6.第二章 巨人登場(絶滅種)
※成人の日投稿です。次の投稿予定は1/13になります。
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山賊団紅蓮の鷹は籠城を選んだが、拠点として選んだ砦は廃墟同然の代物だ。
有り難く攻城戦の練習台として使わせて貰い、労せず突入に漕ぎ着けたのだが。
そこへ砦の中にすら響き渡る咆哮が、山奥森の向こうから辺り一帯に木霊した。
「な、何だ?何が起きた?」
「狼狽えるな!後続は進軍準備と集結を済ませろ!
砦の攻め手は門の周辺に集合、内部突入部隊には制圧を急がせろ!」
テキパキと指示を飛ばしつつ急いで砦の石階段を上るアレスだが、内心では動揺しきりだった。
(いやいやいや!こんなイベント記憶に無いぞ?!
北部の戦場は隠しイベントも含めて、一切合切対人戦争オンリーだった筈!)
心当たりが無い訳では無い。巨大生物と言えばこのゲームではドラゴンか巨人。一応ボスモンスターの類が伝承含め、存在してはいる。
だが北部戦線でダンジョンと闘技場は出現しないので、初期段階で巨人とか出て来たら普通に全初期キャラが一撃死する程のバランスブレイカーだ。
はっきり言えば、鍛える手段が同レベルの対人戦しかない北部では同LVである限り勝ち目がない。ステータスのゴリ押しで惨敗する。
尚、両種族共に、不死身の紋章やら巨人の資質やらを最低一つは持ってます。
元々紋章自体が他種族の肉体的特性を魔術で再現した術の発展版っていう設定なんだよね。だから紋章で再現されてる体質も紋章扱い。ゲーム上では。
天稟?才能。巨人族、竜種っていう才能なのさ!ハハハッ!
HPが普通に50とか80追加とか言っちゃうんで、同レベルではトップクラスのアレスのHPでも今70未満。
低レベルの巨人とか出現しない筈なので、倍以下のHPなど期待出来ない。
まあこの世界には痛覚無視系スキルなど存在しないので、所詮HPなどは飾りに過ぎないのだが。というか出血多量なんて死因、ゲームには無かった。
攻撃力だってデータ的には未だ30超えてない。更に言えばデータ上なら体格は防御力に直結している。巨人は特にタフさと攻撃力に長けた種族だ。
(結論、アカン。)
アレスが必死で対策を思案している間にも咆哮が響き渡り、巨大な人影が森越しに顔を覗かせる。
【怪人イムカ、LV20。巨人族。『奇襲』『必殺』。】以下略。
(ぎゃー!LVがワシの倍近い……って。あれ?攻撃力オイラと同程度?
というかステータスも筋力以外大体勝ってるのか、コレ。)
というかスキルや紋章踏まえたら五分以上まである。HPだけは三倍以上あるが秒殺だとむしろ困るし……。あれれ?
オイラって想像以上のバグキャラだったり?装備含めたら全く見劣りせんぞ?
恐慌に陥り掛けた自軍の兵士武将達とは裏腹に、コレLV上げに持って来いの敵が現れたんじゃね?と内心でガッツポーズをする。
その空気感を悟られる前に、アレスは全力で凛々しい表情を作る。
「狼狽えるな!我々の目的は奴では無い!部隊の動きはどうなっている!」
キリリリ!剣を真横に構えて背中で語る様は、何か歓声が上がって一同が持ち直す位に効果的だった様だぞ?本音を言えば敵対したいけどな!
そんな中、砦の方から更なる歓声が上がり、敵将を誰それが討ち取ったとの報告が伝令を通して報告される。
「よし!随時砦から脱出し、奴と逆方向から後退開始だ!
