カーディアンがそれを成し遂げてくれるというのなら、それは報酬を払うに足る利益だと本気で思っている。


(……だがまあ、儂が教えると約束したのはアレス王子までだ。

 無理をしてまで他の連中に教える必要も無いって訳か。)


 実際各国の精鋭だけあって質は高い。

 アレス王子は自分の修得した『四極』は両方教えてくれるらしいし、練習の実践がてら彼らに付き合わせるのも悪くない。

 まあ、なんだ。割と楽しくなって来た。


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 行軍中が、暇になった。

 いや違うか。船上での訓練が楽し過ぎたのだ。

 お陰で単なる行軍のための移動が、恐ろしく退屈に感じてしまう。




「これは恐らく全ての『四極』に共通するコツだが、重要なのは大量の魔力を引き出す事じゃない。

 一太刀を振う一瞬で魔力の質を変化させられるかだ。」


「出力は大事じゃないって事か?」


 『迅雷』は体内の魔力を用いて一瞬だけ反射速度を跳ね上げる秘剣だ。

 だが実は出力が高過ぎると武器を振う時に余計な力が入る。必要なのは全身の魔力の流れを整える事で、それが雷の性質に近いと整い易いというだけなのだ。


 これはアレス王子に『裂帛』を教わる事で気付いたのだが。

 魔力を手足のどちらかに集め、その余分に力んだ状態を肉体への負荷を相殺する形で振うのが『裂帛』の本質だ。火というより熱の性質に近い転化だ。


 そういう意味で『迅雷』と『裂帛』は対極に位置しているのだろう。

 浅く全身を満たす『迅雷』に、膂力一点集中させる『裂帛』という差異か。


 これは確かに『四極』全てを修得するのは幻とされる訳だ。

 実戦で使い分けるくらいなら、どっちかに絞った方が遥かに使い勝手が良い。


 それと同時に、『四極』が()()()()である事も強く実感する。


 急所を狙う。鋭く切り込む。確実に隙を作り、隙を誘い出す。

 本来これさえ出来れば全て必殺、必中の技と化す。


 本物の天才には、一瞬の肉体強化など()()()()()()だ。小細工など無くとも確実に逃さず、正確に仕留める。

 出来るからこそ、強化無く『必殺』の領域に至っている。

 秀才であれば正確に型を、天才であれば状況を再現する。

 故に逃さず『必中』を成す。


 届かないからこそ、『()()()()()のだ。

 『四極』無しに至れるのであれば、無い方が絶対に無駄も無理も少ない。


(遣る瀬無いのう……。

 この歳になって、今更若者に非才を突き付けられるというのは。)


「見て見て!揺れる船内で『迅雷』とか物凄く難しい!」


 武器を使わず魔力制御の特訓を重点的にやっていたアレス王子が、満面を星空の様に輝かせて超速で天井壁面を跳ね回っていた。



……その日、船内で跳ね回り続ける武将達で溢れ返った。



 直ぐに甲板に追い出され、続々と海に落ちる武将達が続出。

 大の大人がバードマンやマーメイド傭兵達にピンボールされる光景が、色んな船で目撃された。




 『必中・疾風』は船上で使うと空中で方向転換も可能らしい。

 突風の使い方がミソなのだとか。まあ絶対本来想定された使い方じゃない。

 正直次に船に乗るまでには『疾風』もマスターしたいものだ。


……いやいや、そうじゃない。

 発想は天才(バカ)のそれだったが、問題は移動中稽古が出来ないと言う点だ。


 まあ走り鶏に騎乗しながら訓練が出来ないのは分かる。そもそもカーディアンは別動隊と言えど、後衛の輜重隊と行動を共にしている。

 流石に前線へ出向く程若くは無いので文句を言うところじゃないのだが、単に鶏を歩かせるだけの時間が退屈に感じてしまうのはしょうがない。


(いや。でも実際上体だけ、腕だけの強化で『四極』が使えるのは利点か?)


 聖戦軍に参加した武人達を見れば、それぞれの秘剣や得意とする武技があるのは見て取れるが、同時に騎乗中での武技は別物が多い。


……少し周りに当たらない位置で試してみるか。


 『裂帛』は部位的な魔力操作だ。素振りでも問題無く出来る……。

 魔力を動かす度、走り鶏が先手を打つ様に動きを止めた。

 やり易いけど練習としては宜しくない。あと自分の顔を見てない獣に動きを読まれている様で少し面白くない。


 ちょっとタイミングをずらしながら普通の素振りの中に『裂帛』を織り交ぜ、時に『迅雷』、そして『必中・朧』を交えて剣を振う。


 意図を察した走り鶏が、今度は絶妙に歩くタイミングを乱しこちらの邪魔をする様になった。その程度で太刀筋を乱して堪るか。

 これは人と獣の真剣勝負だ。


……危ないでしょ、と怒られた。

 あと『朧』は視覚から剣身を隠す技だが、突然剣が現れるため時々光を反射して周りが眩しく感じるらしい。


……この走り鶏とは、思いの外心が通い合った気がする。

 夕食に鶏唐揚げが出たが、非常に美味かった。

 老いたり進軍に差し支える程の怪我をした走り鶏が、食卓に上るのは軍隊の常。

 理解はしているが、何とも言えない気分になる。


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 アレス王子は行軍中に体を休めるのが常なので、退屈はしていないという。

