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部屋と折

中学2年生の14歳が書いています。

何かと至らない点があると思いますが、読んでもらえると嬉しいです。




しばらく歩いたあと、零が過ごす部屋へと辿り着いた。




連れてこられた“部屋”は、少し変わっていた。




なんというか、二重構造になっていた。




部屋の中に、大きな鳥籠のような形をした折がある。




ノアはその折を指さした。




「君はぁ、その中にいてねぇ。あ、勝手に出てきたりしたらダメだからねぇ?」




零は無言で頷いた。




ノアが満足そうに笑って折の鍵を開ける。




キイィ……と音を立てて、その折の扉が開いた。




零は、その中へと入った。零が入ったのを確認すると、ノアは再び鍵をかけた。




そして後ろのドアの方へとくるりと振り返り、歩き出した。




そして、振り返らずに手を振った。




「また夜にぃ、会いに来るからねぇ〜」




部屋の扉が、音を立てて閉まる。




零は、この状況が異常だということに気付くことができなかった。




命令と、【その人】の存在と、様々な質問への答え方と、自分の記憶と。




そのすべてを失った零は、ぼんやりと自分が閉じ込められた折の、高い天井を見つめた。

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