砦内の者達に指示を出せ!」
「はは!」
武将達も直ぐに部隊に指示を出すが、森から姿を現した巨人。
三階建てにはギリギリ、二階建ての屋根くらいの巨躯を晒す。棍棒に腰巻きスタイルの黒髪巨人は木々をへし折りながら、森を抜けて義勇軍を嘲笑う。
「ははははは、北のイナカ者が巨人ニ勝てるモノカ。
キサマラ全員、イムカ様のエサになるがイイ。」
ガラガラと喉を鳴らしながら、不明瞭な声で笑う。
だが残念ながらアレスはちっとも怯える気になれなかった。
(う~んこのままだと兵はヤバいか?
砦の中の部隊は撤収に手間取っているか?)
戦うなら野戦が望ましかったが、怪人イムカは砦に狙いを定めた様だ。
このままではアレスから仕掛けないと砦が主戦場になりそうだ。流石のアレスも細かな瓦礫や足場にまで気を配りながら戦うのはゴメン被る。
「あ!王子お待ち下さい!」
「ジミー団長はその場で負傷者の撤退支援を!
総員、私の位置を最後尾にするように!」
制止しようとした団長には後方援護を指示し、アレスは大盾隊に声をかけた。
アレスの指示に従った大盾部隊が盾を並べて待機し、全部隊が盾の影を移動する形で撤退する道筋が出来る。
動揺していた歩兵達も自分達が取り残されていないと分かるだけで、案外落ち着いて行動出来るものだ。道に気付いた者から続々と盾の影を通り抜けていく。
目に見える防衛線は大事ですからね。自主的に安全圏を用意するだけで案外闇雲な撤退を防ぐ役には立つものです。ええ。
だんちょ達の制止は確信犯で聞き流させて貰いましたよ?
(お、これは中々に理想的な流れ。)
一方で砦の扉を一撃で粉砕したイムカが破壊した扉近くに兵が居ないとみるや、中の部隊に気付かぬまま、撤退中の部隊へと回り込もうとする。
ならばと微妙に砦から離れた位置から馬を走らせると、砦から出たマイルズ団長がアレスに気付いて慌てて走り寄る。
「あ、アレス王子!お下がり下さい!」
が。その声がイムカの注目を集め、砦を踏み台に飛び跳ねて両手で棍棒を握る。
背後から迫る影に気付いたマイルズ団長に、突き下ろす棍棒が空から迫る。
「甘い!」
即座に馬から飛び降りながらマイルズ団長の背中に割り込み、9の字を描く様に翻った刃が叩き下ろされた棍棒を跳ね上げる様に滑らせる。
アレスに届いた衝撃は全て失われ、全くの無傷。
――奥義スキル【魔王斬り】。
発動すれば物理魔法問わず無傷で切り裂けるという、世界最強と謳われる騎士にのみ許された秘奥義。その一撃は時にドラゴンブレスすら両断せしめる。
俗に言うボス専用スキルである――。
(いよし!力負け負けしてる相手にも普通に発動する!)
スキルであるが故に確率でしか発動しないが、同時にMP等の消耗も無い。当然これも単なる技術なので、ミスさえしなければ何度でも再現出来る。
ゲームでは何度も見た動作とはいえ、実戦で試すには大分不安があった。だが。
良きデータ頂きました!これなら色々他の奥義も試せるかな?!
「お、王子。我々の事はどうかお構いなく……。」
「言うな!兵を損なわずに撤退するなら私以上の適任はいない!
全軍撤退しろ!私が殿を引き受ける、無意味な戦いで兵を損なうな!
