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あれ

痒志 (頭の位置をずらさないように高速で前方へ走りながら)「生とはなんだらうか?」

而男 (痒志の方を向き、高速で蟹歩きをしながら)「生とはなんだらうか。」

痒志 (さらに加速しながら)「生はそこにあるものだらうか?」

而男 (痒志と完全に同じ速度で蟹歩きをしつつ)「生はそこにあるでせう。」

痒志 (さらに大きく加速しながら)「しかし生がそこにあるならば。」

而男 (痒志の前方に移動し、痒志の方を向きつつ後方へ歩きながら)「あるならば?」

痒志 (上を向きながらじたばたと、しかし頭の位置をずらさずに高速で走りながら)「生は……」

而男 (立ち止まり)「……」

痒志 (立ち止まり)「生は美しくあるべきものだらうか?」

而男 (上を向き)「生は美しくあるべきでないでせう。」

痒志 (下を向き)「では生とは……」

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