第28話 王子と吸血鬼?と
第28話 王子と吸血鬼?と
ミュルスたちがロギオンを訪問してからロギオンには奇妙なうわさが流れるようになった。
曰く都市郊外の古い屋敷に蝙蝠が現れる。
曰く満月の夜にオオカミの遠吠えが聞こえる・
曰く廃屋であるはずの屋敷に黒い羽をはやした貴公子がでる。
曰く満月の次の日に屋敷の周りに大量の血痕が発見されたと。
ルフィア「それってバンパイアでしょ。私が浄化しましょうか?」
ミュルス「バンパイアってしぶといと有名だ。 ただ4つの弱点があるといわれている。 十字架をに弱い。にんにくに弱いとか、直射日光を浴びると灰になるとか、 心臓に杭を打ち付けると死ぬとか」
ティア「心臓に杭は誰だっで死にます……」
アーサー「中位種くらいまでだとそれで大体死ぬんだけど、 上位種だと日光を克服していたり、 かりそめの肉体で本体をたたかないと心臓に杭を打っても死なないケースはあるな」
ソレイク「バンパイアですか? 大都市に出るのは珍しいのでは?」
アーサー「とりあえず調査しよう」
とバンパイアが現れた区画に向かったアーサー一行。
ミュルス「単に浮浪者が迷い込んだだけでないでしょうか?」
アーサー「確かに新開発のためにこのエリア(旧市街地)の立ち退き命令を出しているからその可能性はあるな」と夜の旧市街地を歩く一行
ソレイク「報告があったのはこの屋敷です」
アーサー「血痕の報告ってこれか?」
ルフィア「濃厚イチゴ・トマトミックス飲料のパッケージが落ちているわよ」
ミュルス「まさかジュース?」と問いかける。
ティア「でも、羽が生えた貴公子と、オオカミと、蝙蝠は説明しゅかない」(噛みました)
ソレイク「人がいないから蝙蝠や野犬が住み着いたとか?」
と一行は報告があった屋敷に入っていく。
ルフィア「黒い羽根の貴公子は?どう説明するの?」
アーサー「調べるしかないだろう」と屋敷の捜索をしていると中から女性の声が聞こえてきた。
???「いちご♪いちご♪」
ルフィア「どっかで聞いたことがある声よ」と扉を開けると
テーブルにイチゴオレ・ケーキ・ムースなどを大量日並べて食べているアスタロトと若い男の姿があった。
アスタロト「うむ。宅配のお兄さんご苦労であった。 この前のイチゴトマトオレはまずかったから吹いてしまったけど、 今回のはおいしいわよワンちゃん達も食べる?」 と餌付けをしていたのであった。
宅配人「市街まで遠いからこの前のやってくれるか?まいどあり——これからもアッハンイートをよろしくお願いします」と宅配人の男がアスタロトに何かを頼んでいた。
アスタロト「わが闇の力よ。闇の翼となり彼ものに闇の翼を与えよ。 シャドウウイング! 」
と宅配人に闇の翼が生えて空を飛んで帰っていったのであった。
それを見たアーサー一行は深いため息をついた。
とりあえず拘束して連行したのであった。
そのあとめちゃくちゃ怒られたアスタロトであった。
めでたしめでたし?
アスタさんの残念美人ぷりを書いてみました(笑)。
ID:1266740様誤字報告ありがとうございました。