さあ【救国の御旗】よ、我らが同胞を敵の目から隠せ!」
宣言したアルスの身体から金色の旗の幻影が浮かび、戦場に居る全ての義勇軍兵士達がその輝きを目にする。
しかし同時に、これだけ間近にいても目の前のイムカが【旗】に気付いた様子は無い。更に言えば、アレスが何かをしようとしたと気付くも、何が起きたか分からず周囲に視界を巡らせている。
そしていつの間にか周囲の兵士達を見失っている事にも気付かない。
【御旗】による『伏兵』効果だ。
今の義勇軍は改めてイムカが彼らに攻撃されるか、イムカ自身が敵を見失ったと気付いて確認するまで、全員の姿を見逃し続ける。
撤退という今の状況で、これ程頼りになる特殊能力も無い。
だが現状、アレスが隠れてしまっては何の意味も無い。
周囲に注意を向けない様、アレスの方から攻撃を仕掛ける必要がある。
「……ご、ご武運を!」
兵士達に助け起こされたマイルズ団長を始め、【御旗】の効果は既に何度か実戦で使用し、体験している。
こうなっては反論は逆効果と、小声で応えながら慎重に撤退していく。
アレスは分かっているさと一瞬親指を立てて応え。
「さあイムカと言ったな巨人の賊よ!
貴様の相手はこのダモクレス第二王子アレスが受けて立つ!まさかたった一人を前に逃げ出す等とは言うまいな!」
但し返り討ちにしないとは言ってない!久々のLV上げタイムだぜ!
周囲を迂回する様に走り出したのは、単純に真っ直ぐ走り寄るより迎え撃ちにくいからなのと。何より並んで隠れている大盾部隊から引き離す為だ。
彼らはマイルズ団長が、最後尾が居なくなった順に少しずつ撤退させている。
棍棒を振り回すタイミングはバレバレだが、動き自体はそこまで鈍くない。
アレスに匹敵する速さが倍以上の間合いの外から打撃となって迫るのだが、一方で武術を知らない怪人イムカは、予備動作を隠さない。
『神速』スキルを駆使した直前での踏み込みを用いれば、懐に入りながら一撃を加えるのは左程難しくない。
となれば振り向きざまに『連撃』へと繋げる事もだ。
(人間なら既に深手だが、流石に皮が分厚いか!)
例えパンツ一丁でも巨人は巨人、足払いというには傷が浅い。
怪人イムカはその名の通り、アレスと同じ天稟『怪人の資質』がある。防具が無くとも鎧を着た一般兵に近い防御力があるという事だ。
だが痛みに鈍い訳では無いようで、イムカも若干細かく棍棒を振り回し始める。
避ける事は十分可能だったので脅威では無かったが、向こうが本気になる前にと避け損なった振りをして、攻撃をワザと直撃で喰らってみる。
勿論急所は外した。
「へ?」
衝撃が突き抜け、気が付けば体が宙を舞い。
草原にボールが跳ねる様に転がされる。流石に受け身は取ったが。
「ッいって……。
これだけ体格差があると、掠り傷でもあっさり吹き飛ばされるか……。」
体を起こしながら傷とステータスの確認をする。
筋力差は大した事無くても、体格差は思った以上に大きい様だ。
ダメージも一桁程度、出血も微妙な負傷で簡単に宙へ飛ばされた。受け身も簡単に取れる程度の攻撃でも、梃子の原理は想像以上に偉大らしい。
(ダメージが殆ど無いのは間違いなく『竜気功』の半減効果だよな。)
今まで当たればほぼ一撃死か無傷の相手からしか攻撃されなかったので、竜気功の効果を中々実感出来なかった。
だがアレスは弾き飛ばれる際に、鎧を包む様な薄い緑の膜状の光をはっきり視認していた。そして普段は透明な膜として存在しているのも知覚出来た。
(コレ、今迄は自動的に発動していたみたいだが、意識すればOnOffの切換えも簡単に出来るな。
あと意識して発動させられるって事は。)
軽く拳を握る際、拳周りの膜が緑に輝く。
やっぱりだ、この光はダメージになり得る衝撃に反応するが、それは肉体に加わる負荷全般を指している。
つまり肉体に反動を与える様な衝撃も意図すれば相殺出来る。
「ッおっと、【下位火球】!」
