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ジュワユーズの救国王子~転生王子の胃痛奇譚~  作者: 夕霧湖畔
第五部 帝国の暗部救出作戦
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102.第二十四章 蛸が出るとか聞いてない

  ◇◆◇◆◇◆◇◆


 壁一面を埋め尽くしそうな砂色の蛸がウネっていた。


 頭部には赤髪黒ドレスの女の上半身が埋まっており、両目の間、漏斗と呼ばれる蛸炭発射台が同じくらいに大きかった。

 まさに一目で判る、典型的な邪悪な化け物だ。


 アレ、敵です。



 側面にはダークナイツ数体と十数体の巨人が、一斉に襲い掛かる構えを見せる。

 全てが敵の前面に移動してくれれば、まさに漫画の様な悪と正義の大決戦だ。


 だが流石にそんな、ノリと趣味に走った戦い方は期待出来まい。

 それに魔法で一網打尽に出来ない程度には離れている。なら布陣と移動で戦術的に分断する事は可能だろう。


 地下神殿の床は、奥の部屋が崩壊しているが大広間自体は殆ど無事だ。

 けれど壁の一面がほぼ壊滅し、部屋の床が陥没している状態ではどの程度の衝撃に耐えられるかどうか。

 最悪あの巨体で身を乗り出して来ただけで、底が抜ける可能性も有る。


 出来れば最後に戦いたい相手だが、全滅するまで待つ気は無いと先程無言の意思表示をされてしまった。


 加えて言うならこの部屋から物を持ち出すのは今の段階で限界だ。研究資料なら向こうも欲しいだろうし、余計な事をするなら待たないだろう。

 ならば優先順位は――(※ここまで大体溜息一回分。)。



「――巨人種を最優先に片付ける!ダークナイツは後で良い!」

「「「おぅ!」」」


 いざとなれば向こうは敵ごと巻き込む!壁にし易いのは巨人の方だ!


「迎え撃ちなさい、私の手足達。」


 クトゥラカが【杖】を構えて号令を下し、内側から鈍く硬質な輝きを放つ。

 闇騎士達に速攻を仕掛けさせ、巨人達を集結させながら押し潰す布陣。

 例えるなら騎士の網を巨人の銛で突く構えか。


 状況的には側面からの攻撃に対し、正面にいるクトゥラカを放置して防戦する形になるので、後衛型武将は必然階段回りだけに待機する形となる。

 本来なら機動力に劣る重量騎士をクトゥラカの牽制に回したかったが、先程の様子を踏まえるに、味方が理由を付けて切りかかりかねない。


「レギル王子、カルヴァン王子、ブリガム将軍は階段奥への侵攻を優先排除!敵に退路を断たせるな!

 スカサハ、レフィーリア、エルゼラント卿は後衛防衛専念!予備隊として待機!

 残りは前線戦力と協力して殲滅に専念しろ!」


 号令はあくまで基本方針に過ぎない。そもそもリアルタイムで出せる指示など、最悪会話の最中に手遅れになるので、全体方針だけが限界だ。

 その代わりアレスも乱戦に集中出来るという利点もあるのだが、今回ばかりは最低限の交戦に留めて壁の向こうから階段に届きそうな〔ハイドラダゴン〕とやらを警戒せねばならない。


 え、てかいるのこの世界にダゴンが。あ、ハイドラはヒドラと同様魔法生物出来たら良いなという都市伝説です。ツチノコと同レベルなのは知ってる。

 生物系錬金術師の夢だってよ!生き物と錬金術の相性は凄く悪いよ!

 この世界でゴーレム以上に生物に近付いた魔法存在はありません!

 ていうかダゴンってどのダゴンだよッ!神か海産物か悪魔かどれよッッッ!!


 若干現実逃避気味に後衛へ割って入り易い位置に陣取り、最前列が食い止め切れなかったダークナイツの一帯と切り結ぶ。


 ふ、身体能力任せの正統派剣士め。ならば『反撃・流し斬り』を食らうがいい!

 そんな『反撃』、躱せぬと思ったか!『連撃・翻り』の餌食にしてくれる!

 未だ未だ次ぎは『必中・朧』!からの『必殺・迅雷』!あらヨット、もいっちょ『反撃・流し斬り』!からの『連撃・交差刈り』!


「……って堅いな!全部ギリギリ急所を避けやがってッ!!」


 〔裏切り剣士〕ルトレルと同クラスだから、魔剣技さえ使わせなかったら大丈夫だと思ったのに!コイツかなりの耐久特化じゃねぇか!

