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第29話 王子と世界樹とエルフたち?  (ギャグ回)

この物語ではほかのファンタジーにあるエルフの常識を覆します。

第29話 王子と世界樹とエルフたち?


 バンパイア騒ぎ(笑)が終結して執務室にいた王子に

国の西の樹海の方からエルフたちの出現頻度が上がっているとの報告を受けていた。


アーサー「エルフが出たと? あの種族は世界樹の権利をめぐってダークエルフと抗争中でなかったのか?」

ソレイク「森の浅い層で活動している狩人たちの報告ですので」

と人払いした執務室の中で鉢に向かってアーサー「ユグドラ聞こえるか?」

ユグドラ「パパなの~」 と緑髪の少女が木から出てきた 

アーサー「ユグドラはほかの世界樹のことってわかるか?」

ユグドラ「えっ~となの。 西の樹海の世界樹は精霊力がほとんど枯渇しているからそろそろ枯れそうなの~」

ソレイク「えっ? 世界樹って枯れるのか?」

ユグドラ「ユグドラの眷属の精霊さんたちは、 世界樹をめぐって1000年単位で抗争しているエルフたちに嫌気を差してこっちに来たの~。 それでね、 エルフとダークエルフがほとんど枯渇するほど世界樹の素材を持って行ったから、森の資源もどんどん採取しているから枯れそうなの~。」


ルフィア「……確かエルフって世界樹と森の守護者って称していたわよね。 全然違うわね。」

アーサー「そうすると精霊魔法が得意な種族というのも。」

ユグドラ「それと精霊たちに見捨てられているからほとんど精霊魔法は使えないの~」

ティア「書物にある伝承と全然違う。エルフに幻滅……」

ソレイク「それでエルフがロギオンの国境の方に現れたということは……」

スプレ「略奪に来たんじゃないの?」

アーサー「ほとんど山賊じゃないか!」と絶叫する王子であった。


アーサー「ソレイク!とにかく領軍に迎撃態勢命令をそれとティア。 エルンスト殿の黒騎士団に樹海の方に偵察命令を伝えてくれ」


ソレイク・ティア「はい。」と2人は退出していく

ルフィア「どうするのよ。 また戦争なの?」

アーサー「精霊魔法が使えないならそんなに強くなくない?」

ユグドラ「1000年以上抗争していたから魔法なしでの訓練もしているの~  エルフやダークエルフはバトルアクスとかウォーハンマーとかモーニングスターが得意で長官さんみたいにムキムキの人ばかりなの~」

アーサー「完全に山賊じゃねーか。 俺が知っているエルフの情報と全然違うしw」

ルフィア「急いで迎撃しないと危ないわね」

ユグドラ「私も行くの~お友達の精霊たちも激おこぷんぷんなの~」


 アーサーが国境の方についたときは樹海付近の村は略奪に会い村人たちはすでに逃げた後であった。

アーサー「エルフ族が高貴で森の守護者と書物に書いたのはだれだー」とその様子を聞いて叫んだのであった。


エルンスト「すでに黒騎士団は陣を張り終わっております」

ソレイク「近衛騎士団も同様です。」

アーサー「この落とし前をどうつけてやろうか?」と冷めた声でいう。


 エルフたちは雄たけびを上げて突撃してきたのであった。が……。陣の前にトンネルの魔法で落とし穴を大量に開けたところに突撃してきたところで大半が落とし穴に落ちたのだった。

アーサー「とりあえず弓兵隊うて!」

と落とし穴と弓矢の攻撃で総崩れになって逃げて行ったのであった。


アーサー「……。 ここは強いけど頭悪くない?」

ルフィア「……。 そうね」


 面白いように伏兵や挟撃にはまり数を減らすエルフたちだった。 ピンチになってダークエルフと手を結んで攻めてきたけど、夜襲を行っている精霊たちの怒りの精霊魔法でほとんどやられて逃げ帰ったのであった。

ウンディーネ「水を汚しまくって許さないわ」

ノーム「焼き畑ばかりやるから土がやせてしまった出ないか」

ドライアード「 伐採してきた仲間の恨み!!」

と精霊たちはエルフたちに怒りをぶつけていたのであった。


 そしてわずか2週間でエルフの集落を攻め落としたのであった。

だが、すでに世界樹が枯れ果てていたのはユグドラの言う通りであった。


アーサー「これ植林をやり直すの?ww」

ドライアード「伐採するエルフどもがいなければ100年くらいで元に戻るわよ」


 エルフは森の敵であったのだった。

エルフが森の敵って珍しいよねw

というより森の利権を独り占めしようとしていただけデス。

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