 尚流石に軍事機密の問題があるので、カーディアンの参戦は断られた。

 だが行軍中に輜重隊が襲われたら戦って良いそうなので、こうなると果然楽しみになって来た。

 相棒も心なしか周囲の敵を期待する様な素振りを見せる。


 砂漠での進軍は基本夜の方が好まれる。だが遠くからも目立つという欠点が聖戦軍別動隊改め、〔グレン傭兵連合〕では好ましくない。

 傭兵連合としては暗殺教団の襲撃を目的の一端としているため、町に入ると同時に奇襲を仕掛ける事もある。

 昼間であれば、金属の光も砂の反射に紛れて発見し辛くなる。


 というか、砂嵐の最中が一番進軍し易いのは如何なものか。


 だが一般兵全てまで監視の目は届かないし、進軍経路が読まれる事もある。

 流石に兵糧へ細工しようとする者の目はちょっと、一般兵含め尋常じゃなく監視体制が厳しいので悉く失敗している。


 けれど兵糧に手を出さない者の監視は案外緩い。

 流石の暗殺教団とて毎回一方的にやられっ放しとはならず、こうして『伏兵』を配置する事は可能だった。


「敵襲!全員防戦、補給物資から引き離されるなよっ!!」


 初手で奇襲後緩やかに撤退しながら兵を釣り出し、別動隊が物資を焼く。

 補給隊狙いとしては定石とすら言える戦術だ。


 実際襲撃して来た賊達も各種暗器〔玉〕やらの飛び道具を駆使しているが、馬車に近付こうとはしていない。

 ナイト系のジェネラルであるカーディアンも、飛び道具への反撃手段は案外少ないので余り打つ手はない。

 殺傷力も低いので無傷で凌げる程度だが、護衛隊任せなど御免だ。


(さて。こういう時は既に奇襲用の部隊が近くに来ているもんだが……。)


 見つけた。砂丘の影に隠れる位置から、幾つかの刀剣の光が見える。

 『伏兵』に慣れた者でも、移動中は案外武器を隠すのが難しいものだ。

 密偵方の『伏兵』技能も万能ではない。


 距離が近いと単に予想外に動くだけで、潜伏場所が露見する事もある。


(そして儂は客将の立場!防衛隊に組み込まれている訳では無い!)


 少しくらい独走したところで、防衛網に穴など開かない。

 今の内にと相棒を走らせ、味方が気付くより早く奇襲部隊へ単騎で切り込む。


「フハハハハ!遅い遅い遅いッ!!」


 向こうも気付いたが距離さえ詰めてしまえばこっちのものだ。

 ナイト系クラスは遠距離攻撃手段が少ないので、予備武器に弓を所持している者が案外多い。

 カーディアンも例に漏れず、〔五人張りの弓〕を愛用しているクチだ。

 何より『四極』は武器を選ばない。弓でも問題無く使えるのが良い。


 守りの薄い暗殺者など、当たれば一撃で討ち取る事も難しくない。

 〔攻撃アイテム〕では一方的に撃ち負けると気付いた暗殺者達が乱戦を挑むが、当然カーディアンとしても望むところだ。


「【ジャッジメント】ッ!!」


 指揮官と思しき暗殺者を下し、一部隊を壊滅させたところで戦いが終わる。

 久々に大暴れして気分が良い。何より己の技の成長を五体で実感すると、若い頃に戻った様な錯覚すら覚える。



「ししょーッ!!遂にオイラ、『四極』全部を実戦で成し遂げたよ!

 これで改めて本格的に、【魔奥義】開発に取り組めるぜィッ!!」



「な、何ぃぃぃいィィ~~~~ッ?!」


 わ、儂が『裂帛』を馴染ませている間に既にそこまで!?


 実際に見せて貰ったが間違いなく『必中・朧』として完成している。

 剣身は一瞬だけ隠れ、切り伏せる頃には戻っているのも見事だ。


 長く隠せるほど良いと誤解する馬鹿もいるが、実際は不意に刃が見える方が慌てるし、直前で消える方が間合いも図り損ねるものだ。

 奇襲的効果を狙う意味でも剣身を消す一瞬で振り切り、血飛沫が付く頃には刃が普通に見える方が良い。

 『朧』は特に、弓や長柄向きの技なのだ。


 一応契約自体は『四極』習得を目標としているが、別に同行して問題がある訳では無いのでそのまま【魔奥義】開発にも協力する予定だ。


 だが、しかし。

 おのれ修業時間も少し増やすか。

※8/9~/11日、夏休み三日連続投稿。本日最終日。

※お盆追加投稿。今週末は金土に二日間投稿します。

 ちょっと頑張れたので予約日を修正。



 バカの日=軍港功制圧前夜。又の名を徹夜明け。

 唐揚げ=奴だとは言ってない。

 参戦=遺跡制圧はちょっと利権が絡むので……。

 砂嵐の中=砂弾きの杖。

 待ち伏せ=外れでも別に困らないし、町の傍なら……。

 兵糧=ダモクレス産は箱だと判らない。

 〔球〕=攻撃アイテム参照。


 意味は有りませんが、夏なので七不思議揃えてみました。

 何が不思議か判らないものが紛れてる?理由に気付くとニヤッと出来るよ!

 いや、ホント当時の私は何をさせているのやらw




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