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閑話7話 領主館の一日 (ギャグ回)

閑話7話 領主館の一日


デニム侯爵領の件でアーサーがソレイクを伴い王城に向かった時の話です。

アーサーが行った経済政策で安価でポーション等の生活薬品がロギオン内で出回り始めたとき。


製薬市場を牛耳っていた薬師ギルドとマフィア達は自分たちの商品が売れなくなりアーサーに報復しようと考えていたが、

護衛であるソレイクや国軍の警備隊の存在で手が出せない状態にあった。


警備隊が撤退して、ソレイクが王城に向かったことで手薄になった領主館にマフィアのボスは襲撃をかける計画を実行したのであった。

チンピラたちやギルドの権力で暴動を扇動して200ほどの人数が領主館に襲撃をかけたのであった。


マフィアのボス「目障りなソレイクと警備隊がいない今アーサーの手下で製薬をしているガキどもを始末すれば、

        薬を作るやつがいなくなるから今がチャンスだ!」

と暴徒たちは領主館に乗り込んだのだが…。


領主館に乗り込んだとたん

館内に飾ってあるルフィアの肖像画の目からレーザービームだ出て襲撃者の手足を打ち抜き、

調度品であった鎧や壁に立てかけてある剣や槍が宙に浮き襲い掛かり。

エントランスにある女神像が爆走して暴徒にサバ折りをかけて背骨を折ったりなど反撃を受けていたのであった。


それを知ったボスは別動部隊を正面からではなく攻城兵器の破壊槌で壁を破壊して乗り込もうとするが

マフィア「うおーこの壁固いぞ! 鎚の方が壊れているぞ。 」

とオリハルコンで強化されている壁に普通の攻城兵器では壁が破壊できるわけはなかった…。


壁が攻撃されていることで外庭の防衛システムが起動して

噴水から空飛ぶピラニア(魔界に生息する凶暴なモンスター)や庭で働いている

使用人の庭師やメイドの一部変身してが角とはねが生えて襲い掛かったり(ドッペルリンガー:変身能力を持つ高位悪魔)や、庭園にいる犬が巨大化して首が3つになって襲い掛かってきたり(ケルベロス)が反撃に出たのであった。



そしてマフィアたちはあっという間に鎮圧されたのであった。

そしてマフィアのボスは衛兵に取り押さえられたのであった。

マフィアのボス「なんなんだあの屋敷は」

衛兵「それは俺も聞きたい」


のちに事の顛末を聞いたルフィアは激怒して

ルフィア「人の肖像画になんてことするのよ!」とアーサーにアイアンクローをするのであった。

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