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脱獄成功……?

中学3年生の天音雫です。

何かと至らない点があると思いますが読んでいただけると嬉しいです。

「ッ………ハァっ、ハアッ、」


「ちょっと、なんであんたが息荒くしてんのよ。あんた、走ったの何分よ?しかも、走ってから何時間経ってるのよ?」


「い、いやだって、…………み、見つかっちゃったらって、思うと…、」


「こんなところ、見つかるわけないでしょ?心配で息を荒くしてたわけ?本当に、心配かけさせないで。

 …………どこか調子が悪いのかと思ったじゃない。」


「だ、だってぇ…」


時刻は朝の6時。


リアムとニナの若干気の抜ける会話を耳で聞き流しながら、レンは薄暗い路地裏の中、“脱獄メンバー”と並んで、廃れた建物の壁に寄りかかっていた。


「レン、調子は大丈夫そう?」


ふいにニナが顔をこちらに向けてそう尋ねる。

レンはにかっと笑い、


「ハハッ、ヨユーだぜ?」


「レ、レン嘘付いてる……」


「いや、リアム、お前、そんな青い顔でそれ言うなよ」


思わず呆れ半分、笑い半分でそう返す。


しかし、リアムにバレるのならば当然、ニナ、そしてルイとメイにもバレている。


「…………嘘でしょ?リアムでわかる嘘なんて、私達もそれこそ余裕で分かるのよ?」


「おいリアム、お前馬鹿にされてるぞ」


「えっ?!ちょっと!!ニナ!馬鹿に!し・な・い・で・!」


「あんた、レンに言われるまで馬鹿にされてるって気づいてなかったわけ…?」


ニナの小さなつぶやきとリアムの憤慨の声が聞こえてレンはおもわず笑い声を漏らした。


二人の言う通り、というか“脱獄メンバー”全員ご察しのとおり、レンは今あまりいい状態ではなかった。


それもそうだった。

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