 ぐぅ!視界の端で動く背景が気になり過ぎて、指揮と戦闘を両立するのが本当に難しい!


「うぉっと!」


 若干強引に急所へ捻じ込み、辛うじて次が来た直後に止めが間に合った。

 その傍らで近付き過ぎたかレオナルド王子の眼前に()()()振り下ろされ、際どいタイミングで『鉄壁』の剣戟が体一つ分弾き飛ばす。


「ち、流石にこの巨体で一本じゃ制御が安定しないか。」


 呟きを聞くに蛸側の反射行動だったらしいなと剣戟を躱しながら聞き耳を立て。

 能動的に動いた一足が、床の五寸釘の様なぶっとい【針】を地面の肉塊から拾い上げる。アレは確か闇司教とかが叩きつけられた辺りか。

 避けるだけなら案外何とかなる。


 【針】を手に取ったクトゥラカは蛸の頭部に振り上げた拳を叩き付け、奥にまで届く様に深々と【針】を突き刺す。

 その後に蛸の身体をくねらせる様に動いて満足気に拳を握る姿は、上半身だけを見ていれば普通の人間そのものだ。全部避ける。


「いや、どっちか倒せよ!残ってんの全部そこに集まってるからな!?」


「ちょっと確認したいんで任せていい?」

 三刀を躱しながら懐から【邪竜儀典】を取り出し軽く目を通し。あった。


(ふむ。あっちは【支配の杖】で今のが【邪竜針】。

 リビングドールに生前の自我を再現する術式を刻む、邪竜の爪を加工した呪具。

 現状はあくまで再現であり、複製止まりの自我。ダークドラゴンは生命体に該当せず思考の再現は出来ない――か。)


「あら()()、あなたに獲られてたのね。

 あの連中、本当に使えないわ。」


 思わぬ鋭い視線につい硬直し、危うく直撃しそうになった。


 慌てて懐に入れてバク転し一旦続きを諦めるが、向こうはどうやら動く事にした様だ。準備運動はこれまでかと、即座に視線を全員に走らせる。


 幸いにも巨人種は残り一体。ある意味アレスを包囲してるダークナイツの方が数が残り四体による同時攻撃をヒップアタックの様な『神速』回避で躱し、慣性に逆らわずに後転して立ち上がる。

 そういやコイツ等【支配の杖】で誘導されてるんだったゼ★


「階段防衛部隊は残敵掃討を頼む!レフィーリア、彼らの援護を頼む!

 残りは全員、互いに距離を取りながらハイドラダゴン攻略を開始する!!」


「あ、ちょっとッ!?」

「「「っおうッ!!」」」


 アレスが前に出た所為で、他の面々が駆け付けるまでダークナイツの相手は彼女一人に任される。

 他の面々で気付いてる者は、酷いとは思っていても妥当な指示なのは事実だ。

 アレスに冷たい目線を向けながらも、緊急性の高い方に向かっていく。


「いくぞ合体!「ほい来た魔法!」」

「「ダブル、【嵐天巨人伝承(テュポーン)】ッッッ!!!」」


 打ち合わせは今した同時魔法により、悲鳴が聞こえない程の大竜巻が次々と砂漠蛸へと叩き付けられる。個々の威力は低めとはいえ、竜巻の数は凄まじい。

 あの巨体全てが魔法の範囲に入るのは流石の伝承魔法か。


「あ、え?てっ【高位爆炎噴火(テラルボルケイノ)】ッ!!」


 リリスも続いた。

 意外と入るわ。何も聞こえねぇ。


  ◇◆◇◆◇◆◇◆


「こぉんの野郎ッ!!!」


 包囲する様に展開していた全員を薙ぎ払う様に回転し、更にアレスの方に滑りながら体当たりをしてくる。

 いや、人間でいうならスライデングキックだろうか。全ての足を使うと重心が乱れる様で、穴の縁を掴みながらの『薙ぎ払い』攻撃だ。

 【魔王斬り】で衝撃を弾き捌けば自分一人当たらぬ空間くらいは押し返せる。


 迂闊に後退や跳躍するのは次撃に影響するので敢えて避けた。

 体勢を立て直す前に切り込みたかったが、思いの外引きが早く追撃に至らない。


「見ている分はともかく、自分がされる側になるとホントに苛立たしいわね!」


 頭上から『続け様(れんだん)』に叩きつけられる蛸足は意外な程に長く、後列とは言わずに前線の後続を先に足止めし。更に最前列へと使い分ける。

 魔法使いだから戦い慣れていないかと思ったが、予想以上に的確に戦況を踏まえながら足を動かせる様だ。


 お陰で手数だけなら先程の巨人達の方が多いのに、クトゥラカ一人を相手にしている今の方が遥かに全員攻めあぐねている。


「攻撃は光と雷属性に制限しろ!弱点は雷、他の属性には耐性がある!

