第4話 王子司祭を成敗?する (ギャグ回)
ついに生産チートの実力が。
改行修正しました。
第4話 王子司祭を成敗?する。
アーサーが冒険者になって数日後
王城のアーサーの部屋でアーサーとルフィアとスプレがお茶をしてくつろいでいるところで
メイドA「アーサー王子。レーヴァント男爵家3男のミュルス様が面会を求めています。」
とメイドから告げられ
アーサー「ここに通してくれ」
数刻後
貴族の少年が来て(年齢はアーサーと同い年)
ミュルス「アーサー王子様。助けてください」
と男爵家の3男に泣きつかれたアーサーは事情の説明を求めると
ミュルス「僕は騎士になりたくて騎士選抜試験に受けたんです。
父上が僕の剣に魔道具屋で付加魔術をかけてもらったのですが
選抜試験の時に対戦相手に勝ったんですけど、
魔剣を使った不正だと言いがかりをつけられて、
選抜試験に落ちてしまい金貨30枚の罰金を科せられたんです」
アーサー「ソレイク。付加魔術って騎士選抜で不正になるの?」
と近衛騎士のソレイクに尋ねる。
ソレイク「付加魔術の掛かった剣は皆が使っているはずですが、
本当に魔剣を使っていたら失格ですが。」
アーサー「魔剣なんて簡単に手に入らないしお金にものを言わせても
男爵クラスじゃ手に入らないと思うんだけど。
念のため君の剣を見せてもらえる?」
ミュルス「王城に入るときに城兵の方に預けているのですが。
持ってくる許可を頂けないでしょうか?」
アーサー「かまわないよ」
としばらくして剣ミュルスが剣を持ってくる。
ソレイク「王子。これといって異常はないみたいですけど」
アーサー「普通の鉄製の剣で魔力は感じないね。ソレイクこれ使って不正になるの?」
ソレイク「ならないです。選抜試験の試験官に問い合わせてみましょうか?」
アーサー「ああ。頼む。」
さらにしばらくしてソレイクが試験官を連れてくる。
そして試験管になんで失格だったのかを問いただすと
試験官「彼がラフィルト司祭の息子に勝ったからです。」
ソレイク「選抜試験で勝てば上位の成績になるから合格になるはずだが」
試験官「司祭から自分の息子に勝った彼を落とすように圧力をかけられたからです。」
ソレイク「なぜそんな要求をのんだ!」
試験官「娘の病気を治してもらって借金で・・・。」
アーサー「ラフィルト司祭って確か強欲だって話があったね。で?彼は本当に不合格なの?」
試験官「いえ。本来なら合格です。」
アーサー「金に意地汚いのなら・・・。あれでもプレゼントしてみるか。」
※ 金欲の腕輪(持ち主の欲に応じて黄金を生成する。代償として寿命が縮む)
(隠ぺい魔法で魔力を注ぐと黄金が手に入るに効果が隠蔽されている)
※ 経験値の腕輪(仲間の経験値を独り占めのスキルを習得する)
(隠ぺい魔法で経験値が増加する腕輪と効果が隠蔽されている)
アーサー「司祭にこの二つを息子さんの選抜試験の合格祝いに送ろうか。」
ソレイク「・・・合同演習でこれを付けて効果がばれたら総スカンものだわ。
それにしてもよくこんなもの作れますね。」
アーサー「ついでに司祭の黄金に資産税でもかければ元は取れるかな?」
ルフィア「魔剣で失格って言ってたけどアーサーは魔剣持っているの?」
少し間が空いて
アーサー「失敗作なら結構あるよ」
ルフィア「失敗作?」
アーサー「例えば炎の剣。 斬りつけると爆炎を起こすんだけど、
剣を中心に炎が出るから使い手が火傷・焼死する。
他は、光の剣
強力な光を宿し悪魔やアンデッドに強い効果を持つけどまぶしすぎて前が見えないとか。
危険なのだと、暴魔の剣 攻撃魔法を暴走させて敵味方全体に3倍の威力で巻き込むか」
ルフィア「使い手の命に危険がありすぎよ」
アーサー「ゴーレムに持たせり、リビングソード化しているから大丈夫」
ルフィア「使えるのってあるの?」
アーサー「吸精の剣 斬りつけた相手の体力を吸収する。
とか魔石を付けて付加魔法を1日数回かけれるとかが便利かな。材料が高いけど」
魔剣の話が落ち着いてから
アーサー「試験官さんが司祭の二つを贈って借金と罰金取り消しと彼を合格にできるかな?」
試験官「できると思います」
アーサー「じゃあよろしく」
スプレ(司祭よりこの王子を何とかしたほうがいいような気がする)
そしてミュルスは騎士選抜され、ラフィルト司祭は急に老けてしまい、
司祭の息子は選抜騎士の中で総スカンされるのだった。
司祭「なんか急に老けたぞ」
司祭の息子「騎士になってからみんなに嫌われているの気のせいか?」
ミュルス「王子の魔道具物騒すぎるw」