とある夏の日の思い出
何か誤字や変なところがあれば言ってください。
これはとある夏休みに起きた出来事。注意この話はフィクションです。
この物語の登場人物
・僕(フツメンの眼鏡をかけた16歳)
・友人(イケメンセンター分け16歳)
・宿の女将(黒髪のショート??歳)
・????(?????)
7月20日
友人に自転車で琵琶湖を一周しようと誘われた。
僕はそのことを親に話し承諾を得てから友人に行くと返事をした。
そのあと友人とともに計画をたてて一泊二日で行こうということになった。
7月21日
今日は友人と通話をしながら宿を探していた。
2人とも金欠でお金に余裕がなかったのでできるだけ安い宿を探していた。
友人が琵琶湖一周のちょうど中間地点に知り合いが経営してる宿があるとのことでそこにすることにした
友人に送ってもらった宿の詳細を見ていると夕食、朝食付きで一泊
宿を撮った写真などを見みると琵琶湖の前にあり内装は木製で昔ながらのきれいな宿だった。
部屋の中は8畳の畳が敷いてあり天井にはペンダントライトがつるされていた。
それを見た僕は悩む暇もなく「ここにしよう」と友人に言い友人も「俺もここでいいよ」と言ったので宿が決まった。
7月22日
明日に出発なので今日は琵琶湖を一周するにあたっての最終確認をしていた。
そのこで琵琶湖にまつわる恐ろしい話をネットで見つけたので友人とみていた。
なんでも琵琶湖では毎年水難事故で30人以上がなくなっていて、その場所の多くが僕たちの止まる宿のすぐそこだった。
事故の詳細を見てみるとお酒で酔った大学生や子供がおぼれてなくなっていたらしい。
中には首元を何かで切られたような死体があったらしい。
友人と「怖いねー」と言いながらその日は解散した。
7月23日
今日は琵琶湖一周の当日。
朝8時に友人宅に集合なので荷物を持って自転車に乗り友人宅へと向かった。
友人宅に着くとすでに友人は家の前で待っていた。
合流してから僕たちは自転車を漕ぎ宿へ向かって進んでいた。
そして宿に着いた。
宿は写真で見た通りですごくきれいな場所だった。
宿に入ると女将さんが迎えてくださった。
部屋に案内されるときに自転車を部屋に持ち込みが可能だったことにびっくりした。
詳しいことを調べずに宿を予約したので知らなかったことが多かった。
部屋で休んでいると宿の女将さんがご飯を部屋に運んできてくれた。
ご飯は写真で見ていたより豪華でおいしそうだった。
女将さんが料理の説明をしてくれた。
魚介類はすべて朝にとれたものを使用しているらしい。
ご飯を食べた後はお風呂に入りに行った。
友人はのぼせたといい先に部屋に帰った。
部屋に帰り敷かれている布団に寝転がってすぐに眠りに着いた。
眠りに着く瞬間誰かが自分の目の前に銀色の何かを持っている人が見えたが特に気にせずに寝た。
よくよく考えてみると体が透けて天井が見えていた気がしたがもしかしたら涙か何かで映った虚像なのかもしれない。
7月24日
深夜に腹痛で目が覚めた。
自分の腰あたりには暗くてよく見えないがドロッとした液体が広がっていた。
僕は汗をかいたのかな?と特に気にしなかった。
友人のほうを見るとなぜかスマホをもっていた。
写真のアプリを開いていたので何かを撮っていたのかな?と思いスマホの画面ををのぞき込むがそこには友人の顔以外何も映らなかった。
トイレに行くために部屋を出ると周りがやけに白く霧っぽく感じた。
トイレに行きもう一度寝ようとしたがなかなか寝付けなかったので少し外を散歩しようと思い宿の向かいにある琵琶湖に向かった。
20分ぐらい歩いてから宿に戻った。
宿に帰って部屋に戻る途中。
「あれ?こんなところにドアなんてあったっけ?」と小さくつぶやく。
ドアの場所はさっき向かったトイレの横にあった。
気づくとドアノブに手をかけていた。
などと疑問に思った瞬間ドアを開いていた。
開けた先に広がっていたのは恐怖だった。
開けた先には真っ黒なマントらしきものをかぶって真っ白な骸骨の顔をした何かが巨大な鎌をもってこちらを見ていたからだ。
あまりの恐怖にドアを勢いよく閉めてしまった。
だが恐怖でそんなことを考える暇がなく物音など気にせずに部屋に戻ってドアを開けずにそのまま友人に抱き着き落ち着いたのか気づけば寝ていた。
次に起きた時に目に入ったのは僕を見て泣いている友人が目に入った。
「お前なんで泣いているんだよ。お前そんなキャラじゃないだろ?」と言いながら友人を慰めていたが友人には何一つ聞いていなかった。
あきれて部屋を見渡していると「あれ?こんなところに日本人形なんていたっけか?」と部屋の隅っこに血まみれの日本人形を見てつぶやいた。
琵琶湖一周から帰ってきて両親がテレビでニュースを見ていたので僕も一緒に見ていると、僕の止まった宿で何者かに刺された人がいると報道されていてそんなこともあるんだなーと思いながら自室に戻った。