 タフな見た目に騙されるな、コイツは一番物理に弱い!」


 『鑑定』結果を叫びながら、アレスは転がる様に走り回る。

 まあ勿論体格差は先程までとは桁違いだが、それ以上に後列まで蛸足が伸びるのが想像以上に厄介だ。

 後列狙いを封じるためには攻撃を弾ける面々が先手を打って切り込むしかない。

 こちらの動きが想定以上に封じられるのだ。


(ていうか素早いな!ぬるぬる動くってそういう意味じゃねぇだろ!?)


 敢えて言うなら滑る様に動き回る。蹴り足を軸にして戦うのかと思ったが、実際には蹴り足の序でに移動が終わっている。


 たとえ目が上体と蛸目で三方位を同時に見れたとしても、足一本が人に抱えられない丸太程の太さがある。

 姿勢を低く走るだけで常に死角は生じるし、聖戦軍武将達の連携練度ははっきり言って相当に高い。

 誰かが攻撃を躱している最中でも、常に他の数名が足の切断を試みている。


「【中位竜巻刃(ディストルネド)】ッ!!」


 そんな中でクトゥラカが選んだ手段は『常に己の立ち位置を変え続ける』だ。


 器用に上体を上にしたまま全ての足を捻り、這う様に滑らせながら様々な蹴り足を絶え間無く翻す。翻し続けて次々と狙いを定める。

 その蹴撃の遠心力を駆使して上体を引っ張り続け、動きを一度として止める事無く動かし続けているのだ。


 これが常人であったら、とっくに目を回して床に倒れているだろう。

 魔法使いは間合い取りが命とはよく言うが、彼女の立ち回りは相当に巧い。


「【中位氷槍檻(ディスアイシス)】ッ!!」

(くそっ!慣らし運転を見逃したのは失敗だったか!?)


 まさかこんな短期間でここまで蛸の身体を使いこなすなど、想定外も甚だしい。

 鞭よりも俊敏にしなる巨大な丸太は容易に互いの視界を塞ぎ、半数の蛸足が地に付いていれば、容易く胴や頭部を天井にまで持ち上げられる。

 時に天井に(あし)を突いて体を回してくるなど、応用の幅もかなり広い。


「リシュタイン姫、無事かっ!」

「何とか!【治療域魔法(エリアヒール)】ッ!!」


 『鉄壁』や『魔障壁』のある者が入れ違いで前に出ているものの、既に全員一度以上直撃を食らっている。


「範囲攻撃で動きを制限しろ!【中位落雷華(ディスサンドロ)】ッ!!

……【中位落雷華(ディスサンドロ)】ッ!!」


「んなぁ!!」


 アレスの雷球が頭部回りに直撃し、しかし『連撃』化した続け様の稲妻には驚きの声を上げながら()()()『障壁』を生じさせて薙ぎ払う。


「「「ま、『魔障壁』ぃッ!?」」」


「【中位爆裂闇(ヘルブラッド)】ッ!

 っちぃ!魔法使いの領分で競ってくんじゃないわよッ!」


 悪態を吐きながら闇の球体を投げ落とし、蛸足に退路を封じられた何人かが直撃するも、ミレイユ聖王女やエルゼラント卿の様に『魔障壁』で防いだ者もいる。

 けれど反撃にまで持ち込めた者はほぼ居ない程度には引きが早い。


(くそ、流石に連戦の疲れが出ているか。魔力よりも体力の限界が近い!)


「舐めるなっ!そう何度も喰らってやるかよ!!」


 【魔王斬り】で切り払いながら距離を詰めるが、アレスを避ければ既に他の敵を殲滅し終わったレフィーリアの間合いしかない。

 だが迎え撃とうとした彼女に周囲へ弾ける様に広がる『黒い球体(アクアブレイク)』が放たれた。


「「「た、蛸炭(タコスミ)砲っ?!」」」


 レフィーリアに直撃したかに見えた一撃は、残像を本物と錯覚させる瞬きの前進を以て『完全回避』を成し遂げる。

 だが流石に反撃の余裕は残らず、続く蛸足の追撃の回避に専念する。


(くそ、駄目だったか!)