遠くの兵士が動揺して森から駆け出す素振りを見せたので、急いで無事を伝えるために迫る怪人イムカをフランマに呑み込む。
大ダメージとはいかないが、武器を構え直す程度には怯ませた。
(ふむ。王家の宝剣《飛燕剣》でもオーバーキルの気配あったけど、この程度なら魔法だけでも普通に削り倒せるな。封印しとこうか。)
《飛燕剣》は王位継承時にダモクレス王家の秘宝としてアストリア王子から譲り受けた品々の一つで、剣速に反応して『連撃』スキルを発動させる魔剣だ。
〔錬金術師の店〕で買えるが、北部では最強クラスだろう。ここで使い潰すには惜しい名品なので、今回は単に鋭いだけの《片刃の名剣》だけで十分か。
迫る巨人に剣を構え直し、正面から迎え撃つ。どれだけ早かろうと、敵の動きを見切れないなら踏み込み一つでこちらから先制攻撃を仕掛けられる。
怪人イムカのマナが高いのは返り血から伝わる気配で分かる。安全重視では成長が無いならハンデ戦で緊張感を保たねば意味が無い。
どうせ大人しく喰われろ等と抜かした怪物だ、手加減は必要無い。
怪力の癖に意外と機敏に跳ね回るイムカだが、『神速』を使えば簡単に懐に入れるし、自前のスキルで続け様に『連撃』を見舞う。
そしてイムカの反撃に対しても。
「甘い、バレバレだ。」
使い処を意識した『神速』スキルは、至近距離で横薙ぎに振るわれた棍棒からの回避にも有効だ。コレはゲームに存在しない使い方だ。
『連撃』スキルも二の太刀を振るい易い位置や姿勢が感覚的に分かるという代物なので、相手に反撃する隙さえ与えなければ三連、四連と繋げる事も可能だ。
そもそもスキルは、使用可能なタイミングに感覚的な集中力が高まるものだ。
相手の動きを読んだり相手より早く動ければ、又は色々な構えや姿勢に慣れていれば。その分だけ隙に、狙い時に気付ける。
それは発動機会が増えるという事だ。
そして発動出来る時に敢えて使わなくても、何かしら不都合が起きる事は無い。
スキルとは技量の下支えであって、技量そのものを指さない。よって予兆を見破る事は出来ても互いの洞察までは対応してくれない。
既に大分息を切らし始めたイムカは、一撃必殺に賭けて大振りに薙ぎ払う。
しかし先手を打って一息で間合いから脱出し、返す刀で切り捨てようとした時。
背後の森での地響きに気付いて後ろを振り向く。
「イムカ兄ちゃんから、ハナれろ~~~!」
(二人目?!)
強引に森を突っ切った巨人が飛び出し、序でに圧し折った近くの大木を掴む。
そのまま着地と同時に槍投げの要領で放り投げ、怪人イムカの顔面を潰す。
【怪人ヤムカ、LV23。巨人族。『奇襲』『連撃』~略】
「いやお前が倒すんかい!!」
慌てて地面に崩れ落ちるイムカに飛び乗り、心臓を深々と貫くアレス。
ゲーム上では止めを刺した奴以外経験値殆ど入らないし、何よりアレス自身は横やりで倒された経験など無い。
だが生き物のマナは心臓に集中しているため、マナの吸収が心臓を止めた奴に集中するのは間違いないのだ。
(よし!何とか止めは俺扱い!)
弾けるマナがアレスに宿るマナに引き寄せられる感覚に安堵し、溜め息を吐く。
だが嫌な予感がして巨体の上から飛び退くと、躊躇無く振り下ろされた長い棍棒が怪人イムカの胸倉を粉砕した。
「オマエ!よくもニイチャンヲ!」
「そう思うなら兄を巻き込むな!」
鼻息荒く抗議されると流石に反論せざるを得ない。
連撃スキルを持っている自称弟ヤムカは明らかに兄より強く、厄介な事に正確さも狙いも兄より鋭い。
というか、兄と違ってきちんとこちらの動きに反応している。
「お前絶対ワザと巻き込んだろ!」
迎撃重視での【下位鎌鼬】を躱され、舌を巻きながら反撃に転じるアレス。
だが地面を叩いて『神速』のとっかかりまで潰されると、流石に先程の様に戦い方を選ぶほどの余裕は無い。
というか人間と較べても明らかに技量が高い。退路の塞ぎ方に慣れを感じる。
(だが甘い!)