 しかしそれにしてもタフ過ぎる。既に巨人なら2~3体は倒しているダメージを与えている筈だ。改めて『鑑定』しようとして、不意にクトゥラカの腕に光り輝く腕輪が目に入る。


 〔()()()()()()〕。

 非売品。HPが毎ターン、ランダムで一桁回復する。


……とても良く見覚えがあった。回復魔法を節約したい時には今も何度もお世話になっている《紋章》内にある、とても見慣れた腕輪がソコに在った。


「……【秘剣・真空跳ね鼬】ェッ!!」


 クトゥラカの上半身狙いの鎌鼬に紛れる様に、二之太刀の鎌鼬が放たれる。

 蛸足の隙間をすり抜けた斬撃は致命傷には届かず、しかし咄嗟に頭部を庇った【闇の錫杖】は二之太刀に気付けなかった彼女の腕を守れない。


「くぅっ!「ちぃ!」」


 骨は折れた。けれど断ち切れない。【錫杖】を持ち直す傍ら腕輪の輝きが僅かながらに止血を止め始める。

 そして衝動的だったが故にアレスの腕輪狙いは一目で見抜かれて。




 怒りの眼差しが【落雷剣】の放電を見落とし。

 三太刀翻る【武断剣】による雷の斬撃が()()()()を斬り飛ばす。




「……は?」


 蛸の身に感覚こそあれど、人の身程の痛覚は無い。

 その事実が宙を舞う自身の一部への理解を遅らせ、思考を瞬きの間停滞させて。


 即座に続く『必殺』の【落雷剣】が。

 弾き裂く【天動剣】と挟み撃つ【バスター】が。

 極限の気力を振り絞った【封神剣】の『二連』弧月が。


 動きの止まった蛸足をそれぞれに粉砕、切断する。



 元より既に幾筋もの刻み傷は回復が追い付かぬ程にあり、いつ切り落とされても不思議ではない程度には追い詰めていたのだ。


 その天秤が、一度に一斉に傾いた。



「マズッ!」

 慌てて残る巨躯と二足を翻し、体当たりの様に周囲を薙ぎ払い引き下がる。


 けれど全員が追い縋る。

 元より魔力は愚か、気力すら半数尽きかけた一同だ。

 やっと巡って来た千載一遇を逃す程甘くは無い。


 咄嗟の『蛸炭球(アクアブレイク)』が【魔王斬り】のためにアレスの足を止める。

 けれど手数が足りない。失われた足は戻らない。

 けれど。



「【高位深淵降臨(シャドウパレス)】ッ!!」

 己が耐性頼みに周囲一帯を打ち貫く、城の如き闇が並みいる一同を打ち据える。


 痛みに耐える怒号と悲鳴が響き、全身を太鼓に転じたかと錯覚させる激痛、衝撃が打ちのめす。蹂躙する。



 衝撃に耐え抜く一同の中で、踏み込めたのは最も堅牢な守護騎士エルゼラント。

 余波も覚めやらぬ間に【天動剣】の抉り突きが巨体に穴を空ける。


 袋状の胴体に大穴を空けた蛸の躯体から力が抜け、倒れ伏す。

 頭よりも高かった巨体が、腰程に平たく潰れると。


「…………そう来たかぁ……。」


 砂漠蛸に付いていた筈の()()()いつの間にか失われていた。

 恐らくは、闇の高位魔術が弾ける最中か。


 唯一の戦果は、深手により引き戻せなかったであろう片腕。

 床に転がる彼女の腕に残された腕輪〔ライフリング〕を拾い上げる。


 アレスの視線の先には、先程の衝撃で拡がっていた床の亀裂があった。

 縁に歩み寄れば結構な高さの下に、洞窟と波打つ地底湖が広がっている。


(試合に負けて、勝負に勝ったってところかね。)


 流石に次会った時も片腕を期待するのは無理だろう。仕留めそこなったのは残念だが元より格上、奇跡的にも死者は出ていない。

 ならばとアレスは深々と溜息を吐いて、腕輪を高らかに掲げて見せる。


「此度の戦い、俺達の勝利だ!」


 アレスの勝利宣言に応じ、全員が拳を突き上げ喚声を上げた。

 天井に足が届くから天井も足場ですw

 人体狙い?足狙いでも結構避けるけど、大丈夫イケる?という難易度ですw

 相打ち狙いならもっと当たったかなw大丈夫、闇司教だって一撃じゃ無いから!

 建物内じゃなかったらかなり難易度は下がりましたw


 何で逃げたって?研究者が死ぬまで戦うと思う?




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