ハイロードはファイター職も兼ねる。
ファイター職の固有技能、必殺剣の【ショット】により斬撃を衝撃波として飛ばせば、本来届かぬ間合いでも反撃が出来る。
威力自体は通常攻撃と同じ。ダメージも浅い。
だが間合いに入るには十分な隙が出来る。
「オノレェッ!」
『連撃』による追撃でアレスが胴をメの字に切り払うも、強引に踏み止まって反撃に転じるヤムカ。
地面を擦りながらの薙ぎ払いを、至近距離でされては避け様が無い。
「【下位放電】!」
(生憎MPは豊富でね!)
避けられないなら諸共叩き潰せば良い。
弾ける放電球がヤムカを頭から殴り倒し、放電が収まる頃には懐に戻っている。
「止めだ!」
――奥義スキル【武断剣】。
様々な防御スキルを無効化して一呼吸の間に三連撃を放つ、作中最強剣技の一角とも名高い秘奥義。その連撃はあらゆる敵を踏破せしめるという――。
常人では視認すら困難な連続斬撃を前には、如何に巨人と言えども負傷した状態で耐え切れる代物では無かった。
地響きを上げて仰向けに倒れた巨人の眼窩は、早くも完全に光を失っていた。
その証拠とばかりに、二人から全てのマナを吸収したアレスのLVは一気に13LVに達した。急激に上がり過ぎて、若干気分が悪くなる。
(全く、流石に冷や冷やしたぜ。
巨人ってホイホイ出現する様な種族じゃ無かっただろうに……。)
大体にして双方『奇襲』持ちとか心臓に悪い。何で誰も気付かなかったんだとは言いたいが、食人の習慣のある巨人と盗賊達が協力関係にあったとも思えない。
二人の短絡的な行動を見ても、脳裏には只の偶然という言葉しか浮かばない。
(いや良いんだよ?一人だけ周囲と比べて格差あったし。最近ずっと成長停滞してたんだから。けれど勝利を確信したところに出てくるのは酷くない?)
心拍数と冷汗に、アレスの表情は影響されない。まるで自信満々、当然の勝利の様に堂々とした姿で。
アレスはこっそり縋り付いて呼吸を鎮めていた杖、じゃない剣を巨人から抜き放つと、高らかに掲げて声を張り上げる。
「巨人兄弟イムカとヤムカ、諸共に討ち取ったり!!」
アレスの勝利宣言によって、遠巻きに見ていた義勇軍から歓声が上がる。
だが遠巻きに観察していた二組の監視に気付く余裕はアレスにも無かった。
……というか、心の底から座り込みたい。仰向けに倒れたい。
「あれがダモクレスの切り札第二王子アレス、か。
ベルファレウス殿下から逃げ切ったのはアイツで間違いないな。」
「ああ、東部に目ぼしい将は他に居ない。
どうやら珍しい秘宝か何かを持っているみたいだが、あの程度なら東部方面軍に勝てる程じゃないさ。」
高台から撤退する二人の密偵達は、もう一組の存在には気付かない。
何故なら元々任務外の対象というだけでは無く、もう一組は最初から密偵達に気付いて彼らの目を意識して隠れていたのだから。
もう一組の監視者達は、密偵達の移動を確認した後。
静かに義勇軍の布陣する方角へと歩き出した。
※成人の日投稿です。次の投稿予定は1/13になります。
巨人種族はステータスに+補正がありますが、倍率ではありません。
序盤に出ると普通に詰むので中盤に少しだけ登場しますが、後半には只の攻撃力が高いだけの雑魚ですwHPが高くても防御力が低いので誤差w
竜が登場する前にしか活躍出来ない、ゲーム的には中盤の戦闘を盛り上げるための繋ぎ役的な存在です。